アメリカが移民大国と言われていることは、少なからずとも聞いたことがあるでしょう。上の写真は、2012年4月15日の水曜日に、CHIRLA(ロサンゼルス人道的移民の権利のための連合)事務所の前で待っている移民の人たちです。
何十万もの若い不法移民がアメリカで国外追放されないように、合法的に住んだり働く許可をもらうための申請書を受け取ってもらおうと、書類の順番に目を通しながら、早く自分の番にならないか長い列をなしています。
オバマ大統領は2012年6月にヒスパニック系からの圧力をうけて、こじれてしまったアメリカの移民法を徹底的に見直すことを発表しました。
不法移民の実態は
ここで、アメリカの不法移民について知っておかなければいけない、7つの実態を見てみることにします。
- アメリカの不法移民はおよそ1100万人
正確な数字はわかりませんが、国土安全保障省によると、2011年1月で1150万人と言われている。
- 不法移民のほとんどが25歳から44歳
国土安全保障省によると、26パーセントが24歳以下、59パーセントが25歳から44歳、そして15パーセントが45歳以上。
- 不法移民のほとんどがメキシコから
不法移民の59パーセントがメキシコからで、以下、エルサルバドル、グアテマラ、ホンジュラス、中国、フィリピン、インド、韓国、エクアドル、ベトナムと続く。
- 女性より男性の方がわずかに多い
国土安全保障省によると、53パーセントが男性、47パーセントが女性。
- ほとんどの不法移民は限られた州に住んでいる
4分の3以上が比較的大きなカリフォルニア、テキサス、フロリダ、ニューヨーク、イリノイ州に住んでいるが、どの州にも不法移民は住んでいる。
- 不法移民は農場、修理工場、建設現場で働く傾向がある
- 不法移民のピークは2007年である
Pew Hispanic Centerが調べたところ、アメリカに来た不法移民は2007年の1200万人をピークに、2009年には約1110万人に下がり、以降同じような推移を保っている。
ここで、アメリカの移民に対しての解決策はどんなものがあるのか、特にメキシコからの不法移民に対してですが、以下はそれに対するコメントです。
- 私は、人って本質的に渡り鳥みたいなものだと思う。つまり、一つの場所で満足できないっていうか。人はたえずより良い場所を求めて移動するのだと思う。それは、新しい仕事とか家族を養うのにより安全な場所を求めてとか。そういうこと考えると、移民がアメリカに来ることも認めてあげないとって思うんだ。
で、受け入れをするのも国だけに任せるんじゃなくて、地方とも協力して取り組んでいけば、彼らも、永住権をとるのに何年も待つ必要がなくなると思う。彼らが誰で、どこから来ようが、より良い生活をする権利はあるから。
- 「違法」移民に反対している人たちは、彼らを不法に雇っている人たちが州、連邦政府に支払うべき税金とか、社会保障費とか、医療費とか払ってないのに、不法移民は州、連邦政府からのプログラムで恩恵をうけてる、ERで救急医療サービスを受けたりとか。
これが、不法移民に対しての問題になっている。彼らは、アメリカ市民になるっていう気がなくて、ろくに税金も納めてないのに、ぼくたちの払っている税金から、いろんな公的サービスを受けてるからね。
法的に認められている移民になるのに、そんなすごくハードルの高いこと要求してないのに、永住権を取るまでの過程がお役所作業でものすごく時間もかかるしね。特にその人に時間の余裕か学歴がなければなおさらだし。
- ↑私は、君がいう不法移民が税金を納めずに私たちの税金無駄に利用してるっていうところには、ちょっと納得いかない。だって、多くのその違法に入ってきた移民も実際に偽の身分証を作ってソーシャルセキュリテイー番号(社会保障を受けるために各個人に与えられる番号)で、給料から税金が引かれてるからね。
- ↑僕も、違法な移民を数名知ってるけど、毎年彼らも税金払ってるよ。でも偽の身分証とかじゃなくても。
- 不法移民にならないように、法的にここに住んでもいいようにするには、やはり手続きをきちんと取ってくるべきだと思うな。
- ↑でも、それができないから不法に入ってくるんじゃないか?
- ↑そうそう、前に誰かが言ってたように、お役所仕事だから、手続きに相当な時間がかかるんだよね。
- ↑まずは、書類をきちんと受け取ってもらってから、それが受け入れられまでの時間を短くすることからやらないと。
- ↑僕の知っているメキシコ人なんか、永住権とるのに、相当な時間がかかったって言ってたよ。
- 移民法をもう少しゆるくしてあげたら、移民たちも法的に入ってこられるのに、何故それができないの?
