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『E.T.』のスティーブン・スピルバーグや、『スター・ウォーズ』のジョージ・ルーカス、日本では宮崎駿など、世界中の映画人が黒澤明監督の作品に多大な影響を受けている事を、知っていましたか。
黒澤監督が亡くなってから17年が経ちますが、海外での人気と映画界への影響力の大きさはいまだ衰えていません。
筆者は、世界各国を貧乏旅行した際、安宿で知り合う外国人に「映画が好きだ」と軽く話すと、「オー!クロサワ!ミフネ!」と絶叫される事が度々、ありました。
それは一度や二度の出来事ではありません。絶叫したのは、ブラジル人からヨーロッパ各国、オーストラリア人、ロシア人など本当に様々です。
彼らにとって、アニメが日本を代表する文化なのはもちろんですが、黒澤監督が亡き今も、『日本映画=黒澤』なのです。
そして日本に行ったことがない彼らにとって、黒澤映画に度々、登場する故・三船敏郎のサムライ姿が日本の『漢(おとこ)』のイメージなのです。
ですが、筆者は当時、映画が好きだと言いながらも、恥ずかしながら黒澤映画を殆ど見たことがありませんでした(若かったので、すいません…)。
なので、絶叫する外国人たちを前に、知ったかぶりしましたよ、ええ。「アイライク、クロサワ、トゥー」なんつって、うそぶきながら。汗。
で、しばらくして話題が宮崎駿の作品に移ると、自分もやっと会話に入れたりなんかして……。あぁ、お恥ずかし。
海外の映画学校では今も、黒澤映画を教科書に使っている所が多いですし、世界で活躍する映画人の殆どが、大なり小なり黒澤映画の影響を受けているのです。
ちなみに、黒澤好きを公言する著名な映画監督は世界中にいますが、あまりに人数が多すぎて、今回はここに書き切れません!
一例を少し書くと、『ゴッドファーザー』のフランシス・フォード・コッポラ監督や、84歳で現役のクリント・イーストウッド監督、北野武監督などなどです。
その後、日本に帰国した筆者は、古い作品を上映する映画館で黒澤特集があると、足繁く通うようになり、すっかり黒澤ファンになってしまいました。三船敏郎の「漢(おとこ)」っぷりに足腰フニャフニャです。
でも、今から5〜60年前の白黒映画が黒澤作品には多いので、見たことのある若い人の方が少ないかもしれませんね。
そんな人達の為に、黒澤映画の魅力を一言で言うなら、『練りに練られた本当に面白いストーリーと、役者の真に迫る演技、絵画のような美しさ』でしょうか。
そして、全ての作品に共通するのが、『人が人を信じることの大切さ』を何となく感じられるということだと思います。
黒澤監督は、普段はとても優しい人だったそうですが、仕事になると非常に厳しかったそうです。脚本家数人と温泉宿に数週間こもり、本当に面白い物語のあらすじを毎回、練りに練ったそうです。
そして、撮影が始まると、徹底した完璧主義で知られ、代表作『七人の侍』では、大雨のシーンで迫力を出す為に、雨に墨汁を混ぜたと言われています。(それを浴びる役者さん達はたまったもんじゃありませんが……)
つまり、そこまでして映画にかけた情熱が、数十年を経て、日本国内のみならず世界中のファンを魅了し続けているのです。
大人の本気は、国や文化を越え、伝わるし、時代を経て受け継がれて行くのでしょう。
では、ここで世界中の人々が黒澤映画にどんなコメントをネット上で寄せているか見ていきましょう。
このように、世界中のファンから愛され、そして世界の映画界に多大な影響を及ぼしてきた黒澤明監督。海外のファンは、彼の映画を吹き替えや字幕で見ています。一部の国では、吹き替えの質が悪過ぎるという不満もある様子。
でも、母国語が日本語の我々は、字幕や吹き替えなしで観られて、大きなメリットです。外国人ファンにとっては羨ましい限りでしょう。
また、彼の映画は、日本の伝統文化である能や狂言からの影響も随所に見られます。文化の奥深い国、日本。我々、日本人自身がその素晴らしさにまずは気付いていきたいですね。ありがとう、黒澤監督!
黒澤明監督の作品を見たことないから彼の良さを知らないが、これだけ多く人が絶賛しているなら、疑う余地はないだろう。どうしても映画には派手なアクションや見たこともない映像を求めてしまうので、邦画より洋画を選んでしまう。邦画も見ないと。
生きるつまんなかったけどな、あとは七人の侍しか見たことないけど。まぁ何にせよ黒澤監督が日本一だな。
映画研究会入ってたから黒澤映画全部見た。
黒澤作品の三船敏郎は男が見てもかっこいい。ジャニーズなんかよりかっこいい。
今の俳優で三船レベルなのは浅野忠信、永瀬正敏だけ。
是非一度黒澤映画見てみてくれ。
古今東西問わず、これだけ世界から手放しで賞賛されてる映画人はいない
西側映画を退廃的だと批判していた旧ソ連も、クロサワだけは認めていて、招いて映画を作ったり
第三世界の映画人からもべた褒めという
黒澤はえらい。テレビ放映でも映画画角(ノートリ)にこだわった。
ハリウッドはテレビごときは誰も気にして来なかった。
ハイビジョンの横長テレビを作ったのは黒澤明と言っても過言ではない。
「天国と地獄」の撮影で家一軒解体した話は有名だよね、ポイントカラーの使い方も含めて大好きだあの作品
悪い奴ぼど…はわかるが、どですかでんやまあだだよが挙がるか マニアだなぁ
俺個人的には「生きる」の志村喬が衝撃的でね 七人の侍でもかっこ良かったけど
クライテリオンから出てる作品のBlu-rayは全部持ってるわ
映像の綺麗さはさることながら特典が充実してるしアートワークも凝ってて所有する喜びがある
「雨あがる」とか黒澤組がその後作ったやつはダメなの?
乱だっけ、晩年のやつ。
全く印象に残らなかったしつまんなかった。
昔のを見てみようかな。
日本人の男性は世界的には基本醜いイメージなのですが(アジアでは一昔前はジャニーズや日本のドラマが人気でしたが今は韓流に取って代わられています)、アメリカ男性に「俺にとって男の中の男はクリントイーストウッドと三船敏郎なんだ」と言われたことがあります。日本は先進国にはなりましたが日本人男性のイメージは残念なことにまだまだ低いのが現状です、渡辺謙や真田広之がハリウッドで頑張っているのも自分自身の為と日本人のイメージを上げる為だと思います。
七人の侍 蜘蛛の巣城 羅生門 野良犬 乱
どですかでん 隠し砦の三悪人 酔いどれ天使
素晴らしき日曜日 八月のし