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アメリカ・ニューハンプシャー州に住むグレンナン夫妻と3歳の息子ジョーダン君の一家は、世界最大のピットブルを飼っています。凶暴な犬として知られるピットブルとの生活はどのようなものなのでしょうか。
このピットブルの名はハルクと言います。英語でハルクとは「ばかでかい」という意味。その名の通り、ハルクの体重は80キロもあるのです。
20キロ程度の一般的なピットブルと比べると、その4倍のサイズです。ハルクはピットブル系統では世界一の大きさです。
ピットブルの正式名称は「アメリカン・ピット・ブル・テリア」です。イギリスの猟犬、テリアをベースにアメリカで闘犬用に改良されました。強い攻撃性と咬合力で人間を殺すこともあるのです。
そのためピットブルの輸入や飼育を禁止している国もあります。アメリカは飼育が認められていますが、ピットブルによる死傷事件は後を絶ちません。
アメリカで飼育されている犬の中でピットブルの割合はわずか6%程度ですが、2014年に飼い犬に殺された人の中で、ピットブルに殺された人は全体の約6割なのです。
ピットブルには別の側面もあります。飼い主に対する服従心や忠誠心はとても強く、勇敢で賢い犬です。多くの有名人もピットブルを飼育していました。
例えば、盲ろうの教育者・ヘレン・ケラーやセオドア・ルーズベルト大統領、発明王のトーマス・エジソン、作家のマーク・トウェインなどもそうです。
グレンナン一家の中でハルクはジョーダン君のベビーシッターの役割も果たしています。ジョーダン君にとってもハルクは親友であり兄弟です。
ジョーダン君はハルクの背中に乗ったり、一緒にお風呂に入ったりしています。その光景はとても愛くるしいです。
ご主人のマーロンさんは犬の訓練会社「ダーク・ダイナスティK9」を経営し、飼い主には絶対忠実で、敵には勇猛果敢に闘う番犬を育てています。
ここまで強い番犬は要らないと思うかも知れません。しかし、世界中には治安の悪い地域がたくさんあり、屈強で従順な番犬の活躍の場はたくさんあるそうです。
グレンナン一家とハルクとの生活の様子は海外メディアで報道され、世界中から賛否両論の意見が寄せられています。
人間の都合で創りだされたピットブルですが、残念ながら危険との理由で殺処分されることも多いのです。
ハルクの飼い主でプロの訓練士であるマーロンさんは、正しく調教すればどんなピットブルでも番犬としての活躍の場があると考えています。人間とピットブルが上手に共存できれば良いですね。
世界一大きいハルクは8匹の子犬のお父さんになりました。ハルクの子とは思えないほど、小さく愛嬌があってかわいいです。大人でもビビるピットブルですが、この大きさから一緒に育てば慣れるのでしょうか。でもやっぱり怖い!?
(参考)http://www.kirotv.com/news/news/national/see-worlds-biggest-pit-
bull-175-pounds/nkMrS/
https://www.thedodo.com/giant-pit-bull-hulk-puppies-1268745401.html
こんなにデカイなんて威圧感が半端ない。日本でこのハルクを散歩に連れてたら誰かに通報されそうだ。
痴呆症になったらどうするんだろwww
画像は見たことあったんだけど、コラだと思ってたわ
番犬には完璧すぎるな。
熊でもヤれそうで頼もしい限りだw