日本の魅力を発掘するだけでなく、他国の環境・法律・文化などを見て、いかに日本が素敵な国かを見直すサイトになります。
日本の「正確さ」や「便利さ」は、海外でも時々ニュースで取り上げられているほど、徹底されています。
特に時間においては、他の先進国も比較的守る傾向にはあるものの、例えば日本の電車等の交通機関が「秒」単位でコントロールされているというところに、思わず爆笑していたイタリア人を見たことがあります。
海外では、電車が遅れるどころか、来ないことも珍しくないからです。
日本でも「沖縄時間」があり、沖縄出身の友人から待ち合わせ時間はただの目安という話を聞いたことがあります。時間の感覚というのは、確かに自分が慣れ親しんだ文化の影響が少なからずあるものなのでしょう。
しかし、皆が同じ感覚で生活している地元でならまだしも、様々な文化が混在している国や地域においては、改めて時間のルールを確認しておく必要があるようです。
国籍で区別せずとも日本にも遅刻魔はおりますが、彼らを腹立たしく思うのは日本人だけではないようです。「いつも遅れてくる人って、いったい何考えてるの?」という疑問に対する、各国の皆さんの反応をご覧ください。
相手を待っている時間にもっと他のことができたかもしれないから。5分から10分は大した問題ではない。でも自分で約束に合意したのなら、20分も道端で待ちぼうけをくらわせたり、グループに君一人を待たせたりはしてはいけない。
彼女は謝罪の一言もなく、「あなたたちを餓死させちゃうわね!」だって。完全に腹が立って、それ以来、彼女とは出かけていない。
皆携帯を持ってるんだから、会う時にどこにいるのか教えてくれればいいだけ。侮辱しているのではなくて、自分たちのように時間を守れない人間は、例え瞼の中に時計が光っていたって時間が守れないの。
でも、私のガーナ出身のフランス語の先生は、彼の仲間たちは待ち合わせに2,3時間は遅れてくると言ってた。むしろ時間通りに来る先生を奇妙に思うらしい。ドイツでは全て時間通り。自分のドイツ人の祖父は「時間通りっていうのは5分前のこと♪」とよく韻を踏んでる。
さて、いかがでしょうか。遅れる側がただ開き直っているように見えてしまうのは、気のせいでしょうか。日本と同じ感覚の国も案外多いことを知りました。
ただ、時間にあまりとらわれない文化の人たちは、人の遅刻にも寛容であり、気楽と言えば気楽ですよね。いつも遅れる人が人を待っているイメージもあまりありませんが・・・。
私のアラブ系の友人は、待ち合わせ時間になっても一向に現れないので電話をすると「おはよう。今起きたよ。これから行くね」とまるでモーニングコールの如くの扱いをしてきたり、何の連絡もないまま約束をすっぽかしたりします。
他の国でも、時間に遅れるどころか永遠に現れない人もいるので、新種の嫌がらせかと落ち込んだこともあるのですが、色々聞いてみると、気が乗らなかったというのが許されるものらしいです。
軽視されているといえばそうなのですが、個人的には仕事以外でなら彼らの気楽さは嫌いではありません。
こうして全体的に見ると、温かい国は時間に寛容な印象があります。気候的に人を外で待つことが苦痛に感じないのかもしれません。逆に、寒空の下で誰かを待つことには限界があり、来ない奴が悪いという考えにも大きく頷けます。
郷に入りては・・・なのか、自分の考えを通すのか、皆さんだったらどうしますか?
(参考)http://www.reddit.com/r/AskReddit/comments/9mgm6/why_do_
people_who_are_consistently_late_think_its/
時間にルーズな人達はどうやって待ち合わせるんだろう?こんなんじゃ待ち時間ばかり増えて、時間の無駄が多過ぎる。みんなが意識を変えて時間を守るようになればもっと有効に使える時間が増えるのに。
光画部時間