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金利290%!イギリスの消費者金融がブラックすぎて怖い

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イギリスではサツマローンというローン会社のCMが人気となりました。消費者金融のCMの面白さは日本と同じですが、イギリスのローン事情は日本とは全く異なるのです。

日本の金融業事情

日本では業者からお金を借りる場合は銀行か消費者金融が一般的ですね。住宅ローンなど金額が大きく長期の場合は銀行・政府系金融機関、比較的少額で短期の資金には消費者金融が使われることが多いです。

銀行などは審査基準が厳しく手続きに時間がかかりますが、消費者金融の場合、金額は大きくありませんが、審査は緩くスピーディです。

かつて、気軽にお金が借りられる消費者金融は、高金利や強引な取り立て、自己破産、借金苦による自殺などが多発して社会問題化しました。消費者金融が始まった1960年代の年金利は何と90%以上あったのです。

その後、規制を求める声が高まり、1980年代には年金利が40%代まで下がってきました。2015年現在では上限が20%に年金利となっています。

また、広告の際も業界団体の規定により、消費者に計画的な利用をするよう注意喚起が義務となっているのです。近年では銀行や信販会社もこの業界に参入し、かつてのマイナスイメージは払拭されつつあります。

イギリスの金融業事情

同じ島国でもイギリスは事情が大きく違います。2014年まで貸付の金利の規定がなかったのです。貸し手と借り手が同意さえすれば、どんな金利でも設定が可能だったのです。

これは日本人とイギリス人のお金や法律に対する考え方の違いと言えるかもしれません。イギリスではお金に対する判断は自己の権利と責任であり、政府による規制は経済活動を阻害し、逆に違法な闇金融が蔓延るという考え方が強いようです。

確かに、戦争の勝ち負け以外は何でも合法的に賭け事の対象にできるイギリスと、一部の公営賭博(競馬や宝くじなど)以外は厳しく規制している日本とはお金の感覚は大きく異なりますね。

イギリスの消費者金融の中でも人気なのがペイデイローンです。ペイデイとは給料日のこと。簡単な審査だけで無担保でお金を貸してくれますが、給料日には返済しないといけないのです。

プランはいくつかありますが、大体3週間以内の短期返済が多いようです。だからあまり年金利ということは意識していないみたいですね。

しかし、返済を滞ると複利計算となり、年金利数千%なんて事にも。また、ペイデイローンの審査を通過しない人は未登録の闇金業者に手を出します。こうなると年金利は数十万%という天文学的な桁になるのです。

おもしろCM!でもうっかり手を出すと…

一方、日本とイギリスが似ているのはCMの面白さです。近年では日本の消費者金融のCMでもアイドルやユニークなキャラクターが出演したり、キャッチフレーズなどが流行語になるほどの人気ぶりです。

次に紹介するのはイギリスで2013年に放映されたローン会社「サツマローン」のCMです。CG上でみかんが、80年代の名曲「ALONE」に合わせて、上手に唄うシーンが話題になりました。

なお、「サツマローン」の会社のトレードマークは温州みかん。温州みかんはナイフなしで気軽に食べられるオレンジとしてイギリスでも人気です。英語では温州みかんの原産地、薩摩(現在の鹿児島県)に由来して「サツマ」の名で親しまれています。

