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悪者をやっつけたり市民を守ったりと、映画の中で活躍するスーパーヒーロー。ところが実際、人を守り英雄となった小さなヒーロー達が実在するんです。涙なしでは見ることが出来ない、ヒーロー達のストーリーを是非ご覧ください。
ミタルが祖母と家で留守番をしていた時のこと。テレビを見ていたら突然3人の強盗が侵入してきました。祖母は縛られ身動きがとれません。そんな祖母を助けようと、何と13歳の少女は勇敢にも強盗たちに立ち向かいます。
ミタルを取り押さえようと必死の強盗たちですが、彼女もまた強盗たちの腕を噛み、髪の毛を引きちぎりと暴れながら抵抗します。その間彼女は何度もナイフで刺さますが、彼女は倒れませんでした。
そして駆け付けた警察官により2人の強盗を逮捕。1人はそのまま逃亡してしまいましたが、彼女の勇敢な行動により祖母は無事救助されました。何度も刺されたミタルも351針を縫う大けがを負いましたが、幸い命に別状はありませんでした。
アイトゥザズがある朝いつものように登校していると、学校の門の前に見知らぬ男がうろついていました。膨れたベストには何かがくっ付いている様にも見え、見るからに怪しげ。
そう、何とその男は自爆テロリストで、ベストにはかなりの威力の爆弾が仕組まれていました。この15歳の少年は勇敢にもその男にタックルし、男を取り押さえます。
テロリストの男は抵抗するも無理だと諦め、何とその場で爆弾を爆破させてしまいます。この勇敢な一人の少年は、自分の命を犠牲にし全校生徒を守ったのでした。
2004年、全世界を悲しみに包んだ大地震。タイでは津波で沢山の人が犠牲となってしまいました。
その大震災の日、家族と一緒にバカンスでタイを訪れていた少女ティリー。彼女は偶然にもこの一週間前に、学校で津波について学んでおり、先生に津波に遭った際の対応と避難方法を教えてもらったばかりでした。
そしてその授業を真剣に聞き、全てを鮮明に覚えていたティリー。彼女は地震が起こった後、直ぐに津波が来る!と両親や周りの人達を説得します。そして安全な高台に避難した直後、大きな津波が全てを飲み込んだのでした。
彼女の声に耳を傾け、命を救われた人はなんと100人にものぼったそう。
オーストラリアにて、ある日7歳の少年タイラーが怪我に苦しみながら、2キロもの道のりを這いつくばい助けを求めていました。
この数十分前、タイラーとタイラーの父はバギーに乗って私有地を走り回っていました。ところがバギーごと転倒、父は瀕死の状態でタイラーも肋骨を折る大けがを負います。
自分もかなりの痛みに苦しむ中、瀕死の父を救うため、母のいる家の方に這いつくばいながらも助けを求め進みます。タイラーに気付いた母、そしてそんな勇敢なタイラーのおかげで父も一命を取り留めたのでした。
イクバルが4歳の時、彼の家族が貧しさのあまり、イクバルを児童奴隷に売り渡してしまいます。イクバルは6年間、児童奴隷として虐待を受けながらも働き続けます。そしてある日、イクバルは脱走を試み成功しました。
そしてその後、イクバルは隠れるどころか、他の奴隷の子供たちを救うため奴隷解放の運動を起こします。そして奴隷の子供たちが働いている工場に侵入し、3000人もの子供を救うことに成功。
1995年、イクバルは児童奴隷などの人権を守ることに貢献した人を称える賞を、最年少で受賞します。ところがその直後、イクバルの行動で児童奴隷を失ったグループにより射殺されてしまいます。
イクバル享年12歳。彼のおかげで命を救われた児童の数は計り知れません。
2004年、インドで大洪水が発生。13歳になる少女アスマが住む孤児院も被害に遭います。外から入ってくる水の勢いは止まらず、どんどん校内は水に飲まれていきます。
