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ASIMO(アシモ)はホンダが開発したニ足歩行の人間型ロボットです。人間のような動きができるASIMOは日本のロボット技術の象徴として世界中の人々を驚かせています。
ホンダのASIMOの開発は15年前の2000年に始まりました。現在の3代目ASIMOは2011年バージョンです。この基礎研究は1984年にスタートしたので、ASIMOの年齢は30歳前後とも言えるかもしれません。
その名前の由来は「Advanced Step in Innovative Mobility」の略ですが、鉄腕アトムを実際に作ってしまうプロジェクトと言った方が分かりやすいでしょうか。
3代目ASIMOの身長は130cmで体重は54kgなので中学生ぐらいです(人間と違って年々小型化しています)。見た目は子どもですが、一部、大人以上の能力も持っています。
例えば3人の人の話を同時に聞く(認識する)能力があります。まるで聖徳太子みたいですね。その他、時速9kmの二足走行、段差(階段)移動、ジャンプ、歌、手話、サッカー、ダンスなど人間に近い能力を持っています。
順調に見えるASIMOの開発ですが、東日本大震災のあった2011年に転機が訪れました。
放射能汚染地区など作業員が立ち入れないエリアでのASIMOの活躍が期待されましたが、実際には全く役に立たなかったのです。いままでの開発は人とのコミュニケーションが重視されており、事故処理などの作業はまだ想定されていなかったのです。
現在ではもっと現場で役立つ制御装置や駆動装置の改良が進められています。より実用的な鉄腕アトム開発にステップアップしたのです。
ASIMOはドバイやニューヨークなどで素晴らしいパフォーマンスを披露し、世界中の人々から絶賛されています。日本を訪れるアメリカのオバマ大統領やドイツのメルケル首相ら要人の接待も行う超人気者です。
ASIMOは天皇陛下と総理大臣に並ぶ日本を代表する技術親善大使なのです。一般のみなさんもASIMOのパフォーマンスをHondaウエルカムプラザ青山カフェで実際に見学することができます。
日本の観光スポットの1つとしても外国人に人気があるんですよ。他のイベントやメンテナンスなどの都合で展示スケジュールは変わる場合もあるので、事前に会場への確認をおすすめします。
それではASIMOのデモンストレーションを動画で観た世界中の人々の反応を紹介していきます。
日本は産業用ロボットの生産数と稼働数が世界一のロボット大国です。このロボット技術は江戸時代の「からくり人形」から続く日本の伝統芸です。
ASIMOを代表とする日本のロボット技術は世界中から熱い視線が注がれているのです。将来、日本製のロボットが世界中で活躍する時代がくるでしょう。
(参考)http://tokyocheapo.com/entertainment/free-robot-show-tokyo/
http://topekasnews.com/asimo-robot-kills-two-scientists-japan-escapes-
laboratory/
http://blogs.wsj.com/japanrealtime/2015/03/09/angela-merkel-meets-
humanoid-robot-asimo-in-japan/
http://akihabaranews.com/2013/10/16/article-en/japanese-robots-asimos-
nemesis-grows-stronger-will-honda-respond-video
ASIMOの歴史がすごい!しかし2011年の震災時に役立たずだったのは悲しい。特にいまの段階では何かに使えるってわけではないので、まだドローンのほうが役に立つ。災害時に役立つとか何か意味のあるロボットを作って欲しい。
JAXAの”こうのとり”に座席と様々なセンサーを付けて、ASIMOを乗せて宇宙に飛ばして貰いたい。
有人宇宙飛行の可能性を探る実験に成るだけで無く、将来的に月や水星・火星等の衛惑星探査の研究にも繋がる。
(勿論ASIMOにも各種センサーを付ける等の改編は必要だが。)
アシモのような人型は元より用途が違うんだから、いきなり別の事をさせようというのが間違いだと思う。
必要なのは、もっと作業用に機能を特化した物じゃないか?
アメリカの軍事用に開発してるロボットもすごいけど断然ASIMOの方が明るい未来って感じで良いね。
日本人にはアトムが根底にあるからなんだろうな。
100年後のASIMOが楽しみだな。