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1980年代からハリウッドスターとして第一線で活躍するトム・クルーズはもう50歳を超えています。大の親日家でクールガイのイメージがありますが、実は俳優としてハンディを抱えていたのです。
はじめにトム・クルーズの主な作品をさっとおさらいしてみましょう。
『エンドレス・ラブ』(1981年)の端役で映画デビュー後、『卒業白書』(1983年)で主役を務め世界的に注目を集めます。
その後『トップガン』(1986年)『レインマン』(1988年)、『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』(1994年)、そして、大ヒットシリーズ『ミッション・インポッシブル』(1996年)、『バニラ・スカイ』(2001年)。
幕末の日本を舞台にした『ラスト・サムライ』(2003年)、そして桜坂洋原作の『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(2014年)などと数多くの作品に出演しています。
順風満帆に見える俳優人生ですが、彼の身長は170cmしかありません。アメリカ人の平均身長は176cm、そしてハリウッドのトップスターの平均身長は182cmとも言われています。
若い頃は初々しさのある役柄を演じやすいのですが、歳を増すごとに役が限られてしまうのです。
背の低いハリウッド俳優の例ではダスティン・ホフマン(167cm)、故ロビン・ウィリアムズとアル・パチーノ(170cm)らが有名ですね。彼らはオスカーを獲得した実力派。低身長で長く続けられる俳優には並外れた演技力が求められるのです。
また、トム・クルーズは子どもの頃、ADHD(注意欠陥・多動性障害)とディスレクシア(失読症)のため特別クラスに在籍していたそうです。
ディスレクシアは知性や理解力があるにも関わらず、文字の読み書きが著しく困難な隠れた障害。彼にはbとdやpとqの区別が付かなかったのです。読むことが困難なので、役のセリフは繰り返し聞いて憶えているそうです。
ディスレクシアは本人や親の努力不足として誤解され、状態を悪化させてしまうことが多いと言われています。しかしこの障害であってもレオナルド・ダ・ヴィンチやエジソン、アインシュタインのように社会に大きな貢献ができるのです。
トム・クルーズは自らカミングアウトすることでディスレクシアの認識を広め、学習障害を持つ子ども達をサポートしています。
自らの障害や治療について語るトム・クルーズに対して多くのコメントが寄せられています。
トム・クルーズは自身が学習障害を抱えていた事がきっかけで、『レインマン』への出演を希望したと言われています。
共演者のダスティン・ホフマンは二回りも年上ですが、トム・クルーズと同じように学生役で出演した『青春』(1967年)で注目を浴び、彼よりも小柄でありながら『クレーマー・クレーマー』(1979年)と『レインマン』で2度のオスカーに輝いた名俳優。
ホフマンの真摯に役に取り組む姿勢に触れ、トム・クルーズはアイドルから俳優に脱皮したのです。
ハンディをバネに活躍するトム・クルーズにオスカー(アカデミー主演男優賞)を期待したいところですが、これは実力だけではなく、作品や運にも恵まれないとなかなか受賞できません。
3度のアカデミー賞ノミネートとゴールデングローブ賞を受賞しているので、彼が最高の栄光を手にする日はそう遠くないかもしれません。
(参考)http://www.dyslexiaonline.com/basics/famous_dyslexics.html
http://www.vulture.com/2015/12/how-tall-are-the-new-movie-
heartthrobs.html
身長の表はとても面白いけど、トム・クルーズがジャック・ブラックの隣なんて、こうしてあらためて見ると衝撃だ。bとdの区別がつかないって相当苦労しただろうな。
今更?障害については、7月4日に生まれての頃に聞いたことある。
そんな身長の彼に下駄を履かせようとした日本のテレビ番組があるらしい。
そして、トム・クルーズはカルト宗教の
サイエントロジーに所属していることでも有名。
サイエントロジーは精神医学を目の敵にしている。
私はサイエントロジーもいかがなものかと思うけど、
精神科治療薬はもっと悪質なものだと認識している。
発達障害のお子さんを持っている親御さんは、
某製薬会社のweb広告に心動かされるかと思うけど、
どうか『心の病の「流行」と精神科治療薬の真実』を読んでほしい。
子供に覚せい剤に近い物質を飲ませることについて、勉強してほしい。
トムおじさんw
娘の名前がスリちゃん