日本の魅力を発掘するだけでなく、他国の環境・法律・文化などを見て、いかに日本が素敵な国かを見直すサイトになります。
『経済的危機状態』に陥っているベネズエラでは、様々なところにその影響が出ています。記者が取材した病院の写真はどれも衝撃的なものです。
ベッドが足りなく、電気、抗生物質、手袋、石鹸までもが無く、医師たちは患者を生かせるのも困難な状態です。この病院では一日に7人の赤ちゃんが命を落とすそうです。
(汚れた部屋でベッドに寝られない男性)
2016年1月に、ベネズエラでは大統領が二か月間の『経済緊急事態』を宣言しました。ベネズエラの経済危機の影響は様々なところに現れています。原油価格の急落を受けて、国民の日常は様々に変化し、人々の暮らしも大きく変わります。
アメリカ人記者が撮影した写真の光景は、どれも私たちが想像する病院とはかけ離れた現実です。この病院には血まみれのまま床で横になっている患者や、毎日のように亡くなっていく赤ちゃんたちがいます。
(手作りの器具で治療せざるを得ない病院)
医師たちは患者を生かし続けるのに精いっぱいな状態で、手術の際には必要な器具が足りないことも多く、困難な状況下での手術を強いられるそうです。
まるで戦争のさなかのような病院内では、壊れているベッドにでも寝ることができていたら幸運な方だそうです。多くの患者たちは床に寝そべり、真新しい血は服に染みて、手足が炎症などで黒くなっている人たちもいます。
子供たちは十分な水や食事、薬もなく、廊下に敷いた段ボールの上でうずくまっています。
ニコラス・マドゥロ大統領はこの状況においても、ベネズエラの医療制度には問題は無いとし、さらにキューバに続いて「世界トップレベル」であるとまで発言しています。
国際協力や資金的援助を求める意思は無く、ベネズエラの国としての強さを演説で何度もアピールしています。現状とは対照的な大統領の態度に、国内では様々な意見が飛び交っています。
衝撃的な写真が公開されて、世界中で様々な人たちが反応しています。今回の記事について海外の人たちがどのように感じているのか、ご紹介していきたいと思います。
本当に恐ろしい写真ばかりで、心が痛みます。日本の医療は世界でも有数の技術を持っています。ほとんどの人にとって病院では治療を受けられることが当たり前なことだと思います。
ベッドがあって、先生がいて、薬が貰えて、といったことが普通な状況ですが、世界には恐ろしいほど劣悪な環境で苦しんでいる人たちが大勢いるんだな、と強く感じました。
経済的、政治的、様々な事情がそれぞれの国にあって、こうした問題は起きています。日本の国民として、今の状況に感謝しながら、これからの自分たちの国の事にもっと真剣に向き合っていきたいと思います。
(参考)http://www.dailymail.co.uk/news/article-3595946/No-electricity-no-
antibiotics-no-beds-no-soap-devastating-look-inside-Venezuela-s-crisis-
struck-hospitals-7-babies-die-day-bleeding-patients-lie-strewn-floor-doctors-try-
operate-without-tools.html
何が原因かよくわからないけど、国民が政府に対して反乱起こすまで待てばいいと思う。何もしない国民がどうなるか、全て原因と結果で現在があるんじゃないかな。
働かないとこうなる
か