ストレスを感じることが多いと言われる現代。学校でも会社でも、人間関係に悩んでいる方も多いかもしれません。みなそれぞれのストレス解消法を持っているのではないでしょうか。
スポーツや食べ歩き、それぞれ様々の趣味などに没頭すると、ストレスなどどこかに飛んでいってしまうものです。そんなストレスを忘れるひとつの手段ともなる、盆栽を趣味とする人々が海外で増えています。
自然を小さな一鉢に余裕が生まれる、大人の趣味
もともと平安時代に当時の中国、唐で行われていた「盆景」が入ってきてから始まった「盆栽」。江戸時代には園芸とともに盆栽もとても人気のある趣味でした。
しかし1990年ころまでは、手入れに手間と時間がかかるために愛好者は熟年層に限られていました。それが90年代以降、海外で盆栽が紹介されると、瞬く間に人気に火がつきました。
高松で開かれる盆栽大会では1000人以上のバイヤーがつめかけたり、フランスで開かれた展示会では高値で取引され、イタリアのミラノには年商3億円を超える盆栽卸業者がいたり…。
若い人たちの間でも「変化するアート」として、盆栽はクールな趣味として捉えられているようです。種から育てる愛好者がいたり、日本人では考えつかないような物を鉢にしたり、さまざまな角度から盆栽を楽しんでいるようです。
盆栽の魅力にハマった彼らの声を聞いてみましょう。
- なんて綺麗なの!私も素敵な鉢が欲しいわ。
- 2〜3年前に盆栽のための木を買ったんだけど、スーパーで買った安いものだったんだ。今度はもっといいものを買って、少し大きく育ててみようと思ってるんだ。
- もっと年齢がいったら、ぜひ盆栽を始めたいと思ってるの。でもどこからどう始めたらいいか、見当もつかないな。
- 木の種類によって、家の中でもOKなものと、外の方が生育に適してるのと違いがあるから、そこもよく見てみるといいね。熱帯や亜熱帯性の木だと家の中でもだいたい大丈夫なはずだよ。
- 盆栽っていいよね。とても小さな木なのに、存在感がすごいんだ。
- 樹齢100年の木を盆栽にできるかな?どこでどうやって買えるか知りたい…。
- こんなに少ない土で大丈夫かな。それに、いつ土を替えたらいいのかな…誰か教えて!
- インドでもできるかな?どこで盆栽にできる木が手に入るか教えて。あと、必ずワイヤーで枝をくくらないといけないのかな?
- 盆栽を始めたばかりなんだけど、枝と根っこは同時に切っちゃだめだよね?どうかな。
- オンラインの盆栽コースもあるから、ぜひお試しあれ。
- 盆栽フォーラムでいろいろな知識を得られるのがいいね。たくさんの盆栽好きがそれぞれの経験から答えをくれるから。とても役立ってる。
- ここイギリスでは、そんなにまだ正しい情報が入ってきてないから、僕が買った鉢なんて7万円以上もしたんだ。
- 僕は盆栽を2つ持ってるんだけど、引っ越した先は気候が前とは違うから、ちゃんと育つか心配。水やりに十分気をつけなくちゃね。
- クリスマスプレゼントで盆栽の鉢をもらったんだけれど、植えられているのが何の木かも、育て方も分からないから、これから勉強してうまく育ててみようと思ってるんだ!
