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世界一の肥満大国!貧しいのにデブが増えるメキシコの理由

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メキシコは世界一、肥満の多い国です。数年前まで世界一の座はアメリカでしたが、この度メキシコが堂々の1位に!国民の半数以上が標準よりも重いのです。

国民の半数以上が貧困に苦しむといわれる中、肥満の問題も抱えているなんて不思議な気もします。今回はメキシコ人が肥満体型な5つの理由について、ご紹介します。

01
↑太目の体型の人ばかり!

メキシコ人の肥満の現状

心臓疾患の増加や人口の15パーセントが糖尿病など、深刻な問題を抱えています。それで、メキシコ政府も、ダイエットを国民に周知させようと必死です。

例えば地下鉄の駅の前にスクワットができるスペースを設置、電車に乗る前にスクワットをすれば電車にタダで乗れる、などの特典も付けたりしています。

02
(駅に設置されたスクワットマシーン)

《メキシコ人が肥満体型である5つの理由》

  • なんといっても食生活!
  • ジャンクフードと言われるファーストフードなどの、脂分、塩分、糖分の多い食文化(メキシカンタコスなど、脂分でギトギトの料理とコカコーラなどの炭酸飲料を飲む習慣)

    03

  • 運動量が少ない
  • スポーツをする文化があまりありません。通勤のために5分も歩けば十分だと思っています。(時間がない、疲れている、興味がないなどの理由)

  • 長時間の労働時間
  • 意外とメキシコ人は働き者。週42時間(月~金毎日8時間以上勤務)は労働します。意外にストレスが多く、疲れるので、身体に気を使う暇がないようです。

  • 健康に気を使わない
  • 健康食品、医者などに頼る気がないメキシコ人は結構多いです。健康診断をする会社や学校も、ほとんどありません。

  • 生まれながらに太りやすい遺伝子
  • 日本人が驚く程の極貧生活をしていても、太っている人が多いので、本当に驚きます。

メキシコ全土に太っている人はあふれているよね。これには貧富の差はない気がする。貧しい田舎町に行っても、4~5歳くらいの子供で太り過ぎの子供を見かける。

こんな身体では、もうスポーツしたり、ウォーキングする気分にはならないよね。メキシコ人でスポーツするっていう人だって、スポーツジムの鏡に映ってる自分の姿を見たいナルシストな人たち。

メキシコ人の祖先、アステカ人やマヤ人は肥満体型じゃなかったよ。走るのも速くて、狩猟に野山を毎日駆け回ってたそうです。だから遺伝子のせいにはできないと思う。肥満は現代病。食べ過ぎだよね。そして食べすぎの原因は、何らかの病気か、ストレスによるんじゃないのかな。僕はスポーツ大好きだけどね!
子供にも太った子はいるけれど、太っている人のほとんどは、成人している大人。太った子供の親に、「あなたの子供は太りすぎだよ!」と一言注意してあげたくなるけどね。
健康に悪いよ、深刻な病気になるよ、ということに気づいてないんだと思う。本当に危険なことだよね。
残念なことだけれど、これがメキシコの現状。だけどマスメディア、特にテレビの責任は大きいと思う。身体に悪そうな食事を美味しそうに伝えるCMばかりバンバン流れるからね。こんな太った人たちのために、社会保険制度は崩壊寸前。通常の病気の手当にまで手がまわらない、っていう現実。
おいしそうに見えるBIMBOパン、(ビンボーパンというメキシコの製菓会社の名前。日本人は笑ってしまう名称です)のせいだよね。
↑ビンボーパンは、PANRICO(パンリコ)っていう、スペインの大手製菓会社を買収したんだって。つまり、もっとインスタント食文化が広まるっていうこと。
メキシコがこんなことになっちゃったのは、アメリカの隣にメキシコが位置するからだよ。アメリカのファーストフードの影響力は強力だからね。古き良きメキシコの、家庭の味、健康な食生活は、アメリカ文化に犯されたんだよ。
朝、ほんの10分早く起きる努力をすれば、健康的でバランスの良い朝食が摂れるのにね。
メキシコは、炭酸飲料の消費が世界一でしょう。ジュースもだけど、なんていったってコカコーラ。
テレビコマーシャル、小学校、教会、家族…誰もダイエットに協力してくれないし、肥満に注意もしてくれないんだよね。だから肥満になったことに気づきもしないし、ダイエットしようとも思わないんだよ。
真剣に、本気でダイエットに取り組まないといけない時期が来たと思う。楽だから、美味しいからと、ファーストフードばかりに頼ってたら、終わりだよ。
野菜を食べればいい、っていう問題でもないんだよね。健康を手に入れたければ、食事の時はよく噛んで食べて、睡眠も8時間以上とらないと。何より、適度な運動は欠かせない。
メキシコの人口の割には、メキシコのオリンピックのメダル獲得数が少なすぎると思う。つまり、もっとスポーツに目を向けて、国の政策として動いてもらいたいよね。
何かを大きく変えたいなら、子どもの教育から始めるのが近道だよね。子供たちにもっとスポーツをさせないと。将来を担うのは子供たちだよ。子供たちを変えることが出来れば、文化を変えることが出来る。
昔の人たちが食べていたものを食べるのが、その国の人に一番合った食生活なんだよ。
頼むから、トルティージャにライスと豆を煮たのをはさむなよ。デンプンonデンプン、太らないわけないって。
メキシコの肥満問題は、スペイン人の侵略に端を発してるのは間違いないと思う。スペイン人の侵略以前は、メキシコ人はもっと歩いていたんだよ。

