世界の各地で空を見上げてみてください。そこに電線があれば、電線にぶら下がっているスニーカーを見かけることがあるかもしれません。
子供のいたずらのようにも思えますし、いたずらにしては手が込んでいて、あんなところにどうやってぶら下げるの?というスニーカーもあります。
シューフィティ(Shoefiti)とは?
電線にぶら下がっているスニーカーのことを、シューフィティ(Shoefiti)といいます。
起源や理由も定かではありませんが、アメリカで始まり、それがアメリカ大陸全土に広がり、オーストラリア、ヨーロッパにまで広まったのではないかと言われています。つまり、世界中で見られるんです!
何のためにスニーカーを電線にぶら下げるのか…諸説あります。
- ギャングと言われる犯罪集団や麻薬販売などのテリトリーを示すサイン
- 麻薬販売をしているサイン
- ギャングのメンバーが亡くなった際の、追悼のサイン
- 盗みに入る家を仲間に伝えるサイン
- 卒業式だったサイン
- 結婚式だったサイン
- 子供のいたずら、子供の遊びに過ぎない
- スニーカーがペンキで塗ってあれば、軍の駐在のサイン
…などなど
麻薬に関連したものを連想させるなど、なんとも穏やかではない説から、子供のいたずらに過ぎないというものもあったり。さらには靴の種類によってサインの意味が変わるという説まであり、調べれば調べるほど、謎が深まっていきます。
その美を競う「シューフィティ(Shoefiti)アート」まであるかと思えば、一番遠くに投げて電線に引っ掛けることを競う、スポーツの一種にもなっているそうです!
- 子供の頃、今思えば冗談で、友達の靴を取り上げて、電線に投げたものだよ。若かったな!
- これは子供の遊びとかじゃなくて、ドラッグを売っている場所だ、というサインだよ。問題はもっと深刻だと思う。
- ↑ぼくの町では、子供の遊びだったな。ドラッグとは全く関係ないよ。
- この電線にぶら下がっているスニーカーの中に、ドラッグを入れて受け渡しをしてる、って話だけど。(どうやって取るんだ?)
- 友達をからかったり、遊びでこういうことをしてたけど。それが今では、ドラッグを連想させる行為になっているなんて、なんだか信じられないな。
- サッカーの試合で、負けたチームが悔し紛れにスパイクを放り投げて電線にぶら下げたりしたけど。当時はドラッグなんて全然考えていなかったよ。
- まさか、ドラッグの販売所のサインなわけないでしょう!こんなにあからさまな方法、看板立てて「捕まえてください」って言っているようなものだよ。そんなことが成り立つわけがない。
- ↑隠しても、隠さなくても、警察はどこでドラッグの売買をしているかなんてわかっているものだよ。
- ↑そりゃ、警察はどこでドラッグの売買しているか知ってるでしょう、だって警察自身が売買するんだから。
- みんなドラッグの売買のサインだなんて言っているけど、現代はそんなことになっちゃったのかなあ。昔は、子供の遊びの一種だったよね。
- ペルーの僕の町では、一番頭が悪くて弱虫の子の靴を取って投げてた、今思えばいじめだよね。
- ↑じゃあ、君の靴はシューフィティ(Shoefiti)されまくったんだね!
- 若者の暇つぶしかと思ってた。履いている靴が古くなったり、飽きたりして、届かない所に投げちゃえば、親は新しい靴を買ってやるしかないでしょう。
- アメリカのマイアミでは、ドラッグが売っている場所のサインだよ。ここではその噂は事実。スニーカーがかかっているところに、ドラッグが売っているよ。
- ↑ニューヨークでも同じだよ。
- 実は、僕の街にもついに電線にスニーカーがぶら下がったんだよね。これを通報したら、警察は捜査に来てくれるかな?この街に犯罪が入って欲しくないんだよ。
- 壁に落書きしたり、電線にスニーカーをぶら下げるだけで、「誰かがいた」っていう存在感を示せるよね。例えば、壁画や石器があれば、古代、この場所に人類が存在したことのしるしになる。
それと同じで、シューフィティ(Shoefiti)を見て、誰か僕のことを知らなくても、誰かが僕の存在に気づいてくれる、そのことが嬉しいんだ。
- 僕の街でも、電線にぶら下がっているスニーカーは何なんだろう、って思っていたよ。だけどこの記事を読んで、いたずらという意見もあれば、ドラッグの販売所という意見もあって、全然統一されていないね。ますます混乱しちゃった。きっと、答えはどこにもないんだ。
- 単に、新しいスニーカーを買う前に「グッバイ僕のスニーカー」っていうお別れの儀式じゃないの。少なくともここ、ロサンゼルスではみんなそうしてる。
- オハイオ州でシューフィティ(Shoefiti)の撮影をしています。この謎について、あちこちから話を聞いていますが、どの説にも説得力があると思う。ただ言えることは、市街地とか、いいところの住宅地ではあまり見かけないけど、田舎や治安の悪いところではよく見かけます。
- 1990年代、フィラデルフィアの僕らの街では、僕と兄貴が唯一の白人でした。電線にスニーカーを投げるのは、黒人の習慣だって言ってたよ。理由を聞いても、誰も理由なんか知らなくて、「みんながやっているから」というのが唯一の理由でした。
シューフィティ(Shoefiti)は、なんとなく自由な国を象徴している習慣かな、と思っていました。実際にやっていた、という人からのコメントもありましたが、結局、理由は分からずじまい。
スニーカーを投げてみるのも面白そうな気がしますが、もし犯罪組織のからんだ習慣ならば、日本には入ってきて欲しくありませんね。
(参考)http://peru.com/actualidad/sabias-que/sabes-que-razon-cuelgan-
zapatos-cables-algunas-calles-noticia-391259
https://vimeo.com/71867019
https://es.wikipedia.org/wiki/Zapatos_colgantes
たしかにこの光景、アメリカのテレビで見たことがある。どんな意味かわからなかったけど、この記事を読んで理解できた。日本にもあるのかな?
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スケーターはボロボロになったスケシューを木の枝に投げて引っ掛けるよ。
特に意味はないけど。
なにこれ珍百景で大量のスニーカーがあがってたな!
もしもほんとにドラッグならやめてほしい。
でも一回実際に見てみたい!
オーストラリアで一回見たことがあってずっと疑問だったけどアメリカ発祥だったのか