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アンデス山脈で500年前に神への生け贄にされた少女が発見されました。天然の気候により冷凍保存されていた彼女の体は、まるで生きているようにリアルな状態を保っていたのです。
この少女を含む3体の子どものミイラの発見は1999年の出来事です。このニュースを既に聞いたことがある方もいるかも知れません。考古学や民俗学、医学などの専門家がいろいろな視点で詳しく調査を行ないました。
そして、この子どもたちに関する研究報告がまとめられたのです。最年長の15歳の少女は「ラ・ドンチェラ」(スペイン語で“乙女”の意味)と名付けられました。他の子どもは7歳の男児と6歳の女児です。
この子どもたちの発見場所はアンデス山脈のユーヤイヤコ山(標高6,739m)です。アンデス山脈は6,000mを超える山が20もある世界最大の山脈です。
高度でありながら乾燥している特殊な気候により、子どもたちはほぼ完全な形で冷凍ミイラとして保存されていたのです。
落雷の影響で装飾品に焦げが一部あるだけで、ただ眠っているような状態です。血液や内蔵もそのままの状態で残っているそうです。
ざっと歴史を振り返ってみましょう。DNAなどの研究からアフリカで誕生した人類はユーラシア大陸へ、そして北米大陸から南米大陸へ移動して行ったのです。
南米大陸では紀元前1000年頃には既に文明が始まっていて、地上絵で有名なナスカや、モチェなどのアンデス文明、更にインカ文明に発展します。彼らの文明は文字を持っていませんでしたが、高度な天文や医療、土木の技術を持っていました。
このインカ帝国は1533年に僅かなスペイン人によって滅ぼされます。なお、このラ・ドンチェラらの生け贄の様子は、当時インカ帝国に居たスペイン人宣教師によって記述されています。
研究ではラ・ドンチェラの詳しい生前の様子が明らかになっています。ジャガイモを主食とする農民層出身でしたが、生け贄になる1年前から当時の高級食材であるトウモロコシや肉などの食生活に変わっています。
これは彼女が巫女のような特別な役割を与えられた事を示しています。他の2人の子どもには見られない特徴です。
更にラ・ドンチェラは亡くなる3~4ヶ月前にコカの葉やチチャ酒を与えられています。コカの葉は覚せい剤のコカインの原料にもなるのです。
そして山の生け贄の場所に来ると、最後のコカの葉とチチャ酒が与えられ、神官らに撲殺または絞殺されたのです。実際にラ・ドンチェラの口内には噛みかけたコカの葉が残ったままだったのです。
生前のラ・ドンチェラの様子は世界中のメディアで配信され、多くの人々がコメントを寄せています。
かつては日本を含む世界中で生け贄は行われていました。今の私たちの感覚で言えば、恐ろしく残酷な事ですが、インカ帝国では生け贄に選ばれることは、国の運命に関わる名誉な事と考えられていたようです。
この選ばれた子ども達は高級な食事と衣服を与えられ、大切にされてきたのです。
ラ・ドンチェラらはアルゼンチンの考古学博物館に展示されています。エジプトのミイラは王族が自ら望んで死後にミイラになったものですが、ラ・ドンチェラらは大人達の都合により、犠牲になった無垢の子ども達です。
リアルな姿が見世物になっているのは可哀想に思えます。研究価値が高いことは判りますが、いつかは土に返してあげて欲しい気がします。
(参考)https://en.wikipedia.org/wiki/Child_sacrifice_in_pre-Columbian_
cultures#Inca_culture
この子が500年前の子だなんて信じられない。生け贄だけにいい食べ物を食べさせてもらったのか、なんだかふくよかな感じがする。
エジプトのミイラは内蔵くりぬくし脳みそもかき出すから、まず作りも、籠められてる意味も違うでしょうが。
この少女が目覚めた時世界の終わりへのカウントダウンが始まる
美人や
死ぬ(頃される)ために生かされていた事を考えるとねぇ……。
昔の人の死の概念は、今ほど絶望的ではないからね。
科学が死後の世界に到達するまでの間、しばらく死というものは絶望的であるという概念が続く。
え?これ少年じゃなかったのか…残念
手塚治虫の短編を思い出す
なぜかこの少女を見たら懐かしい気持ちになった、、、
考古学者は、なんか墓荒らしに思えてならない。むしろ誰にも気付かれなく眠って居た方が幸せだと思う。この子達の時代が自分達の時代に何の意味があるのか?研究が終わり次第元の場所に戻してあげらと思うね。博物館で見世物。この子達悲しんでるのではないかと思う。確かに15歳の子は綺麗な顔してる。次女の友達に似てる。
500nennmaettekyoumibukoi
500年前の人!!!!!
美人だ〜!
三つ編みきれ〜!