- 注意だけど、冬の期間はほとんど水やりしなくていいからね。本来、木は外で育つものだからね。少し茶色っぽくなって元気がなくなったように見えても、春にはまた緑が戻ってくるから大丈夫。
- ずーっと盆栽が欲しくて、やっと手に入れることができたの!今からワクワクしているわ。うまく育てたいから、ネットで育て方をかなりリサーチしてるわ。
- 去年、日本のカエデの木を園芸店で買ったんだけど、ここカナダは冬とても寒くなるから、地下室に入れて越冬させたんだ。ものすごく手間がかかるけど、いい盆栽にしたいからね。
- 私も樹齢3年になる日本のカエデの木を買ったんだけど、最初にしなければいけないことを知りたい。何か特別な手入れは必要?はるばる日本からやってきて、ストレスを感じているだろうから、慎重に扱いたいんだ。
- 盆栽の奥深さが分かってから、ずっと熱中しているよ。仕事以外の時間は全部盆栽にあてているくらいさ。小さい木を大きくしてみたり、枝ぶりを変えてみたり…盆栽はこちらが手を加えることで無限に変化するアートなんだ。
- この幹の感じがなんとも言えないだろう!10年かけてここまで育てたんだ。展示会にも出品するんだけど、そこでは木の形や、どのように根が張っているか、枝ぶりはどうかなどを見ていくんだ。基準は主観的なものだからね。人によってそれぞれいいと思うものが違うんだよ。それが面白い部分でもあるね。
- 盆栽はまるで絵画のように美しいね。盆栽を通して、日本文化をもっと深く知りたいと思ってるんだ。
- 盆栽は勉強すればするほど、その魅力にハマってしまうものなんだ。もともと庭を作ったり、フラワーアレンジメントを楽しんだりしていたから、盆栽に惹かれるのも当然のことだったのかもしれない。盆栽の深い魅力は、自然を表現することにあるだろうね。
もちろん人が手を加えるわけだけれども、そこに自然の美しさや厳しさや、変化のさまを表現する、これほどエキサイティングなことがあるかい。相手は生き物だから、忍耐力も必要さ。そして、この盆栽という芸術から日本の精神も学んでいる気がするよ。
趣味として盆栽を始めるにあたって、まず種から育てるのか木から始めるのか、どのくらい時間を費やせるのかで扱う種類は変わってきます。種から育てた木が育って、そのお手入れをするのは、よりその盆栽の鉢に愛着が湧きそうです。
下の鉢も合わせて10cmもないような、とても小さな盆栽セットも売られています。これなら盆栽を置くスペースがない、なんてことはないでしょう。小さくても、自然が家の中にあるというのは、大きな違いをもたらすものです。
自然との共生の象徴だとされる盆栽。近くの園芸店に寄って、お気に入りの鉢に出会えたとしら、楽しい世界が広がりそうですね。
(参考)http://www.bonsaioutlet.com/bonsai-care-articles/gardening-with-
bonsai-trees-is-becoming-a-popular-relaxation-technique/
http://ja.wikipedia.org/wiki/盆栽
http://en.wikipedia.org/wiki/Penjing
http://diamond.jp/articles/-/62462
http://www.j-cast.com/tv/2012/01/31120619.html?p=all
http://www.helpfulgardener.com/forum/viewtopic.php?f=1&t=61391
海外でこんなに盆栽に興味がある人が多いなんてビックリした。日本の文化がこんな風に海外に広まっていくのは日本人として嬉しい。盆栽のワールドカップもあるようなので、今以上にどんどん世界に広まっていってほしい。
PR【黄金の国ジパング】では、アフィリエイトプログラムを利用し、アコム社から委託を受け広告収益を得て運営しています。
- 困った時でも応相談&即審査!キャッシングならエクセルで!
日本じゃ盆栽は年配の趣味なのに海外じゃ若い人がやってるのかw
海外だったら、自分の国の木でやった方が面白い気がする。木なんて何だって良いんだから。
面倒くさくなって庭に植えたら腰の高さ位まで育ったw(*´ω`*)松ねw
韓国人がアップを始めました
ガイジンが盆栽やってるとかなんか笑えるな
ガーデニングやぞ
こういうの見ると嬉しくなっちゃうね
国によってBONZAIだったりBONSAIだったり表記が違うんだよな
手間かけないといけないから仕事あると出来ない
使ってない小鉢の底に穴開けて、拾ってきた実生のけやき植えてみたけど、外にほったらかしで5年経つが元気だよ。