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皆さんはインドと言えば、どんなイメージをお持ちでしょうか。カレー、ターバン、ガンジス川で行水、学校で習ったカースト制度、などなど。どれも間違いではありませんが、それはインドのほんの一部でしかありません。
あまりインドのマイナスなところばかりをお話したくはないのですが、インドについて触れなくてはならないのが、貧困でしょう。全人口の約6割が貧困層だと言われており、実際インドに在住している私も、正直驚いています。インドへ行ったことがある方なら、ご存知かと思いますが、とにかく多い物乞い集団。彼らは、本当の物乞いなのでしょうか、またはプロフェッショナルの物乞いなのでしょうか?!
インドにいると、嫌でも目にしてしまう物乞いの人達。運転していれば、信号待ちの交差点で待ち構えています。薄汚れた格好をし、老人の男性は腰にベルトを巻いたり、松葉づえをついたりしています。女性は、片手に疲れて寝ている赤ん坊を抱き、髪の毛はボサボサ、埃だらけで小銭をくれと車の窓を叩いてきます。
インドの近代の象徴、ショッピングモールにはいませんが、どの街にもあるマーケットで買い物などをしていると、店を一軒一軒、物乞いが回ってお金を要求しているのをよく見かけます。商売を邪魔されたくないからと、仕方なしにお金をあげている店主もいます。
また、インド宗教の大半を占めるヒンドゥー教徒が訪れるお寺にも、物乞い集団は待機しています。何か自分たちに危害を加えてくることはないかと思われますが、しつこくお金を要求してきます。中には、体が不自由な物乞いもたくさんおり、目の見えない人、手足の長さが他の人とは違う人、様々です。
働く手段がないので、かわいそうだ、お金をあげればいいんじゃないか、と思われるでしょうが、インドでは物乞いにお金をあげることは基本的にNGだと考えられています。何故なのか。それは、その物乞いたちがプロフェッショナルである可能性が高いからなのです。
物乞いがプロフェッショナル?一体どういうことだって?それは、体が不自由な人たちも含め、その物乞い集団が、ギャングやマフィアなどの闇組織によって統括されているという事実がインドには多いのです。
インドでは、幼児を誘拐し、どこか遠くの州まで連れて行かれ、物乞いとして働かされている子供がいます。信じられないような話ですが、映画にもその話や様子は頻繁に出てくるので、皆が認識している問題なのだと思います。
その物乞いを統括するギャングたちは、自分たちが従えている人達を毎日駅やバス停、お寺などへ送り込み、働かせる、つまり物乞いをさせているのです。また、物乞いは単なる職業であって、実際はそれなりに整った家に住み、食事にも困っていない人などもたくさんいます。ですから、物乞いというだけで、安易にお金を渡して、物乞いを増やしてはいけないと多くの人が考えています。
うーん、その物乞いの中には、もちろん本当に困っている人もいるのでしょうが、どの物乞いが本当でウソで、なんてわかったものではありません。
このようなインドの物乞い事情について、世界の人々はどう思っているのでしょうか。
プロか本当に困っている物乞いなのか、見分けがつかないインド。一方、ホームレスは存在するものの、物乞いを日本で見る、なんてことは皆無に近いのではないでしょうか?それだけ日本は裕福で富がある程度平等に行き渡っている国なんだと思わずにはいられません。
https://in.answers.yahoo.com/question/index?qid=
20130602201736AAt1l2Z
https://in.answers.yahoo.com/question/index?qid=
20100401061241AAew0IH
https://in.answers.yahoo.com/question/index?qid=
20121119024121AArSBXC
https://in.answers.yahoo.com/question/index?qid=
20070723040747AASRp9T
物乞いのプロなんていう言葉が面白い。日本人からすると物乞いしてる暇があったら、働けばいいのにと思ってしまうが、インドでは法律や制度などいろいろな問題で働く自由もないのかとかわいそうに思う。
プロの物乞いとは乞うというよりは寄生する
バグシーシ!
日本では物乞いは違法じゃなかったですか?
ホームレスも、そこまで困窮してて炊き出しには群がるのに職業斡旋や生活立て直しの援助をしようとすると色んな言い訳して逃げるんですよね。
勝手にゴミ集積所を荒らしたりするので自治会からの注意書きが出る始末で同情は出来ない存在です。
あげたお金が、ドラッグに換金されなければいいですね。