このCMは最高傑作だ!
このみかんはCGですかね。ものすごくリアルにできているけど・・
これは話題になった「唄うサツマみかん」って言うCMだね。
憶えているよ。あなたもこのCMを観たことあるんだ。
この唄うサツマみかんは笑えるね(^^)
このCMソングはなんて曲?
ハートのアロン(ALONE:独り)とローン(A LONE:ローン)を引っ掛けているのね(笑)
このCMはとてもインパクトが強いね。
こんなCMのアイデアをよく思いついたね。とてもクリエイティブな作品!
これは私のお気に入りのCMの1つ。
歌詞の内容と高利貸しの現実が全くマッチしていないね。
とてもクールなCM作品じゃないか。
サツマみかんの方がハートよりも唄が上手いんじゃないの(^_^;)
この歌はハートのトリビュートバンドのリサ・フリーがハートのボーカル、アン・ウィルソンのカバーをしているのよ。
このCMを観ていると思わず笑ってしまう。
気をつけて!!気軽にお金を借りられるけど、また気軽に地獄にも行けるわ。
この会社の金利は違法だと思う。でもCMが面白いことは認めるね。
金利が高いという人はいるけど、違法じゃないわ。実際に需要があるのだから。嫌ならば借りなければいいの。全ては自己責任ね。
需要があるのは分かるけど、国は金利を規制するべきです。
このCMはサラ金会社の作品とは思えないね。
私はこのCMが気色悪く感じる。
最高の曲とCGだね。頭の中でずっとリフレインしている。
サラ金について言えることは1つだけ。返せないお金は借りないこと。それだけ守れば大丈夫。
私は200ポンドを借りて、3週間後に250ポンドを返済した。この金利は異常だわ!!
↑返済が嫌なら、借りられるだけ借りて自己破産すれば(笑)
俺なんか400ポンド借りて、金利込みで750ポンド以上を返済したぜ。もうローンには懲りたよ。
アメリカも似たようなもんだぜ。借りるときは天国で返すときは地獄さ。
ローンで一時の春を謳歌する奴は恥知らずだ。
定職を得て、金を貯めてから使え!
イギリスの金利は凄いな!!アメリカやカナダでは金利が60%以上だったら違法のはずだけど。

それでも高いイギリスの金利

イギリスでは多重債務や自己破産、自殺に追い込まれるケースが多発しています。さすがのイギリス政府も2015年1月から年金利(単利)の上限を292%にしました。

また、貸金会社の貸出手続きに不備があったとして、金利や手数料を帳消しにする命令を出しています。これは日本に習った政策とも言えるでしょう。

それでも日本の年利上限20%に対して、イギリスの292%というのは目が飛び出るような高金利であることには変わりありません。

複利であれば1000%を超えてしまいます。お金を返す自信のない人はCMを楽しむことだけに専念した方がいいかも知れませんね。

(参考)https://www.satsumaloans.co.uk/

イギリスの金利高すぎwヤクザもビックリwこんな高くて借りる人、返す人いるのかな?日本は海外から見ると低いんだ。

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コメント一覧
  1. 日本の名無しさん
    2016年5月21日 1:41 AM

    初めて知ったけど、これは酷すぎる
    自己責任といっても、溺れる者は藁をも掴んじゃうわけだし、法規制はもっと必要だろうね

  2. 日本の名無しさん
    2016年5月21日 6:09 AM

    法整備して業者を締め上げたら、医療制度(保険制度)が拡充してない国だと○ねるよね~。特にアメリカ。
    盲腸や骨折なんかだと破産が見えるレベルだし。
    日本の国民皆保険制度は凄いと思うけど、インフラにタダ乗りしようとする奴等は嫌だわ。

  3. 日本の名無しさん
    2016年5月22日 7:50 PM

    自己責任って言葉はつまり、騙されるほうが悪いって考え方だからな
    つまり、犯罪者の考え方そのものなんだよね
    イギリスは金融経済立国だから、結果的に犯罪者の片棒を担ぐ形で政府が黙認してきたってことじゃないかな

    無関係な人間でも、自分が被害に遭わないうちは被害者に上から目線でそんなセリフも吐けるのだろうけど、思いやりというか客観的思考ができない人ってのがよくわかるね

  4. 日本の名無しさん
    2016年5月23日 6:36 AM

    産業革命で進化が止まった国。
    違法な諜報や金貸し(武器売買)で成り立つ国。

  5. 日本の名無しさん
    2016年6月1日 2:02 AM

    あかんやんか

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