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【動画あり】トルコの地下には5万人が生活できる巨大地下都市があった

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トルコのカッパドキアには蟻の巣のように広がる巨大な地下都市がたくさんあるんです。これは一体いつ誰が何のために作ったのでしょうか。

地下の巨大迷路

この地下都市の中で最も有名なのがデリンクユ遺跡です。この遺跡は1963年にある人が自宅の改築中に偶然に発見したんです。

1965年にトルコ政府の調査隊が調べてみると、この穴は地下12層で深さは120mもあったんです。

総面積は650平方メートル、貯蔵庫、ワイン工場や食堂、井戸、学校、教会などいろいろな施設が整っており、2~5万人が生活できる巨大施設だったのです。

1900年初めにはカッパドキア地下空間の存在は知られていたのですが、まさか人口建築物とは思われていなかったようです。カッパドキアには200~400の地下都市が確認されているそうです。

しかし、ほとんどは公開されておらず、発掘もあまり進んでいません。2014年にもネブシェヒル地区で家の解体工事中に新たな地下都市が発見されました。地下18層のカッパドキア最大の規模になるのではないかと期待されています。

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この地下都市の建設が最初に始まったのは4000~5000年前とも言われています。建築は中断を繰り返しながら続けられました。

カッパドキアの人々はずっと地中で生活をしていた訳ではなく、敵襲や宗教的は迫害から身を守る時だけ避難先として地下で生活をしていたようです。その間、必要が無くなれば忘れ去られ、また何かのきっかけで復活を繰り返してきたのです。

高度な土木技術

いったい誰がこの地下都市を築いたのかは、はっきり分かっていないようです。明らかなのは異なる民族の人々がここで生活をしていたようです。

これらの都市の所有者は石器時代の人々から、鉄器文明をもたらしたヒッタイト人、ゾロアスター教徒、そしてキリスト教徒へと変わっていったと考えられています。今日でも洞窟内にはキリスト教の施設や壁画が多数残されているんです。

地下都市の人々は快適に過ごせるようにたくさんの通気口を作っています。入口には巨大な門があり、外側から開けるのは困難ででも、内側からは1人で簡単に開けられる構造にもなっています。

地下都市が作られている地盤は軽石状で比較的柔らかいという特徴があります。階層や通路は非常に複雑に作られていますが、中で壊れた形跡はないと言われています。

つまり、これらを作った人々は地盤や構造の強度を理解した上で地下都市を作っていたのです。

また各地下都市は周辺の都市と通路でつながっていました。計測機器を使わずに、何キロもある長いトンネルを目的地まで正確に掘るのはとっても難しいんです。まさに神業的な土木技術と言っていいでしょう。

