卒業は旅立ちの日。卒業式では、別れを悲しむ人もいれば、新たな生活に胸をはずませる人もいて、それぞれの思いが交錯します。海外の卒業式ではどうなのでしょうか?
ここでは、「日本の卒業式って素晴らしい」と紹介する海外の記事と、海外の卒業式の例をご紹介します。
外国人の興味を引く日本の日本の卒業式
- 日本の卒業式は3月にある…これは世界的にも珍しい時期です。
- 日本の卒業式の厳粛さ…まるで軍隊のように訓練されていて、同時に起立、着席、礼をする。礼の深さ、タイミングまで完璧。
- 花道…在校生や教師が両側に立って、花道を作って卒業生を送り出す習慣が珍しいそうです。
- 学生服、学ラン姿がカッコイイ…学ランは外国にはありませんし、女生徒の制服も可愛いと人気です。
- 第2ボタンを特別な女の子にあげる…ボタン一つ一つに校章が入っていて、カッコイイと人気です。特に、第2ボタンを特別な女の子に渡す習慣に外国人は感動するそうです。これは戦時中、もう戻らないであろう男性が、軍服の第2ボタンを妻や恋人に贈ったという習慣に起因しているという話もあります。
海外の卒業式の様子
- 卒業ガウンや角帽を着用するところが多い…映画などでよく見る、卒業ガウンと角帽。大学などの高等教育を修了する際の式典で使われていたものでしたが、近年では高校や、幼稚園の卒園式でも使われるようになっています。
- 寄せ書き…シャツや制服に寄せ書きをする習慣があるところもあります。
- ダンスパーティー…高校の卒業式では、夜に正式なダンスパーティーが催される国も多くあります。そういった国の卒業生にとっては人生の一大イベントで、卒業式自体よりももっと大事です。
- 親が卒業リングを贈る…卒業式で、教師から卒業証書を授与される際、教師の横に立つ両親から、卒業記念の指輪を渡される習慣があるところもあります。
- 学ランのボタンを好きな人に贈る習慣っていいね。
- 第2ボタンを大切な人にだけ贈るなんて、なんて心温まる習慣なんだろう。
- 私も第2ボタンを好きな人に贈る習慣にドキドキしました。それに比べて私は…中学校の卒業式のあと、なんと制服を燃やしました!燃えていく制服を見てすっごくスッキリしたのを覚えています!
- ボタンを好きな子にあげるっていいね。漫画で読んだことがあったけれど、本当なんだね。心に響きました。
- 僕の大学の卒業式は最悪だった。思い出したくもないからここには書かないけれど。日本の卒業式っていいね!こんなに素晴らしい卒業の仕方があるなら、みんな卒業式の温かい思い出を持っているんだろうな。うらやましい。
- 在校生が花道を作って送り出すなんて、すごくすてきだね。でも、絶対泣きそう。こんなに心温まる日本の卒業式の記事を読んで、気持ちが晴れ晴れしたよ。卒業に向かって努力する日本人の姿が目に浮かぶようだよ。
- 花道を歩くのってすごく感動しそう。心に一番近い第2ボタンを、大切な女の子にあげるなんて、趣があっていいね。日本の卒業式を、ぜひこの目で見てみたい。
- メキシコは日本ほど洗練されていないから恥ずかしいよ。僕の高校の卒業式は、先生の車のタイヤをパンクさせたり、ワイパーを折ったりしたっけ。今になって、日本みたいな、厳粛で感謝に満ちた、すがすがしい卒業式がうらやましいです。どうしてあんなことをしたんだろうと反省します。
- 日本の卒業式って、西洋文化とは本当に違うんだってよくわかりました。すごく素敵だね。卒業式まで練習を繰り返して、さすが組織がきちっとしてるね!それに比べて我々の卒業式は、全然厳粛じゃなくて、成り行き任せだったよ。
- 日本の小学校の卒業式の様子をテレビで観たことがあります。ものすごく厳粛で、教師と生徒の強い絆も感じられました。スペインにはそういうのが一切ないからびっくりしました。恩師との絆は、一生忘れない宝になるね。
- メキシコが日本に追いつけない理由が本当によくわかりました。メキシコの学生が、日本の学生の100分の1でもいいから、礼儀正しくて、厳粛な雰囲気を保つことを学んでいれば、この国は全然違ったと思う。こういう国に生まれてしまった僕はどうすればいいんだろう。
- 日本の学生の厳しさがわかりました。卒業証書を受け取るためにどれくらい頭を下げておかないといけないのかな。
