日本の魅力を発掘するだけでなく、他国の環境・法律・文化などを見て、いかに日本が素敵な国かを見直すサイトになります。
中国のウェブ上で流行っている写真集がある。各国の大都会の空撮写真を載せて比較する目的だ。それを利用して自国の現状をからかったり、ダメ出ししたりする中国人がたくさん出た。
まず写真集を見てみよう。
多いけど最後まで続けて見てくださいね。面白い発見ができるかも(笑)
1. ドバイ
2.ニューヨーク
3.パリ
4.シドニー
5.バーン・スイス
6.ギーザ・エジプト
7. リオデジャネイロ・ブラジル
8.ベニス
9.ケープタウン・南アフリカ
10.オレンジ郡・カリフォルニア
11.チューリップ田・オランダ
12.上海
13.北京
あれ?最後の一枚はおかしいじゃないか!お~い、写真が現像してないぞ~!!
ははは、お分かりになったでしょうか?北京はPM2.5がひどいので、空から何も見えないわけだ!
この写真集のタイトルは色々あるが、一番目を引き付けるのは「綺麗すぎる!各都市の空撮が話題を呼んでるぞ~。北京は醤油を買いに来ただけだ!」である。
それはどういう意味かというと、”すべての都会の空撮写真が千差万別に綺麗なのに、北京だけは例外なのだ。”ということだ。
あくまでも冗談のつもりで作られた写真集なのかもしれないが、その裏には中国の人々の環境汚染への心配と自嘲が含まれている。
発展途上国の共通の問題だ。経済を発展するために、環境破壊は避けては通れない問題である。空気汚染の面でいうと、悪評が立つ光化学スモッグが真っ先に挙げられるだろう。
1940年代に最初の発生地ロサンゼルスをはじめ、カナダ、ドイツ、オーストラリア、オランダ、イギリスなど、今はまさに先進国集団がどの国も免れなかった。
日本も1970年代に被害報告が出た以来、年間300日を超える光化学スモッグ注意報が発表されるぐらいの空気汚染のピークを迎えて、その後環境保護意識が高まって積極的に取り組んだ結果、今の綺麗な日本がある。
しかし、隣の中国は現在発展の真最中なので、空気汚染がひどくなりつつある。その影響で、日本も多少被害を受けているのではないだろうか。
空気汚染について、中国のネットユーザーはどう反応しているのかを見てみよう。
でも、PM2.5を早く減らさないと大変だからね。北京に青空と白い雲を返すのは目下の急務だ。
いいカメラだったら、明かりがよくなくても綺麗にいろんな情報を映せる。前の写真で使ったカメラは上海の写真で使ったカメラとは同じレベルじゃない。
あと撮影の時間や角度、ロケ地なども関係してるからね。シドニーの靄の朝を撮ってみな。上海と同じに見えないに違いない。
しかしたとえ砂漠化が止まったとしても、経済発展に伴う環境汚染がどうにも手を付けられない。
中国当局も空気汚染をはじめとする環境問題の深刻さに気付き始めて、一生懸命に取り組んでいるところだ。
近い将来、日本のように青空と白い雲が満天に広がるようにと願ってやまない。
(参考)http://bbs.tiexue.net/post_7081091_1.html
あまりに上海や北京の状況がひどすぎて、心配を通り過ぎて笑いが出てしまう。
しかし中国は日本の隣国であり、ニュースでPM2.5飛来の報道もされているので他人事ではなくなってきている。
右翼は必死になってるだろうけど、もうじき中国のPMも平常レベルになる。
日本も昔は公害だらけだったし、治安だってサンパウロレベルでしょ?
あと、話そらすけど、サンパウロと東京は見た目上ではほぼ同レベルの街。発展途上中にあのレベルだったら今後確実に東京は軽く抜くでしょう。ってか、東京は分厚い火山灰層に隠れた推定断層が無数にあるらしいし、そんなに寿命はないでしょう。