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数年前のある日の事。お土産に本を買いたいという来英中の知人(日本人)を街の中心部にある書店へと案内し、世間話をしながら店内を歩いていると、背後に何かしら人が近寄って来る気配。
2人で振り返ると、「アナタタチハ 二ホンジン デスカ? I am a huge fan of Mr Kitano. He is an amazing film director.」→ 私は北野氏の大ファンなんです。彼は素晴らしい映画監督ですね。と、突然、品の良さそうな高齢の紳士にたどたどしい日本語と英語で話かけられました。
海外の街中で見ず知らずの人に、「ミスターキタノ ノ ファンデス」と、いきなり言われても、「まあ偶然!私もなんですよ!」となるわけもなく、かと言って適当に相槌も打てず、私と知人は困惑顔。
しかし、紳士はその気まずい空気を読み取ろうともせず、ミスターキタノこと北野監督、そして彼の作品が世界的にどれだけ素晴らしいのかを、熱く、熱く語ってくれました。
映画に疎い筆者ですが、北野監督がヨーロッパ各国の映画祭に招待されている話は聞き及んでいます。
今回、彼の作品がどんなにスバラシイかを調べる為色々と検索してみると、世界あちらこちらで非常に高い評価を頂いており、そんな北野武監督の熱烈なファンの方たちからの言葉を集めてみました。
“Takeshi’s Castle”という番組もあって、ビートたけしという名前で出ていて、日本では超有名な人で、コメディアンでもあるって聞いてびっくりしました。
出演陣の演技、流れる音楽、全体の構成、全てがいい具合に絡み合い、何度も何度も観たいと思わせる心に残る作品です。
さて、日本で1986年―1989年に放映された風雲たけし城という番組を覚えていますか?
この番組は、アメリカでは「Most Extreme Elimination Challenge」、ヨーロッパ各国では「Takeshi’s Castle」というタイトルが付けられ、世界159か国で放映され各国で大ヒットしました。
実は、北野武氏は監督としてその名前を知られ始めるずっと以前に、「たけし城城主のTakeshi」として世界的にその存在を既に広く知られていたのです。では、ここで、「城主Takeshi」へのファンからのメッセージをお届けします。
実は、筆者は北野監督がメガホンを取った作品は観たことがありません。元々熱心な映画ファンではない事もあり、お気に入りの映画は両手で数えるほどしかないのですが、その数少ない中の一本が「戦場のメリークリスマス」。
この映画に北野氏は主役陣の一人として登場しており、一番最後のシーンでの画面いっぱいに広がる北野氏の口からこぼれるこの一言、「メリークリスマス、ミスターローレンス」は、彼の俳優としても才能も垣間見れる瞬間です。
多才で色んな顔を持つ北野武氏。今後も日本を代表する映画監督しての活躍が楽しみですね。
(参考)http://www.youtube.com/watch?v=PGuYojcmZpI
http://www.youtube.com/watch?v=fHpV5-pRwHU
http://www.reddit.com/r/NetflixBestOf/comments/20f3v9/
sonatine_1993_takeshi_kitano_stars_as_an_aging/
http://www.amazon.com/Kikujiro-Yuuko-Daike/product-
reviews/B00004Z1FE/ref=cm_cr_pr_btm_link_4?ie=UTF8&filterBy=
addFiveStar&pageNumber=4&showViewpoints=0&sortBy=byRankDescending
日本人を見ただけで、「北野氏を知っていますか?」と声をかけられ、熱く映画について語られるのには驚いた。
確かに日本人ならほとんどの人が北野武を知っているが、そのことについても海外の人は知っているとは、よほどの有名人なんだと思う。