観光地としても有名なカッパドキアですが、この地下都市観光は特に人気のスポットです。ユーチューブ上の動画には多くのコメントが寄せられています。

うわ~!これは素晴らしい!何か信じられない世界!
一体誰がこんなものを作ったんだ?かなり時間もかかったでしょう!!!
これこそ人類の宝、世界遺産!
これってギリシャのカッパドキアって場所でしょう!?地球上で最も美しい場所の1つですね。
ちょっと待って!これはギリシャじゃなくて、トルコだけど・・・古代の遺産=ギリシャっていうステレオタイプは良くないね。
誰だ!ここをギリシャだなんて言っている奴は!西アジアやヨーロッパの文明は全てギリシャ文明と勘違いしているね。これってアメリカの文明はマヤ文明だって言っているのとおんなじだよ。
トルコには3回ほど行ったことがあるけど、本当に美しい国ですね。いろいろな見どころがあって、何度行っても新鮮な発見があるわ。
これだけの地下要塞を築いて強大な敵から身を守ったんだろうね。
歴史の勉強は必要だね。カッパドキアには昔多くのギリシャ人達が生活していたんだよ。ギリシャ正教系のキリスト教だし。あの地下都市は異教徒に対抗するために作ったのさ。
カッパドキアはギリシャの土地だ!!
くだらねえこと言ってないで金返せ!EUから叩き出すぞ!
カッパドキアはギリシャ帝国の遺跡じゃない!ペルシャ帝国のものだ!
ギリシャでもペルシャでもない、トルコだって!地図を見て!
とっても印象的ですばらしいですねぇ。私の故郷はマレーシアだけど、こんな景色の場所はないですよ。来週にはトルコを訪問予定です。ああ、実物を見られるのが待ちきれない!!
アメリカ政府も巨大地下都市を建設中なの。トップシークレットだから知らないと思うけど(笑)
よくこんな地下都市を作るなぁ。感心するね。11層もある地下街って凄いよ!
この都市はフルギア人ではなく、ヒッタイト人によって作られたと思うよ。フルギア人はそこに定住しただけさ。
この巨大遺跡は1963年に自宅の工事で偶然発見されたんだよね。まだ私たちの知らない遺跡が地下にあるのかも。
4000年またはそれ以上の歴史がある遺跡みたいですね。
トルコってミステリアスで美しい国。大好きです!
この地下都市をどうやって維持していたのかしら?例えば、照明や通気、上下水道を管理するのは至難の技じゃない!?
地下都市は10層ぐらいあるけど、そのための通気口も確保されていたんだよ。
トルコの地下都市文明は調べたらもっと新たなことが発見されるんじゃないですかね。
私は宇宙人が人類を避けて地下に住み着いたと思ったけど、なんか違うみたい・・・
こんな地下都市に生活していると閉所恐怖症になりそうだ。
他民族や異教徒を相当恐れていたんでしょうね。そうじゃなければ、これだけ巨大な建造物は作らないですよ。
この建築物はネプリムという巨人族から身を守るための要塞でしょう!?
違いますよ。これは要塞というより居住区です。かなり高い文明を持っていたことは確かですね。宇宙人説があるくらいだから。
地下で生活するときの光源は何を使ったか疑問だわ。
ヨーロッパの鉄器文明は紀元前1200年には始まっています。地下都市が築かれたのは青銅器時代ですよ。鉄器を使わずにこれだけの工事をどうやって成し遂げたのかは謎ね。
だからこれは宇宙人が作って生活をしていたのよ。それ以外に説明ができないでしょう!?
キリスト教徒は利用しただけ、作ったのはゾロアスター教徒ですよ。
宇宙人が作った説に1票!
生きている間に絶対に行きたい場所の一つね。

わずか50年前に偶然に再発見された遺跡は1985年に世界遺産になっています。世界中から観光客が集まり、トルコの人々に巨万の富をもたらしているんです。

あまりにも立派な地下都市なので、本当は宇宙人が作ったのでは!?という説が囁かれるほどです。世界でも有名な親日国のトルコ。機会があれば、ぜひカッパドキアの地下都市に行ってみたいですね。

(参考)http://www.mirror.co.uk/news/world-news/new-derinkuyu-
incredible-labyrinth-5000-year-old-5453487
https://en.wikipedia.org/wiki/Derinkuyu_underground_city
http://travel.nationalgeographic.com/travel/world-heritage/cappadocia/

これは広い!横だけじゃなく、縦にもあるそうなので、本当に地下都市みたいだ。50年前に再発見されたなんてとても神秘的で、ワクワクしてくる。人が集まるのもわかるし、一度実際に見に行ってみたい。

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コメント一覧
  1. 日本の名無しさん
    2015年11月2日 10:19 PM

    カッパドキアのキリスト教徒がどうなったか知ってますか?

  2. 日本の名無しさん
    2015年11月2日 11:33 PM

    ここ現地ツアーで行ってきたけど中相当広いし何層にもなってて楽しいよ。
    個人で行けるけど、解説無いとただの穴だからガイド付きがオススメ。
    ムードメーカーのパキスタン人トリオが参加者でいたんだけど、そのうちの一人がランチタイムにモスクにお祈りに行っちゃって出発が遅れたのは今ではいい思い出。
    敵が攻めてきたときはこの地下にキリスト教徒達は隠れてたけどその後は言及されてなかったから滅ぼされちゃったのかもね。
    カッパドキアにはラブ バレー(愛の谷)なんていうち○こみたいな奇石がニョキニョキいっぱいある場所もあるんでそっちもネタ的にはオススメ。

  3. 日本の名無しさん
    2015年11月3日 1:10 AM

    個人で潜ったけども、内部で遭遇した外国人たちと意気投合して面白かった。わいわいしながら探検した。

  4. 日本の名無しさん
    2015年11月3日 4:12 AM

    俺らが子供の頃は、鉄の王国=ヒッタイトってイメージが古代小アジアを象徴してたけど、青銅だかも小アジアが発祥みたいな手がかりを発掘したとかどっかの新聞記事で見た記憶。あそこらへんの文明はメソポタミアとかインダス文明なんかより恐ろしく古すぎて謎が多すぎる。

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