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疲れて乗った地下鉄の車内が混み合っていて座れない時は、がっかりします。そのため、仕方なく床に置いたかばんの上に座る学生など、時々日本でも見かけます。
人が多くなければそう迷惑ではありません。決してかっこよくはありませんが、許せる範囲内かもしれません。
中国にもやはり同じように、地下鉄の中でより快適に過ごしたいと思う人たちがいます。そして人目を気にせず、自分の持ち込んだ自分の席に座ります。
この男性を見れば、日本の電車の中でたむろしたりしゃがみこむ男子学生など、かわいいもんだ、と思えてはきませんか?
地下鉄の車内は人が多いかもしれないからできる限り小さい椅子を、などという中途半端な遠慮は、逆に男気がないと思えるくらい堂々とビーズクッションに座る男性は、特に威張りたいわけでもありません。ただ自然体でいるだけです。
扇風機を持ち歩くこちらの女性はどうも、ワイヤレスであることを自慢したいという下心が見え隠れします。ちょっと気取った様子で、充分に冷房が聞いた車内に扇風機を持ち込みました。
中国の扇風機はもっと垢抜けないデザインで、もちろん通常電気コードでコンセントにつながっているものです。でもこちらはコードがありません。確かにかっこいいかもしれません。どちらにしろ邪魔ですが。
こんなに大きなものを地下鉄に持ち込むなんて、と思うかもしれません。ただ、彼らはこれを実際地下鉄車内で使っているからこのように記事になったり写真が公開されたりして笑われますが、他にも荷物の多い人はいくらでもいます。
田舎から都市部へ買出しに来た人は、扇風機をいくつも抱えていたり、ダイニングテーブルを抱えていたりと、ドアを通り抜けるのがやっとの量の荷物を持って乗っている人は他にも多く見られます。地下鉄は立派な交通手段なのですから当然です。
荷物の分のお金を余計に払うようなドジももちろんしません。ルールはありますが、あまりにも多くの人が大きな荷物を抱えて乗り降りするので、おとがめはありません。
無賃乗車も頻繁です。中国では120センチ以下の子供は地下鉄代を支払う必要がありません。子供達はどうやって改札を抜けるかというと、バーの下をくぐります。
このように不審な動きで改札を抜けること自体が合法であるため、改札付近の怪しい動きに神経質になる人はあまりいません。くぐるという動作はもっとも自然なすり抜け方なので、ただで乗りたい大人の多くは、子供達と同じようにくぐり抜けます。
ただ、バーは結構な低さですから、そうしづらい人は、バーの上を飛びます。改札機の上に手を突けば、背の高い男性の場合そう無理せず飛び越すことができます。めったに捕まりません。
改札口のすぐ外側では手荷物検査が行われていて、乗客は全員、自分の手荷物をエックス線検査機に通さなくてはいけません。空港にあるタイプと同じです。
ここでもやはりいい加減なことが行われており、上海では8割方の人が「荷物を通してください」の声を無視してそのまま通ります。聞こえないふりです。ちなみに北京は上海より厳しいため、時々手荷物検査を拒んだ人が捕まります。
黒いドレスの女性とピンクのシャツの男性が連れて行かれるところです。彼らは地下鉄乗車前の手荷物検査を拒否しすぎて、連行されることになりました。その数秒後、黒いドレスの女性は腰に手をあて係員に説教しています。
「なんで私が捕まるのよ!おかしいじゃないのよ!」とかなり怒っています。そして最後の台詞は「パパに言ったら、あんた達、殺されるわよ!」でした。なんとも中国人らしい怒り方です。
ちなみに彼女が機械に自分のかばんを通したくない理由は、そのかばんが高級ブランド品だからです。確かにどこかに引っかかったり、目を放した隙に盗まれたり、汚れたりしたら残念ですから、通したくない気持ちもわからなくはありませんが。
もっとも、これだけの人がいるのですから、いろいろあって当然でしょう。
列に並ぶということはもちろんありませんから、押し寄せて乗るのですが、降りる人ともみくちゃになるだけではなく、降りてきたはずの人がまた車内へ押し戻される様子が見て取れます。
日本のラッシュアワーも相当な人の量ですが、まだ秩序があるだけマシでしょうか。
地下鉄というと公共の場所ですが、意外と自分なりにくつろぎながら過ごす人が多いのが中国です。昼寝も地下鉄、食事も地下鉄、電話も地下鉄、と我が家同様に過ごします。ある意味うらやましい図太さです。
(参考)http://shanghaiist.com/2015/11/18/bring_your_own_beanbag.php
http://shanghaiist.com/2014/07/29/wuhan-girl-wireless-fan-metro.php
http://shanghaiist.com/2013/07/24/watch_massive_overcrowding_at_
beiji.php
http://shanghaiist.com/2013/07/09/woman_refuses_to_put_bag_through_
beijing_subway_scanner_fights_with_staff.php
この椅子に座ったおじさん、よくこんな大きな椅子持ってきたなぁ。手荷物検査で捕まった女性の言葉がいかにも中国人らしくてウケるw
自国内だったらOKだけど海外でもやるかもな民族だから嫌なんだよ
・・・つまり、彼に取って我慢ならないこと
電車で立つ > クッションを持ち歩く&顰蹙を買う
ということか。
これ、電車の席が空いてたら持ち歩く無駄さ半端ない。
まぁこの時たまたま運ぶ必要があっただけだと思うけど。・・・思いたい。
嫌悪感半端無い。
一生地ベタを這い回り続ける貧乏人だろうが、小銭でポケットがパンパンに
膨らんだ成金だろうが、所詮中国人は中国人。クズが真人間に進化する事は無い。
むしろ、目を疑うべきは厚顔無恥さをさらけ出しているあなたの記事ですね。