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イギリス、マンチェスターに住むシェインさんは5歳の時から養子として育ちました。もう一度、実の母親に会いたかった彼は、Facebookを使って母ローズさんを探し出します。
感動の再会を果たし、親子の親睦を深めるうちに、彼は自分が母親を異性として好きになっていることに気づき、気持ちを打ち明けます。
(幼い頃のシェインさんと、産みの母ローズさん)
19歳のシェインさんはFacebookを使って、14年前に生き別れた産みの母、ローズさんを探し出すことに成功します。
最初は、育ての両親から聞いた母の名前で検索するも、彼女はプライバシー設定をしていたために直接連絡を取ることができませんでした。
しかし、ローズさんは新しい夫と4人の子供たちに恵まれており、その一人の息子と連絡を取ることに成功します。シェインさんが送った彼自身の写真が、実の父親と顔がそっくりだったために、ローズさんが生き別れた息子だと気づきます。
(養子に出された直後、6歳のシェインさん)
ネット上で連絡を取り合った後、シェインさんがローズさんのもとを訪ねる形でついに再会を果たします。数週間の間、今まで失われていた思い出を埋めるかのように様々なことを語り合ったそうです。
15歳でシェインさんを産んだローズさんは、養子に出すことを余儀なくされました。それ以来彼女もずっとシェインさんの事が気になっていたそうです。
しかし、シェインさんはローズさんと過ごすうちに、母親を恋愛対象として好きになってしまいます。突然の告白を受けた彼女は当然ながら激しく動揺します。
(14年振りの再会を果たした二人)
「十数年間ずっと会いたいと思っていた息子を突き放したくなかった」と悩んだ末に、ローズさんは「私たちの間に愛はあるけど、それは親子のものだわ。長い間離れすぎて混乱してしまっているのよ」と説明しました。
シェインさんは「恋愛感情が間違っていることは分かっていたよ。ローズさんが僕の問題を理解してくれて本当に嬉しかった」と話します。
シェインさんは『困惑した感情』を少しずつ整理していき、その後は「母親として愛している」と普通の親子の関係を築いているそうです。
大人になってから初めて出会った家族に対して、こういった感情を抱くケースは過去にもあり、実際に性的関係を持った親子までいるそうです。遺伝子的、心理的な現象だそうですが、海外でもこのニュースは大きな反響を呼びました。
ではいくつかの海外の声をご紹介したいと思います。
養子として育つということは、様々な気持ちの葛藤があったのではないでしょうか。再会を果たしても、また自分の気持ちに困惑するというのは複雑な心境だったと思います。
普通ならあり得ないようなニュースですが、二人の境遇は普通の親子とは違います。お互いの気持ちを理解した上で、最もいい関係を築くことができそうで良かったです。やっと再会できた親子の関係が、これからも続いてほしいと願います。
(参考)http://www.dailymail.co.uk/news/article-3637408/I-tracked-birth-
mother-fell-love-Son-19-used-Facebook-woman-gave-adoption-aged-5-
reveals-bonded-love-karaoke.html
本当の親に会いたくなる気持ちはわからないでもないけど、好きになる気持ちは絶対わからないな。