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アメリカの800m、1500m走のオリンピック選手であるニック・シモンズ選手が、自分の腕を広告スペースとしてオークションに出品しました。およそ20×20cmのスペースは携帯電話会社の社長に約240万円で落札されました。
消えるタトゥーによってロゴが描かれる予定ですが、オリンピック側は伝統に反するとしてこれを禁止しています。ニック選手は「こんなことは馬鹿げてる。オリンピック選手のほとんどは経済的に苦労してるのが現実だ」と語ります。
(陸上のオリンピック走者、ニック選手。両肩には企業のロゴが見える)
ニック選手がネットオークションに出品した腕の広告スペースは、アメリカの携帯電話ネットワーク会社「T-Mobile」の社長、ジョン・レジャー氏によって落札されました。
その値段は21800ドル(日本円で約240万円)で、今回はニック選手の右肩の部分に会社のロゴか会社ホームページのURL、もしくはSNSでの会社ユーザー名が描かれる予定です。
オークションで落札したレジャー氏はツイッターで「アメリカの陸上、そしてニック選手を支援できる一翼を担えて嬉しく思うよ」とつぶやきました。
(ロゴが描かれたまま競技に出場するニック選手)
カメラの前や競技に出場する際は、一時的なタトゥーが描かれる条件ですが、オリンピックに出場する際はテープで隠さなくてはなりません。その理由は「伝統的なルール」に反する、というものです。
これに対してニック選手は「馬鹿げている」とコメントし、アスリートたちが自らを広告の場としてスポンサーに売り込んでいくことが可能になることを願っています。
彼はいつか自分がレースで走るスポーツカーのように体中が広告で埋め尽くされるようになりたいと話しています。
(レース中のスポーツカー、車体には様々なスポンサー会社のロゴ)
ニック選手は、オリンピックの陸上選手たちの収入がいかに少ないかについて言及しています。
「半数近くの陸上選手たちは貧困に近い状態だ。僕が言いたいのは、名前が聞いたこともないような成長途中の若手選手の話ではなく、オリンピック選手、場合によってはメダルを持っているような選手についての話なんだ」とその現実を伝えます。
「オリンピックはいつも金メダルを取ってる選手たちだけでは成り立たないんだよ。彼らと競い合う選手、負ける選手たちがいて初めて観客たちが楽しむことができるんだ」とニック選手は言います。
オリンピックの選手たちが、それほどにまでお金に困っているということに驚きです。体を広告のスペースにして売り出すというアイデアはとてもユニークで面白いと思うのですが、海外の人たちはどのように感じているのでしょうか。
世界の人たちの声をご紹介していきたいと思います。
タトゥーで体に広告、と聞いた時には驚きましたが、一時的なものらしいので少し安心しました。オリンピックの選手たちが競技を続けられるように支援ができるいい考えだと思います。
体中がタトゥーだらけになるのはちょっとどうかと思いますが、選手側もやりたい人だけができるので、問題は無いかと思います。
確かにオリンピックの伝統は大切だと思いますが、世界も昔とはどんどん状況が変わっています。世界の変化に合わせて、オリンピックもいい方向に変わっていくことが出来たら一番良いんじゃないかなと思います。
(参考)http://money.cnn.com/2016/05/06/news/t-mobile-nick-symmonds-
olympics-tattoo-auction/
http://ftw.usatoday.com/2016/05/nick-symmonds-ebay-ad-shoulder-again-
sold
http://www.therichest.com/sports/racing-sports/what-does-it-cost-to-
advertise-with-nascar/
勝つも負けるも練習量も種目も個人の自由。自分が人気のない競技でしか目立てない結果じゃないか。普段からスポンサーが付かない競技を選んだなら、ちゃんと働きながら練習すればいい。
800、1500が人気ない種目?
オリンピックに数多マイナー競技があるけど、この二種目は人気あるほうだろ。
管理人の頭蓋骨の中にはプリンでも詰まってるのか?
コメントみるといまだにオリンピックで儲ける事に否定的な人が多いんだな。
まあ儲かってないイベントなら仕方無いけど影に隠れて儲けてる奴らがいるなら
分配してやれとは思うが。