- ↑アメリカが抱えている経済が、移民を受け入れるだけの余裕がなくなってきてるんじゃないかな。
- ↑私たちの国の失業率が高くなってきてるし、働き口を見つけるだけでも大変なのに、これで合法に移民を受け入れてもそれだけの受け皿があるかどうか、ちょっと疑問だな。
- この移民に関する問題はかなり議論の余地があるようだ。
- 私が思うのは、メキシコからの不法移民は何となく理解できるんできど、どうしてカナダからの不法移民がいるのか不思議なんだ。
- ↑そうだよね。カナダの人って、そこで生活するには十分良いように思うけど。
- ↑カナダであろうが、彼らがどこか他の土地に移動するのは、彼らの勝手だろうし、カナダにいるより、アメリカに移住した方が今の生活よりいいのであれば、そうするんだろうね。
- ↑私から言わせれば、自由に移動するのも基本的人権だしね。
- ↑誰も生まれた場所で一生涯そこで暮らせなんて書いてないし。
- あっそうだ!“the other side of immigration”って映画ではメキシコ人が移民に対する見方ってものをかなりわかりやすく話してたよ。
- なぜ、彼らは今の移民法に従って、合法的に移住しないの?
- ↑それは今の移民法が効果のないダメな法律だからだろ。
合法または違法にやってくる、たくさんの移民たちを受け入れるアメリカですが、まだまだ頭が痛い問題があるのは間違いないでしょう。
日本も将来アメリカのようにいろんな国からの移民を受け入れることになったらと思うと、移民法の見直しや、どのように受け入れていかなければならないかなど、たくさんの問題が生じることでしょうね。
(参考)http://www.denverpost.com/politics-national/2013/01/
seven-facts-about-illegal-immigrants-in-the-united-states/
http://www.reddit.com/r/NeutralPolitics/comments/17ve2u/
what_is_the_solution_for_immigration_in_america/
移民が多くなるとどのような問題が起こるのだろうか?犯罪は増えるのだろうか?就職率は下がるのだろうか?日本はまだアメリカほど移民が多くないので、さまざまなデータを取って、今後の将来に役立てて欲しい。日本はこれから少子化で働き手の人手不足が問題になっている。移民の受け入れ方次第でこの問題も解決できるのではないだろうか?
PR【黄金の国ジパング】では、アフィリエイトプログラムを利用し、アコム社から委託を受け広告収益を得て運営しています。
- アメリカの不法移民は1000万人以上!ちょっといろいろ調べてみました!
アメリカは不法移民寛容だね。
メキシコだのピーナだの中国、韓国と日本に不法移民でいるやつらと変わらないじゃん。
メキシコ人が日本では少ないかもしれないが。
アメリカ人になりたくて来る人たちについては寛容だよね
直近の先祖が移民の人も多いだろうからそういう認識なのは解らなくはないな
けどアメリカ人になるつもりはない、なりたいどころかアメリカを憎んでる、金を稼ぐためだけに不法入国、アメリカを内部から弱体化させるチャンスがあれば手を貸したい、と常々思ってるような移民であっても大歓迎なのかな
不法、違法の意味が無くなってしまう
初っぱなから相手の国の法を破って抜け道を通させろという人達なんだよね
感覚が違いすぎてちょっとビックリ
治安とか文化とか守るべきもの、は無いのだろうか
日本人の気質と法で作り上げた安全で快適な社会に、移民がやって来て多文化共生を強制したり、
日本の中にまんま外国のような排日本人な場所が出来たり、犯罪率が上がるのは絶対反対だわ
まーたバカちょんこが迷惑かけてんのか
日本からも去れよな 乞食め
不法だろうが国籍くれるんだから行く奴多いだろ。
自分がゴキブリホイホイにエサつけたんだからそりゃ寄ってくるでしょ。
わたしもロサンゼルスに移ろうかと思ってます.
合法的にですけど.
まあアメリカはヨーロッパからの不法移民が先住民族の土地を盗んで出来た国だし。アメリカの経済は不法移民の安い労働力で成り立ってるし、3k仕事だからアメリカ人の仕事を取ってるのは嘘。でも合法化すると最低賃金を払わないといけないから、本音は市民権はあげたくない。ジョージア州議会で不法移民に厳しい法案出した年は野菜と果物の値段が上がって社会問題になった。不作じゃなくて、不法移民が居なくなって誰も最低賃金以下で一日朝から日が暮れるまで農作業したくなかったからそのまま腐った。税金は雇い主が先に払わないといけないから、偽の社会保証番号を使って働いた人の税金の払い戻しが毎年残るのも現状。