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凶悪事件に巻き込まれた、重傷を負った等、日本でも110番通報は自分で手に負えない状況にあり、緊急時にする最終手段ですよね。
それはアメリカの911通報も同じこと。特に犯罪件数が多いアメリカ、毎日かかってくる通報の数も計り知れない程。
そんな中、とんでもない事で通報してくる人達が、今日も交換手の頭を悩ませています。お願いだから、こんなことで通報しないで!!!
1. デリバリーで注文したご飯がマズイ!
オハイオ州に住むある女性からの通報。「デリバリーで注文した中華料理なんだけど、まずくて食べられないし、メニューの写真とも見た目が違うの!返金して!って電話したんだけど、それに応じてくれないのよ!」という内容。
「それで911番通報ですか?」と応えた交換手。すると女性は「何よ!中華料理店に文句言いに行って、逆に殴られたらどうすんのよっ!」と逆切れ。
交換手は丁寧に「地元警察に連絡して、協力を要請してみて下さい」と言って電話を切りました。
2. デート相手が欲しい!
デートしてくれる相手が欲しいと週に4回も911番通報した女性。飽きれた警察官が様子を伺いに女性の家を訪れると、いきなり尿を降りかけてきたとのこと。意味不明にも程があります。結局この女性、この後すぐに逮捕されました。
3. マリファナの作り方を教えて
ある日、21歳のロバート・ミッシェルソンはマリファナを家で育てようと試みます。ところがどうやって育てたらよいのか、また一つのポットでどれくらいの儲けになるのか知りたいロバート。そして思い付いたのが何と911番通報!
「どれくらいの儲けになるの?」という質問に交換手は「そのポットがどれだけの大きさかにもよるわよ」と冷静に返答。もちろん、その後に電話番号を追跡して住所を割り出し、警察官の御用となってしまったロバートでした。
4. バイアグラが効きすぎて・・・
ある男が通報してきたのは、4日前に飲んだバイアグラの効果が未だに収まらず、具合悪くなってきた。とのこと。病院へ行きましょう。
5. オーダーしたものが違う
マクドナルドで注文した物が、頼んだ通りに来なかった!と怒りの通報。それくらい大人なんですから自分で解決して下さい。
6. タバコが欲しい
酔ってタバコが欲しくなった女性。けど買いに行くのも面倒くさい。ということで電話しちゃいました。「あの~、タバコが欲しいんだけど」もちろん交換手に相手にされなかったのは無理もありません。
7. 愛する子猫とストリップクラブへ
自分の愛するペットの子猫と一緒に、ストリップクラブへ出かけた男。勿論入り口で拒否されてしまいます。ところが納得いかなかった男、クラブの入り口に座り込み営業妨害をし始めます。
そして座り込んだまま「子猫とストリップクラブに入りたかっただけなのに!」と911番通報。結果、駆け付けた警察官に営業妨害の罪で逮捕されてしまいました。
8. 誰かが私の家でシャワー浴びてる!
ある女性から「知らない男が自分の家でシャワーを浴びている」との通報があります。
そして同じタイミングで何とその男からも通報が!シャワーを浴びながら、「今知らない家に侵入してシャワー浴びてたんだけど、家のオーナーが帰ってきたみたいで・・・どうしよう」と交換手に伝えます。何とも変わった不法侵入者でした。
9. タコベルでタコスを買えなかった!
アメリカで人気のファストフード店「タコベル」にて、タコスを売ってくれなかった!と911番通報で訴える男。よく聞くと酔っぱらっており、タコベル側がサービス拒否した模様。勿論そんなことで警察官は駆け付けてくれません。
10. お家に帰りたいの
夜中に女性からの通報。その一言が「お家に帰りたいの。送って。」とのこと。飲みすぎたこの女性、一人で帰れず911番通報。タクシーじゃないんですよ!
11. 旦那がご飯を食べない!
女性が怒って通報してきた内容は「旦那がせっかく作った夕飯を食べてくれないのよ!!」とかなりのご立腹。ですが、それは夫婦間の問題です。
12. ボーイフレンドが結婚してくれない!
結婚を約束してくれたボーイフレンドが、全く結婚してくれそうにない!としつこく911番通報を続ける女性。警察は結婚相談所じゃありません。
13. ベビーシッターをお願い
孫のベビーシッターをしていた67歳の女性、子守りに疲れビールを飲みたくなったと911番通報します。警察による事情聴取に「もう子守りがイヤでイヤでたまらないのよ。」とのこと。だからといって、911はベビーシッターホットラインじゃないんですから。
14. オーダーしたサンドイッチと違う!
サブウェイにてサンドイッチを二つオーダーした男。ところがその内の一つが注文したものと違うと大怒りで通報してきます。そしてその間にそのサブウェイのマネージャーからも通報が。どうやらこの男の怒り方が尋常じゃなかったらしく、危険を感じたマネージャーが、男を追い出した後ドアを閉めてしまったそう。勿論この後警察官により、厳しく注意されたのは言うまでもありません。
15. 恋しちゃったの!
ある女性から「昨日家の前に来ていた警察官の名前を知りたい」と通報があります。交換手が緊急なのかと聞くと、緊急ではないんだけど、どうしても彼にもう一度会いたい。とのこと。
詳しく聞いてみると、女性はどうやら昨日家の前にいた警察官に惚れてしまったというのです。自分でもそんなことで通報してはいけないと分かっていたのだけれど、居ても立っても居られなかったとのこと。
16. メキシコまで連れてって
「メキシコに連れて行ってほしいんだ!」そう言って10回以上も911番通報をした男。あまりにもしつこい通報に、とうとう逮捕となってしまいました。そこまでしてメキシコに行きたかった理由はなんだったの?
17. ハイになっちゃった
21歳のある男から「ハイになっちゃった。」という一本の通報が。交換手が「何をとったのか?」と聞くと「マリファナ」とのこと。どうも吸いすぎて手の感覚がマヒしているとのこと。結局駆け付けた警察官に逮捕されました。
18. チキンナゲットがない!
頼んだチキンナゲットが渡された袋の中に入っていなかったと、しつこく911番通報してきた女性。聞くところによると、お金を払ったのにもかかわらず、チキンナゲットが入っていなかったとのこと。
返金を求めると、他の商品と交換ですと言われブチ切れてしまったとか・・・。
19. チーズバーガー下さい
迷惑通報ストーリー、最後の一人は彼。
交換手「緊急ですか!?」男「はい・・・チーズバーガーを一つ下さい。」交換手「良い一日を!」ガチャン間一髪入れずに、そうかわした交換手に拍手でした。
日本でも迷惑な110番通報の話はよく聞きますが、ほとんどがちょっとした怪我や体調が優れないなど。それでも体調に関わることですよね。
アメリカは緊急事態とはあまりにもかけ離れた理由の通報ばかりで、驚きというか唖然というか、人として疑ってしまう程のレベルです。
本当に緊急事態で通報している人達が後回しになってします恐れもあるというのを、しっかりと認識して理解してもらいたいものですよね。それにしても、この911の交換手をしている人達には頭が上がりません。
日本も最近はいろいろあるらしいけど、アメリカはレベルが違うなぁ。あまりこういう変な通報が増えると、本当にヤバい人にまで影響が出ないか心配だ。