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すっかり海外でも人気になった日本の寿司。生魚や寿司の食べ方、ネタの名前の食文化もかなり浸透しています。そんな中で外国人の度肝を抜いている寿司グッズがあります。
携帯ストラップなどではなく、なんと靴下なのです!もちろん、折りたたんだ形が本物の寿司ネタそっくりなんです。
この話題のソックスは富山県高岡市の靴下メーカーの「助野」が製造・販売しています。助野は1956年創業の歴史のある靴下メーカーで、品質と企画力には定評があります。また積極的に海外での製造やマーケティングも行っています。
話題になっている寿司ネタ風ソックス(寿司ソックス)は外国人の日本のお土産を想定して作られた商品なんです。社内の女性社員のアイデアが基になったそうです。
ネタの種類は全部で7種類。マグロ、サーモン、タコ、エビ、たまご、イクラ、ます寿司(富山名物の三角に折った寿司)があります。いずれも1足500円です。ます寿司以外の6種類は1セット2700円です。
特別セット物になると更に種類は多く、鯖、うに、ネギトロ、イカ、コーン・マヨネーズ 、カリフォルニア・ロール、納豆、太巻きもあります。寿司桶までセットになっている超本格派です。なお特別セットは受注生産らしいです。
見た目も素晴らしいので、靴下としてではなく、オブジェとしても十分に楽しめそうです。なお、靴下には外国人に人気の日本語でネタの名前が織り込んであるんです。
正しく畳めば元の寿司ネタの形にも戻せます。また実際はほとんど見えないワサビの緑の部分もしっかり織り込んであります。ディテールにこだわった一品なんです。
日本のお土産として購入する外国人が多いようですが、実際に使ってみると、その商品が見かけだけでなく、素材や品質がしっかりしている事に驚いているんです。
また寿司ネタの細かな絵柄はプリントではなく、細かい糸を織り込んであるんです。すごい技術ですね。企画商品であっても、品質に一切妥協しない日本のメーカーらしいアイテムです。
日本でも外国人向けのおみやげ店などで購入が可能で、海外からは通販で購入できるようです。外国人にはウケそうですが、日本人が普通に人前で履くには、かなりの勇気がいりそうですね。
この商品を紹介するユニークな動画がユーチューブ上にアップロードされています。
頑固な職人がいる本格的な鮨屋。その店のカウンターでお客さんが普通の寿司を食べている中、ある若い女性が寿司を注文すると、本物そっくりの寿司ソックスが出てくるという不思議な内容です。
解説と字幕は英語ですが、動きがシンプルなので誰でも楽しめる動画ですよ(ちょっと胡散臭いですかも^_^;)この寿司ソックスには海外から多くのコメントが寄せられています。一部を紹介しましょう。
私たち日本人が思っている以上に、寿司は海外で人気です。日本ではあくまでも食文化の1つと捉えがちですが、海外では日本を象徴するアイコンとしても捉えられているんです。これはちょっと日本人の感覚とは異なります。
寿司ネタをイメージした食品サンプルや衣類、グッズなど数多くの商品が外国人向けに作られています。これらの商品はデザインやクオリティが非常に高いと外国人に評判です。
日本メーカーの商品よりも安いものは世界中にたくさんありますが、日本の商品にはブランド力があり、とてもクールというイメージが定着しているんです。
(参考)http://jpninfo.com/7762
http://www.supercompressor.com/gear/meanwhile-in-japan-sushi-socks
これは日本では流行らなそうだけど、海外では人気出るだろうな。プレゼントにも最適だし、ジョーク好きな人や靴下に穴が空いて困っている人にピッタリだと思う!