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5歳のイギリスの自閉症の女の子は感情表現やコミュニケーションに障害がありますが、彼女の描く素晴らしい絵には独特の世界観があり、多くの人々を魅了し続けています。
アイリス・グレース・ハルムショウちゃん5歳はイギリスに住む自閉症の女の子。両親はまだアイリスちゃんが1~2歳の頃に、彼女の様子が普通の子どもとちょっと違うことに気がついたのです。
言葉が話せない小さな赤ちゃんでも、周りの人の声や動きに反応したり、自身の感情を周りに訴えようとしたりします。でもアイリスちゃんは積極的なアイ・コンタクトがほとんどなかったのです。
心配した両親が専門医に相談したところ、彼女が自閉症だと分かったのです。彼女の自閉症を癒やすために、両親は動物セラピーとアートセラピーを取り入れます。
人とのコミュニケーションは苦手なアイリスちゃんですが、今は心からの友だちがいます。それが愛猫スーラです。
動物セラピーとしてスーラがアイリスちゃんの家にやってきて以来、2人はまるで古くからの親友のような付き合いをしています。お互いにお話はできませんが、お風呂も寝るときも一緒なんですよ。
スーラの存在はアイリスちゃんの心の安定になっています。感情を上手くコントロールできずにパニックになる事が多かったアイリスちゃんですが、最近はかなり落ち着いてきました。
絵画セラピーとも呼ばれるアートセラピーも心理療法の1つです。
母親のカーターさんはアイリスちゃんに絵を描くことを強要しているわけではありません。アイリスちゃん自身が興味を持って熱中し、5時間以上連続で絵を書き続けていることもあるそうです。
言葉などで感情表現やコミュニケーションが苦手なアイリスちゃんは、絵画を通じて彼女の内面を表現していきます。アイリスちゃんの両親は彼女の作品を見て生まれ持った才能を感じました。
アイリスちゃんは、自身を表現しやすい道具、例えば筆やスポンジ、スタンプなどを使って描きます。彼女はイメージする色の調合を自分自身でやっています。特別な色彩感覚を持っていて、彼女にしか描けない独創的かつ幻想的な作品に仕上げます。
彼女の才能を開花させたのは、彼女の個性を尊重した母親カーターさんによる家庭教育のおかげでもあるのです。アイリスちゃんが普通の子どもたちと同じような生活をしていたら、彼女の才能は開花しなかった事でしょう。
アイリスちゃんのセラピーはカーターさんの努力なしでは成功しませんでした。アイリスちゃんはまだ5歳の子どもです。絵具や紙の準備や、アイリスちゃんや彼女の作品PRには母親のサポートが必要です。
カーターさんはセラピストとマネージャー、そしてお母さんの3役をこなしています。
アイリスちゃんと彼女の作品はメディアなどで取り上げられ、世界中から大反響があっています。インターネット上に寄せられたコメントの一部を紹介致します。
アイリスちゃんが3歳の頃から、彼女の絵が18万円で落札されるなど、世界中から注目されています。印象画の巨匠、モネの作風に似ているという人たちもいます。確かに淡い光を表現し優しい色合いはモネを連想させます。
けれど、私たちが知っているモネの画風はいろいろな絵画の勉強を重ね、最終的に自身の芸術を極めた結果なのです。アイリスちゃんは、長い下積み経験や専門的な絵画指導を受けたわけではありません。
彼女の天性の優れた感性が素直に作品に投影しているのです。アイリスちゃんは小さな天才芸術家ですが、注目のプレッシャーに負けないで才能を開花して行って欲しいです。
(参考)http://www.dailymail.co.uk/news/article-2790301/me-mews-little-
miss-masterpiece-finds-inspiration-autistic-artist-inseparable-pet-cat-
influencing-acclaimed-painting.html
自閉症でも他の部分で、どこか自分を表現できるものがあればいいと思う。友達と遊んでいるとその分、絵を描けなくなるけど、彼女は友達と遊ばなくても自分の居場所をすでに見付けてるからそれでいいんじゃないか。
姉が重度の自閉症で言葉がほとんど話せないんだけど、裁縫が得意で型紙無しで感覚だけでバッグを作るよ。
障害も一つの個性という考え方は一理あると思う。
大変だけどね。
天才的な才能はすごいと思うけども
それを得るために生活に必要な機能を犠牲にしなきゃいけないのは、割りに合わないと思うから
俺はやっぱり普通でいいや
発達障害が開花するのは稀だからね
adhd アスペルガーだけど、死にたい
一部の才能をもった障害者を祭りあげて障害を個性だという人は、自分の子供が障害という個性をもって生まれてきて欲しいとホントに思うの?
周りの人間が現実を見たくないから個性と名づけて安心したいだけで、障害を障害と認めないことは返って障害を抱えた当事者の問題を誤魔化すことにしかならないと思うけどね。障害がただの個性なら社会的サポートは必要なくなるし。
いかにも芸術っぽく見える絵を用意して2つのグループに見てもうらうとしよう
一つのグループには障害者が描いたという予備情報を与えておけば与えられなったグループより高い価値をその絵に感じること請け合いである。