日本の魅力を発掘するだけでなく、他国の環境・法律・文化などを見て、いかに日本が素敵な国かを見直すサイトになります。
沖縄県の与那国島にはナゾの海底遺跡(?)が存在します。この巨大な神殿のような奇岩には世界中の学者やミステリーマニアの熱い視線が注がれています。
与那国島は日本最西端に位置し、沖縄本島まで120km、台湾まで110kmの国境の島です。今は1700~1800名の人たちが生活をしています。
16世紀に琉球王国に編入されるまでの歴史はほとんど知られていません。独自のカイダ文字(象形文字)を持っていて、明治初頭まで使われていたようです。
この島の周囲は世界的にも有名なスキューバダイビングのスポットです。1986年、あるスキューバダイバーが潜水中にこの奇岩を発見しました。
この巨大な一枚岩には人工的に作られたような広間や階段、通路、柱の穴、オブジェがあるんです。この奇岩には遺跡説や自然地形説、両方説など諸説があります。
遺跡説では、およそ1万年前に氷河期が終わって海水面が上昇し、この奇岩は海底に沈んだとされています。この奇岩の表面にはカイダ文字と思われる文字も発見されています。
これが事実であれば、与那国島には1万年前に文字文明が既に存在したことになります。これって四大文明よりも遥かに古い事になるんです。
日本人は約3万年前から日本列島に定住し、1万4000年前から土器などを使う縄文時代に入っています。東南アジアとの接点である与那国島に高い文明があったとの説はとても興味深いです。
また、沖縄地方には幸福の神々が住む異界が存在するという伝承があります。この異界が海底神殿ではないかとも言われています。 なお、海底に沈んだ時期は約2000年前や10~11世紀など諸説があるようです。
自然地形説の立場からは、この奇岩は自然の中で偶然に生まれた形状だとされています。確かに直角に切り立った岩や地層は世界各地にあります。
この独特の形状は「方状節理」、また、岩盤の穴は「ポットホール」といった自然現象で説明できるようです。地質学的に与那国島周辺は断層と地殻変動が多い地域であり、偶然にこのような地形ができることは十分にあり得るとされています。
また、遺跡説と自然地形説の両方を組み合わせた説を主張する学者もいます。地質学者のボストン大学のロバート・ショック準教授は、もともとの自然の奇岩に、古代の与那国島の人々が手を加えたと考えています。
古代ヨーロッパの洞窟遺跡の壁画などは、自然の洞窟を活かして絵画が残されています。この説ならば奇岩に残るカイダ文字やオブジェの理由もうまく説明ができるような気がします。
その他、石切り場説や宇宙人説や伝説のアトランティス大陸説などたくさんの説があります。この奇岩を紹介した動画には世界中から多くのコメントが寄せられています。
この奇岩を遺跡だと主張する人たちからは「与那国島海底遺跡」と呼ばれ、自然地形だと主張する人たちからは「与那国島海底地形」と呼ばれています。
遺跡説を唱える琉球大学名誉教授、木村政昭氏は「史跡発見届け」を沖縄県に出していますが、現在のところ、沖縄県は公式に遺跡と認定していません。
過去10年間で7回の調査が行われていますが、まだナゾのままです。これからも世界中の学者やマニアの熱い論争が続きそうです。
(参考)http://www.ancient-origins.net/ancient-places-oceania/mysterious-
10000-year-old-underwater-ruins-japan-00817
http://www.dailymail.co.uk/news/article-3062833/First-look-inside-wreck-
WW2-Japanese-mega-submarine-big-hangar-room-three-BOMBERS.html
日本にもこんな遺跡があったなんて知らなかった。綺麗に石が並べられていて、高い文明を持っていたのがわかる。海外コメントを見るといろいろ推論が飛んでて面白い。
異界に行ってみたいわぁ。
以前ある雑誌で人工物に見える自然の造形物の特集があったけど
与那国島のよりも人工的に見えるものがいくつもあった
それ以来懐疑的になっている
これは自然にできたものでしょ
以前TVでみた映像でそう思った
地上も同じように人工的に見えるのに
海底だけが遺跡なのはおかしいよね
ニートだけど異世界にいきたい
異界に行きた い か い ?
いぎだい