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近年日本ではあまり耳にしなくなったベッドバグ(トコジラミ)。数年前にニューヨークで大量発生し問題視されたベッドバグは、現在もアメリカ、特に安価な衛生面の悪い宿泊施設で脅威を振るっています。
2016年1月、ニューヨーク、マンハッタンのとある激安ホテルに滞在したアメリカ人カップル。
インターネットで見たホテルの外観や室内は雰囲気がよく、なんといってもその激安な価格が魅力的だったため、レビューをあまり参考にせずに予約決定。しかしこのホテルで2人はとんでもない被害に…
ホテルに着いて最初に案内された部屋。真冬の1月であるにもかかわらず、なんとここはヒーター故障中!そこで受付に申し出ると、別の部屋に移してもらえることに。
しかし次に案内された部屋、今度はコンセントが故障しており携帯電話の充電ができず。しかしその日は夜も遅く疲れていたためそのまま就寝。翌朝受付に不満を言い、再度部屋を変更してもらうことに。
移った先の部屋に入り、今度こそ3度目の正直か、ましな部屋になっているはず…そんな期待を持ってまずは設備のチェックをスタート。
するとコンセントはテレビの電源が繋がれているものしか使えず、そしてまたしても暖房の電源が入らない!それを知ってか、なんとこのホテルはカップルに小さいハロゲンヒーターを授与。
この時点でも最悪な環境であるにもかかわらず、このあと2人はなんともおぞましい光景を目の当たりとすることとなったのです。
この部屋に数時間滞在したカップル。すると彼女の体に異変が起こりはじめる。なんと左腕には湿疹のような赤い点が多数現れ、そしてそれはお腹や背中、身体中いたるところに。彼女もあまりの痒さと突然のことにパニックに陥ってしまう。
まさか…と思いベッドマットレスをひっくり返した彼。するとそこにはなんと、小指の爪ほどの大きさのひしめく茶色い物体がびっしり!!!マットの隅の方に数匹転々としているものもいれば、固まって密集しているものも。
そう、これが悪夢の根源、吸血ベッドバグ。しかも通常よりも大きくまるまる太っている。どうやらここにずっと滞在し、多くの人間を餌食にしてきた模様!
ベッドバグは日本語ではナンキン虫やトコジラミと呼ばれ、その名の通り布団やベッドに潜むカメムシ目トコジラミ科の虫。色は茶色で成虫は5ミリほどで目に見える大きさとなる。
不衛生な環境や暗くて湿った場所を好んで生息し、夜行性で動物や人が眠っている間に血を吸い、噛まれるとその箇所は虫刺されのように腫れ上がり激しいかゆみを伴う。
肌の弱い人や免疫の弱い人は被害に遭うとアレルギー反応を起こし、病院での治療が必要となるケースも。
このベッドバグ、メスは一度に200〜500もの卵を産み、21日ほどで成虫になるものすごい繁殖力を持つ。
そのため、一度ベッドバグが発生すると、次から次へと被害が拡大し、ましてホテルでこの被害に遭ってしまうと、スーツケースの中に潜り込まれ、そのまま自宅へお持ち帰り、さらに被害が拡大という惨事を招きかねない。
このマンハッタンのホテルで被害にあったカップルは動画でその深刻さを報告。
ベッドの裏にびっしりとへばりついたベッドバグは、映ったものだけでも50匹はいると思われるが、彼曰く映像に収められないほどそこら中にいたそう…想像するともう悪寒が走りますね。
彼女の赤く腫れあがった腕を見ると、その被害の大きさがよくわかります。このカップルは動画でいかにこのホテルの衛生管理が怠っているかを伝え、管理体制改善と同じ被害に遭う人が出ないことを呼びかけています。
日本で一番安いホテルといえばカプセルホテル。しかしそこの清潔さと施設の充実さといったら、このマンハッタンのホテルなんて比べものにならないのではないでしょうか。
シーツや枕は常に清潔、鍵もオートロックで荷物も安心して預けられる。アメニティーグッズまで完備していて、フロント受付も24時間のところがほとんど。
実は著者のわたしもイギリスでベッドバグ被害に遭遇したことがあり、朝自分の体を掻いていることに気づき起床、見ると足に50箇所もの虫刺されのような赤いポツポツが….なんともおぞまし光景で発狂しました。
海外旅行は大好きですが、ホテルに滞在となると、はやり日本のホテルの清潔さ、ホスピタリティーには感心させられ誇りに思いますね。
みなさんも旅行の際は滞在ホテルの衛生面に関する口コミをしっかりチェックしましょう。万が一被害にあってしまった場合はもう諦めて私物を旅行先に捨ててくる、または帰国後スーツケースと洋服をすぐに洗うようにしましょう!!
(参考)http://www.worldstarhiphop.com/videos/video.php?v=wshh1jr
41UudUfIA3KMf
http://www.webmd.com/skin-problems-and-treatments/guide/bedbugs-
infestation
オーストラリアのホステルに住んでいたときにベッドバグを見た。日本人のおじいさんが背中をいっぱい噛まれていたけど、たしかに写真のような虫だった。
日本でも問題になってるよ。
殺虫剤が効かないんだってよ
海外旅行にみんな行くし、海外から人も来るし、最悪だな。
小学校でシラミが流行ったってニュースで見たことがあるわ。
>シーツや枕は常に清潔、
あー、えーと、元ホテルの清掃バイトしていた俺から一言言うと、 ゴメンw
戦時中のDDTとかいうのも効かないんかな?
数年前から近所のドラッグストアでシラミ用シャンプーあるの見かけてて21世紀なんだからいる訳ないのに。と思ってた。そしたら最近床虱の話題だし。
チクロピジン(チクロンbと書こうとしたら真っ先に変換された単語だがコレ正式名なん?) でも駄目なんかな?
南京虫は自分では移動しないので、ホテル中に繁殖していても1部屋だけ奇跡的に無事ということもあり得る。
以前、南京虫発生で有名なホテルで泊まったがなんともなかったという記事を見たが、ホテル側のやらせではなく、事実としてそういうこともあるだろう、と思った。
ベッドマットの端を見れば、小さな血痕がある。これが南京虫の糞で血糞という。簡単な検査法だとネットに載っている。
虫よけみたいなので効くのないかな