日本の魅力を発掘するだけでなく、他国の環境・法律・文化などを見て、いかに日本が素敵な国かを見直すサイトになります。
真っ白な顔に真っ赤な髪、そして大きく描かれた同じく真っ赤な口。よく見るとギョッとしてしまうちょっと不気味な顔ですが、それでも子ども達からは大人気のマクドナルドのマスコットキャラクターであるドナルド・マクドナルド。
そのドナルドが、スイスはベルンのとあるマクドナルドの店舗から行方不明になってしまったとの事で、同店が懸賞金をつけて行方を捜している様子が新聞記事で取り上げられ、スイス国内で話題になっています。
出典:www.20min.ch 読者からの写真投稿
突如こんな張り紙がスイスのベルン駅周辺に張られました。
行方不明になっているのは、マクドナルドのマスコットキャラクターである、ドナルド・マクドナルド。昨年2015年12月末のとても寒い夜に、忽然と姿を消してしまったようです。
スイスと言えば、アルプスに囲まれた自然いっぱいののんびりした国で、犯罪とは無縁というような印象を受けます。
実際、旅行者が忘れ物、落し物をしても無事に戻ってくる確立がかなり高いとても平和な国なのですが、それでもやはり悪い人はいるようで・・・。関係者はドナルドが盗難にあった可能性が高いとみています。
「本来ならば、夜間はドナルドを店内にしまうのですが、この日に限って従業員がしまい忘れてしまったのです」とスイスマクドナルド本部広報担当のシュトラハヴィッツ氏。
ドナルドが一人きりになったこの絶好のチャンスを、犯人はもちろん見逃しませんでした。
ただ、190センチ・40キロもあるドナルドを、どうやって速やかに運んだかは謎に満ちています。真夜中にこんな物を運んでいたら怪しい事この上なく、大注目間違いなしと思われますが、全くといって目撃情報がありません。
とは言うものの、今回の事件自体は、この張り紙を見た新聞社からのコンタクトにより知ったと言うスイスマクドナルド本部。
「このような事件が起きた場合にどう対応するかは、各店舗の店長に決定の権限を一任しています」と前出のシュトラハヴィッツ氏。
また、同氏は今回の事件に対して、「同店舗のドナルドファンの子ども達が彼に会うことが出来なくなり、とても申し訳なく思っています」と語りました。
普段気にも留めないけど、いなくなるととても淋しく感じる、そんな価値のあるのがマスコットキャラクターの存在ですよね。
残念ながらスイス国内でのドナルドの盗難はこれが初めてではないとの事。たいていは、酔った若者たちのいたずらであることが多く、電車内でドナルドが発見されたこともあるそうです。
今回は失踪してから約三ヶ月がたっていますが、それでも同氏はドナルドが店に帰ってくるか、もしくはどこかで発見されることを確信しているといいます。
そして最後に、
とのん気な発言で締めくくりました。
以下、記事を読んだスイス人からの目撃情報
2016年3月現在、ドナルド発見につながる有力な情報は得られていないようですが、この新聞記事がきっかけで、事件解決に向かって動きだす事が期待されます。
スイスと言えば、世界でもトップクラスに物価の高い国として知られています。マクドナルドを例に出すと、バリューセットが13フラン(約1500円)もするそうで、このことからも物価の高さをうかがい知れます。
だからでしょうか?1500フラン(約17万円)の懸賞金を、安いと感じるスイス人が多い事に驚かされました。さすが金銭感覚が少し違いますね。
そしてもうひとつ驚かされた事といえば、張り紙に書いてある彼の名前が「ロナルド」だと言う事です。
気になって調べてみた所「ドナルド」と言うのは日本マクドナルドがつけた名前で、本名は「ロナルド」と言うそうです。ひとつ勉強になりました。
ところで今回失踪したドナルドは、事件直前に他店舗より移転してきたとの事。もしかしたらドナルドは盗まれたのではなく、前店舗が恋しくなって自分から戻ってしまったのかもしれません!?
http://www.20min.ch/schweiz/bern/story/21976815
スイスで懸賞金17万円は高いのか安いのか正直わからないけど、どうなんだろう?見つかったのか後日談が知りたいけど、知ってる人がいたらコメントで報告お願いします!
ここだけの話、彼のほんとうのファーストネームは、「ロナルド」
日本だけ「ドナルド」。言いにくいから勝手に変えたらしい。
まあ、元々フランチャイズの一人が勝手に作ったキャラらしいし。