日本の魅力を発掘するだけでなく、他国の環境・法律・文化などを見て、いかに日本が素敵な国かを見直すサイトになります。
みなさんは、クレイグスリストって知っていますか?私がこの言葉を知ったのは、アメリカに住むようになってからでした。これは、日本で言えば、新聞などによく売ります買いますとか、求人情報などの短い広告が載っていますよね。
そういった広告とか宣伝とかを地域ごとに分けてインタネット上で見られる地域コミュニティーサイトのようなものでしょうか。実際どんなものか、下記の写真は私がよく活用していたシアトル版のクレイグスリストです。
これは、うまく活用すると本当に便利なのですが、便利な分だけまたこれを悪用する人たちもいます。私も、これで中古の炊飯器を安く買ったり、仕事探しにも活用させてもらったりしました。アメリカでは誰もが知っているサイトだと思います。
今回このクレイグスリストで部屋探しをしていたある男性が、とっても迷惑なルームメイトに当たってしまったという記事があったのでどんなルームメイトだったのか見てみることにしましょう。
その男性は大学をでて仕事のために、友達、家族だれ一人いない地域に行かなければなりませんでした。彼の仕事内容はわかりませんが、マンハッタンで緊急時の時に呼び出されて働いていました。
一人でアパートを借りるだけの収入もなく、どうしてもルームメイトが必要になったわけですが、その地域には知り合いが誰もいません。そこで、手っ取り早く見つけられるクレイグスリストで探すことにしたのです。
彼は予算に見合ったアパートを見つけ、その広告主に連絡を入れたのですが、その時には既に一人ルームメイトが決まっていて、そのアパートに入れるかどうか可能性が危ぶまれていました。
しかしポスターを出した家主とは、メールや電話で話をするうちに、馬が合い、結局そのアパートに住むことができました。
引っ越しして最初の3ヶ月が過ぎ、家主さんと彼の間には何事もなく共同生活はうまくいっていました。ところが、その後2カ月が過ぎてからでしょうか。家主さんと彼は問題がなかったのですが、もう一人のルームメイトがとにかくひどかったそうです。
テレビの大音量や、夜中の電話で大声を出したりと、周りに気を遣うということがないのでしょうか。またそのルームメイトはコカイン中毒で家主と彼の間で、その男のことを影でコーキーと呼んでいました。
そして、ついにコーキーと言い合いになってしまいました。口論中に、コーキーは自分にお金がない、一年に7万ドル(日本円で約700万)しか稼いでいないと言いました。
彼はたまりかねて、金がなくても、コカインを買う金があるんだと言い返すと、コーキーは痛いところをつかれたのか、自分の部屋へ入ってそれっきりその場はおさまったようですが。
アメリカでは、一軒家またはコンドミニアムなどを数名で借りて、ルームメイトと一緒に住む人が多いようですが、他人と共同で住むので、最低限のルールは守らないといけないと思います。
では、この記事に対するコメントを見てみましょう。
クレイグスリストで部屋探しといえば、私も何度か引っ越しを考えてよく活用していましたが、たまに本当に新築じゃないかと思うぐらいのコンドミニアムが、考えられないような安い値段で載っていて、すぐにそれが詐欺広告だとわかり、もちろん連絡はしませんでしたが…
また、私の友人のアメリカ人がコンドミニアムに住んでいて、一人で家賃を払うのは難しいということで、クレイグスリストを通じてルームメイトを見つけることにしたそうです。
何人か問い合わせを受けて、簡単な面接をしたそうですが、その中の候補になった一人が母親同伴でとても真面目な印象を受けたので、そのこに決めたそうなのですが…数か月後、家賃滞納、アルコール依存症ととんでもないルームメイトになっていたそうです。
日本でも最近シェアーハウスなど出てきてはいますが、ルームメイトを探すときは本当に注意しないと、とんでもない人と暮らすようになると、悲惨な結果を生むことになりかねませんね。
(参考)http://www.reddit.com/r/pettyrevenge/comments/
225g0a/the_awful_roommate_from_craigslist/
始め「7万ドル」という額を見て、金持ちじゃん!と思ったけど、海外のコメントを見ているとマンハッタンでは7万ドルじゃ苦しいらしい。母親同伴でルームシェア申し込んで、数か月後に家賃滞納、アルコール依存症になったのはビックリした。面接してもこんな状況じゃ、どうやっていい人を見つけていいかわからない。何かいい方法ある?