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ヒマラヤ山脈の麓にある仏教国、チベットは1948年から中国共産党(以下、CPC)の中国人民解放軍(以下、PLA)の侵攻を受けて占領されています。CPCはチベットに対して過酷な民族浄化政策を行ない、チベット人の強い反発を招いています。
中国のマスコミでは絶対に報道されませんが、悲惨な状態が起こっています。
チベットは本来広大な領土を持つ独立国です。その領土には現在の自治区以外に四川省や青海省、雲南省、甘粛省も含まれます。
CPCは近年こそ日本やアメリカ、ロシアを仮想敵国としていますが、長い歴史の中ではモンゴルやウイグル、チベット、女真(満州)の方が漢人の直接的脅威だったのです。歴代の漢王朝は彼らの侵攻に備えて、巨大な長城(城壁)を築いてきました。
更に漢族は元(モンゴル族)に約280年間、清(満州族)に約270年間に統治されています。その脅威を取り除くため、1949年10月1日に建国を宣言したCPCは、その6週間後に「開放」の名目でチベット侵攻を開始したのです。
侵攻のもう一つの理由はチベット仏教の持つ宗教的権威への恐れです。CPCの宗教に対する警戒心は異常で、中国の気功団体の法輪功にまでも「邪教」として徹底的に弾圧を繰り返しています。
現在、CPCは形式的にはチベット仏教を認めていますが、チベット亡命政府が認定したダライ・ラマの後継者に対抗して、CPC認定の独自後継者を擁立するなど、チベット仏教の管理・統制に必死です。
なお、チベット亡命政府から後継者とされた少年はCPCにより連行され、その後は行方不明になっています。
チベットの悲劇はイギリスの二枚舌外交が引き金になっています。戦前、イギリスはインド、パキスタン、ネパール、ブーダン、バングラデシュ、ビルマを支配し、その力を中国に伸ばしていました。
イギリスはチベットに実質的な独立を認める一方、中国(中華民国)にはチベットの支配権を認めたのです。イギリスがアラブとイスラエルの双方に国家樹立を認めたパレスチナ問題にも構図が似ています。
戦後のイギリス撤退で各国が独立を果たす中、チベットはCPCに占領されてしまったのです。ソビエトの後ろ盾で独立を維持したモンゴルとは対照的です。
カム地方を中心にチベットの人々は抵抗しましたが、圧倒的な軍事力を持つPLAに制圧されました。チベット内ではCPCやPLAによる宗教弾圧や民族浄化が熾烈を極め、抗議の焼身自殺や暴動が頻発しているのです。
中国国内のチベット人600万のうち、120万人は虐殺または行方不明になっているのです。2008年の内乱状態のチベットを隠し撮りされた動画はユーチューブで世界中に拡散され、多くのコメントが寄せられています。
なお、チベットの近代史や宗教を知るならブラット・ピット主演の映画「セブン・イヤーズ・イン・チベット」とキアヌ・リーブス主演の「リトル・ブッダ」がオススメです。
特に「セブン・イヤーズ・イン・チベット」は中国国内では上映禁止で、主演と映画監督は中国への無期限入国禁止となった注目作品。
この作品はオーストリアの登山家、ハインリッヒ・ハラーの自伝が原作で、若き日のダライ・ラマ14世との交流が描かれています。
ダライ・ラマ14世は亡命先で平和的な活動を続けています。日本やアメリカ、イギリスには代表事務所(大使館相当)もありますが、各国は中国に配慮して国家として承認していません。
それでも国際的な影響力も絶大で、1989年にノーベル平和賞が授与されています。一日も早くチベットに自由と平和が訪れることを願います。
(参考)http://www.mcneillifestories.com/his-holiness-the-dalai-lama-an-
open-letter/
http://chinadigitaltimes.net/2008/03/tibet-the-jealousy-rage-and-bitterness-
of-a-new-generation-that-fuelled-deadly-riots/
イギリスの二枚舌外交がひどい。チベットの人たちがかわいそうだ。コメントにもあったけど、チベットだけじゃなく今度は日本の番かもしれない。
ウイグルとチベットを解放しろよ
十年後の沖縄ですね。
何とかしてあげたいが、何しろ第二次大戦で負けた所為で、攻撃する権利を取り上げられアメリカから着けられたら手枷(ようやく一つ外れた。)、足枷が最近まで外されなかったのが日本の現状。
ここまで経済が混沌としてくると、こんな不吉な事を言うのは良くないが、富が足りなくなって国家運営が出来なくなってくる国が有る所から奪う為にその内戦争を起こすだろう。
チベットやウイグル、モンゴルはその混乱に乗じて反乱を起こして、自分達の力で独立するしかない。
その時までは子ども達がら強く賢い人間になるよう手をかけて教育していくしか無いだろうな。
あと、絶対にイギリスは頼るな、信用するな。
あの国は下手したら、中国とも裏取引をしている可能性が高い。
国連って、何のためにあるの?って思うわな。
国連は主に日本にたかるための組織だろ
中国人の仕事はアジア人を殺すこと
CCPじゃなくて?