- ↑卒業証書を受け取るために、4秒間静止して頭を下げていなければいけないんでしょう。受領後、正面を向いてまた頭を下げる。そういう話を聞いたことがあるよ。
- 全員で一斉に起立したり、着席したり、深く礼したり、まるで軍隊だね。卒業式という1つの式典でも、日本人らしさが現れていて、日本人が完成されたものを「美」と感じるんだ、という気持ちが伝わって来るよ。
- 日本人は本当に行儀がいいね。教師に花を贈ったりするんでしょう。メキシコなら、教師にわざわざ挨拶する人はいないよね。もしいたら、最後に一発殴りたいからとか、そういう理由だよね。
- ↑ベネズエラも同じような状況。ひどいもんだ。
- とても厳粛な卒業式だね。一度こういう式を体験してみたいよ。メキシコの卒業式は、だいたい最後にはダンスパーティーで酔いつぶれる、っていうのが卒業式の日の思い出っていう感じ。
- 第2ボタンを受け取るってすごくステキ。日本のアニメで観たことがあったけれど、本当なんだね。私の国では、制服にメッセージを書き合うのが仲間とのお別れのしるしかな。
- 日本の卒業式って厳粛で静かな雰囲気なんだね。メキシコの卒業式は、最後にみんなで「ワー」っと叫びながら角帽を投げる、とにかく騒々しいね。僕の卒業式の場合、角帽だけでなくて、とにかくそのあたりにあるものを全部投げたなあ。ノート、ペン、カバン…とにかくなんでも投げた!それも満足だったけど。
「日本みたいに厳粛で、思いやりのこもった素晴らしい卒業の日を迎えるために頑張りたい」というコメントが多くありました。卒業の節目に、親だけではなく、教師にも感謝をすることを日本らしいと感じたようです。
学生時代は、卒業に向けて努力するというよりは、志望校合格や希望する就職先に就くことが目標になりがちですが、卒業そのものに価値があることを外国人のコメントから思い出させてもらえた気がしました。
(参考)http://japonismo.com/blog/tradiciones-entre-estudiantes-japoneses-
el-segundo-boton
http://lalenguadehacha.blogspot.com/2014/11/borla-y-birrete-en-actos-de-
graduacion.html
http://www.infoidiomas.com/blog/2675/el-prom-la-mejor-fiesta-de-tu-
vida/#.VbmZbLN_Oko
隣の芝が青く見えるだけで、日本人からするとアメリカの映画でよくみるあの四角い帽子とガウンのほうがかっこいいと思うけど。学生服なんて毎日着るもので卒業式らしきものでもないし。でも校章が入ったボタンはたしかにかっこいいかも!
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卒業式、入学式。それぞれが桜の下で行われる事が肝なんだが・・・
最近、どっかの大学が西洋に合わせるとか言い出しましたなあ
卒業式って最近は生徒のためのものなんて言われてるけど、正しくは卒業証書授与式だから学校側の行事なんだよね。
流行りの歌とか歌わせてないで、ちゃんと仰げば尊しや蛍の光を歌わせればいいのに。
いくら落ちぶれても、
学校に押し入って生徒に危害を加える事など無い。
日本人ならば。
※1
卒業式は桜は時期的には少し早くないか?
仰げば尊しもホタルの光もいい歌だよねー
日本人は逆にわーー!!!って騒ぐ卒業式に憧れるよな
桜なんて地域によっては咲いてなかったり、すでに散っていたりするからなぁ
2〜30年前はヤンキーが大暴れしたりしてメチャメチャになってしまう卒業式もけっこうあったりしたけどね。
記憶違いじゃなければ西洋に遅れをとっていると感じた明治政府が遅れを取り戻すために西洋の9月の学期スタートより早い4月に設定したんじゃなかったっけ?
西洋式の卒業式にも憧れたけど、大学とかの袴の卒業式も日本の卒業式の良さだと思う。
国歌斉唱を拒み、式を台無しにする教師もいるけどねー
北海道は卒業式なんて雪解けの頃だから桜の情緒なんかないわ…
下手すりゃ入学式で雪降ったり…
内地はいいな~羨ましいべさ
また団塊世代の話じゃねーかよ
ゆとり以降ドンドン逆の方向に向かってるよ
メキシコのDQNさにワロ