目の前で怯える小さな子供たち。濁流に巻き込まれる子供たちもいました。そんな子供たちを次から次に救うアスマ。今まで泳いだこともないし、泳ぎ方など知らない彼女でしたが、水に飛び込み無我夢中で子供たちを助けます。
そして彼女のとった勇敢な行動により、救われた子供たちの人数はなんと30人。インド政府は後に彼女の功績を称え、表彰しています。
家族が寝静まったある夜、8歳の少年タイラーは自分の家が火事だということに気付きます。8歳の小さな子供が目の前に広がる火を見れば、怖気づいてしまうのも無理はありません。
ところがタイラーは違いました。他の6人の家族を起こし、外に逃げるよう誘導します。
そして全員が助かった後、タイラーは隣の仮設住宅に住む体の不自由な祖父の家に飛び込みます。体が動けない祖父を必死に助けるタイラー。小さなタイラーに自分の倍以上の祖父を抱えることは出来ませんでした。
数分後消防士が駆け付け、火は消し止められます。そして鎮火した仮設住宅からはベッドに横たわった祖父とタイラーの遺体が発見されました。
小さなタイラーが命を懸けて守った家族。きっといつまでも、タイラーは家族の心の中で生き続けていることでしょう。
2007年アメリカ・デトロイトにて、車に乗っていた7歳の少女アレクシスと母セリシア。ところが突然、母と以前付き合っていた男カルヴィンが二人の車に近づき、母のこめかみに向け発砲。
運よく弾はかすり、一命を取り留めた母でしたが、カルヴィンは続けて発砲してきます。すると母の隣に座っていた娘のアレクシスが、母の前に乗り出し「ママを撃たないで!」と懇願します。
泣きすがる少女に対し6発も銃弾を浴びせるカルヴィン。そして駆け付けた警察がカルヴィンを取り押さえます。
意識不明の重体のアレクシス。母の懸命の祈りと医者達による手術のおかげで、アレクシスは一命を取り留め、現在は元気な姿を取り戻しています。
アナイヤと5歳になる妹が学校に通っていたある朝、一台のトラックが二人の方向に猛スピードで突進して来ます。直ぐにそのトラックに気付いたアナイヤは、妹を歩道側に投げ飛ばします。自分が逃げる事も考えずに・・・。
この勇敢な姉のおかげで、妹はかすり傷で済みますが、姉のアナイヤはトラックの下敷きになってしまいます。
片足を切断という大けがを負ったアナイヤでしたが、命に別状はありませんでした。後に、「無意識に妹を突き飛ばしてた。助けなきゃと思った」と語るアナイヤ。彼女こそ真のヒーローです。
5歳の少女クロエはある日母と一緒にテレビを見ていました。隣でポテトチップスを食べる母。ところが一度に沢山のポテトチップスを口に入れた母は、飲みきれずに喉に詰まらせてしまいます。
息ができず苦しむ母を見たクロエは110番通報します。困ったときは110番。と覚えていたクロエですが、相手が誰かということまでは把握しておらず、何故か父だと思ったクロエ。そして「パパ!ママが窒息しそう!帰ってきて!」と伝えます。
110番の交換手は、ドアのカギを開けて待つようにクロエに指示し、電話を切ります。電話を切る際に「パパ、早くね!愛してる。」と言ったクロエ。小さな可愛いヒーローがとった行動のおかげで、母親は駆け付けた救助隊に助けられました。
治安が良い日本、世界一安全な国と言われ、誇りに思う反面、世界には児童奴隷やテロなどで苦しむ子供たちが沢山いるという現実。
今いる環境に本当に感謝しなければいけない反面、今自分たちが世界で苦しむ人たちに何ができるのか、と真剣に考えさせられました。
まさにこのサイトの趣旨にぴったりの内容だった。日本人一人もいないけど。黄金の国ジパングは他のどの記事見ても今回のような素晴らしいニュースを紹介しています。