日本の魅力を発掘するだけでなく、他国の環境・法律・文化などを見て、いかに日本が素敵な国かを見直すサイトになります。
インドの中心都市、ニューデリーでは毎年夏は40℃近い気温になります。2016年5月には45℃を記録し、その後51℃まで上がり話題となりました。驚くべきはなんと道路が溶け始めていること。
この『異常な暑さ』は深刻化し、ホームレスや、建設作業員など多くの人たちが熱中症や脱水症状に倒れ、熱さによる死者は10日間で900名近くになると報告されています。
コンクリートの表面が溶け、道路上の塗装が歪んでいる
インドの都市ニューデリーを、道路が溶けだすほどの猛烈な熱波が襲います。急激な気温上昇は、51℃を記録するほどで、熱中症や脱水症状による被害が相次いでいます。
この気温による死者はインド全体で2300人を超え、更なる悪化が期待されています。
政府は屋内で日中を過ごすことを呼びかけていますが、建設業などの一部労働者たちは屋外での仕事を止める訳にはいきません。被害者の多くはこういった労働者や、ホームレスの人たちが多いそうです。
熱中症により病院に運ばれた男性
一部地域では一週間の死者は200人を超え、去年全体の死者31人を遥かに上回る被害が発生しています。
加えて都市部ではエアコンなどの冷却装置による電力消費量が急増し、一日で最大10時間近い停電も起こっています。エアコンや氷が飛ぶように売れ、日中の街中を歩く人は少なくなっています。
街で小売店を経営する男性は「皆熱中症にならないように外に出るのは控えてるよ。例年よりずっと暑いね。でも電気は足りないし、エアコンだって効かなくなってるんだ」と話します。
需要が急激に増加したエアコンを組み立てる作業員たち
これらの熱波は、北西の砂漠から、乾燥した高温の風が流れてきていることが大きな原因になっているそうです。
街では多くの労働者が屋台のサトウキビジュースに殺到し、渋滞で動けないバイクの運転手たちには、ボランティア団体が飲み物を支給したりしています。
都市部の停電で苦しむ人々もさることながら、経済的に貧しい地区の人々の被害も甚大で、2016年の死者数は例年を大きく上回っています。雨によって気温が下がることが予測されていますが、政府は油断しないように国民に呼びかけています。
日本でも例年、猛暑が観測され、毎年暑くなってきているように感じます。地球温暖化の影響かは分かりませんが、熱中症などの被害は深刻なものです。
道路が溶けるほどの熱波は世界中でも珍しく、このニュースは大きな反響を呼んでいます。それでは海外の人たちの声をご紹介していきたいと思います。
気温の影響で道路が溶けるなんて本当に恐ろしいです。日本も例年の猛暑で熱中症の被害が増えているので、夏の暑さは馬鹿にできません。
気温上昇や地球温暖化の噂も世界中でされているようですが、ここまで暑くなってくると、何かおかしいのではと考えたくなってしまいます。
労働者の中にはお金を稼ぐために、屋外で働かなくてはいけない人も多く、この状況に何もできないのは心苦しいです。多くの人が熱中症に関する正しい知識を身につけて、少しでも状況が良くなってほしいと思います。
(参考)http://www.dailymail.co.uk/news/article-3099363/India-s-killer-
heatwave-hot-causes-roads-MELT-Death-toll-soars-1-100-people-told-stay-
indoors-crisis-continues.html
道路が溶けるレベルだと他にもいろいろ溶けてそうだけど、赤ちゃんとか大丈夫かな?異常気象が多すぎてノーマルに感じる。
寒冷になるといってた学者出てきて説明して欲しいね。
夏場はこのまま気温上昇し冬場は反動で寒いか大雪になる。 ピークを迎えれば緩やかに元に戻るはずなんだけど、何年周期か予想出来そうにないな。