だけどスペイン人が侵略して、馬を連れてきた。しかも馬に乗ってる姿はすごくかっこよく見えたんだよね。それがそのまま、車社会へと時代が移っていったんだ。やっぱりカッコイイからね、車に乗ってると。

↑つまり、スペイン人の侵略さえなければ、我らメキシコ人はもっとスリムで、背が高くて、強かったってわけ。
確かに、日本人とかは、通勤、通学に自転車を使うよね。日本人はみんな自転車に乗るっていうドキュメンタリー番組を見たことがあるんだ。

だけどメキシコ人は、自転車に乗っていると、貧しい人、って思われるから、自転車に乗りたがらないよね。車じゃないとカッコ悪いとか思っちゃうんだ。けっこうこの自意識過剰な文化のせいで、肥満がまんえんしているのかも。

↑確かに、日本人は自転車によく乗るんだよね。道が整備されていて、歩道もきちんとあって、車も自転車に注意しながら運転するんだよね。だけどメキシコだと、自転車に乗ってると、車にひかれて死んじゃう恐れの方が高いからね。肥満で死んだほうがいいかも。

世界一の肥満大国と言われて、メキシコ人の危機感も少しは高まってきているようです。世界一の肥満大国でも、その肥満の理由は、食生活、運動、ストレスを貯めること、といたって単純なこと。

しかし、スペイン人の侵略によって全てが変わったという意見も多くありました。歴史が変わると、人の生き方が変わるのは、ここで証明されたのかもしれません。

(参考)http://internacional.elpais.com/internacional/2015/07/31/actualidad/
1438295503_202919.html
http://elpais.com/elpais/2015/07/22/videos/1437574465_721303.html
http://www.grupobimbo.com/assets/images/sala_prensa/media/wallpepers/
Previews/4grupo-bimbo-pan-media-wallpaper1-480×320.jpg

メキシコ人の性格から太りやすい要素は結構あるので、世界一になっても納得できる。週に42時間働いて働き者と言われなんて、他の国の労働時間が知りたくなる。

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コメント一覧
  1. 日本の名無しさん
    2016年3月10日 10:47 PM

    トンガやサモアの方がはるかに肥満王国だよ
    そりゃもう、比べ物にならないくらいね

  2. 日本の名無しさん
    2016年3月10日 11:02 PM

    食事のメニューに炭水化物の割合が少ない
    その分の糖質を補う為に加糖ドリンクを大量に摂取
    長時間労働で運動する時間も気力もなくなる
    ファッションを楽しむ文化が弱い

  3. 日本の名無しさん
    2016年3月10日 11:35 PM

    >国民の半数以上が標準よりも重い

    この場合の標準ってどっから出したんだろう

  4. 日本の名無しさん
    2016年3月10日 11:44 PM

    安価な食物は高カロリー。
    日本でも貧乏な大家族モノに出てくる一家はデブばっかり。

  5. 日本の名無しさん
    2016年3月11日 12:14 AM

    遺伝子の問題な気がする。太る奴は、少ない食事量でも太るよね実際。

  6. 日本の名無しさん
    2016年3月11日 1:28 AM

    メキシコ今年頭に行ってきたけど、アメリカみたいなびっくりするようなデブを見ない代わりに結構ポッチャリ比率は高いかな。
    あと国民食なだけあってタコスはよく食ってるけどあれはトウモロコシの生地だから炭水化物。
    アメリカのジャンクフードとコーラとかの炭酸飲料やめたら野菜多くて結構ヘルシーだよ。
    あと、コーン主食なのにビックリするぐらい不味い…と日本の甘いコーンに慣れきってると日本人は皆がっかりすると思う。
    健康志向はないね。ジョギングしてる人とか運動してる人、まずいないもん。
    メキシコシティの地下鉄以外では人の歩く速度ものんびりだし。店の営業時間遅くまでやってるからよく働くのは本当だと思う。

  7. 日本の名無しさん
    2016年3月11日 1:47 AM

    運動で肥満解消は不可能。食生活を改善するべき。

  8. 日本の名無しさん
    2016年3月11日 3:11 AM

    日本人ジョギング大好きだもんな。

  9. 日本の名無しさん
    2016年3月11日 7:53 AM

    そう言えば昔、短期だけど朝の9時から夜の10~11時迄を週6日やった事があったなぁ…。
    日本なら週42時間くらいなら普通じゃないか?
    それでも運動してる人くらい沢山いると思うし、単に動きたくない言い訳にしか聞こえないな。

  10. 日本の名無しさん
    2017年4月29日 3:07 PM

    運動も大切だけども、遺伝的な肥満なら、まずは代謝を良くする食事が必要だと思う。運動も筋肉をつけながらする運動も必要だと思う。それとブドウ糖を消費する為には、頭を使うような体操が必要。後は、人と気を遣いながら話をするとブドウ糖を消費されて痩せます。太ると言うことは、メキシコ人は他国の人より、インシュリンの出が良いのだと思います。インシュリンが脂肪細胞に変わるので、

  11. 日本の名無しさん
    2019年6月4日 11:19 AM

    痩せを強要する(特に女性が痩せを強要される)日本よりは何千倍も何万倍もマシ
    日本は海外から絶賛されるヘルシー大国〜だぁ?自惚れてんじゃねーよクズ共

  12. 日本の名無しさん
    2019年6月4日 11:22 AM

    勤務時間に関しては世界から見たら確かに長いけど、日本みたいに数分の遅刻でも社会人失格だのとガミガミ言われないし接客や仕事ぶりだってそこまで厳しくないからな?

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