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古代ローマと現代日本の入浴文化交流！？映画「テルマエ・ロマエ」
温泉や風呂は私たち日本人が古くから親しんできた文化です。映画「テルマエ・ロマエ」では外国人＋古代人の視点から面白おかしく入浴文化を紹介しています。この入浴の異文化交流は日本のみならず、世界中を笑いの渦に巻き込んだのです。
日本人なのにローマ人？「テルマエ・ロマエ」
この映画「テルマエ・ロマエ」は2012年に公開され、当初から注目を浴びた作品です。興行成績では58億円（年間ランキング5位）になりました。
2014年公開の「テルマエ・ロマエⅡ」も興行成績43億円（年間ランキング6位）のヒット作となったのです。主役を務めた阿部寛は2013年の日本アカデミー賞主演男優賞を獲得しています。
軽くあらすじに触れておきましょう。主人公のルシウス・モデストゥス（阿部寛）はクソ真面目な古代ローマの浴場設計技師。それ故に仕事に行き詰まり苦悩していると、友人が彼を元気つけようとローマ浴場に誘ってくれます。
この浴場で彼は誤って時空の狭間に落ちてしまい、現代日本の銭湯にタイムスリップしてしまったのです。そこでルシウスは平たい顔族（現代日本人）と若い漫画家志望の山越真実（上戸彩）と出会います。
ルシウスは現代日本人や彼らの文化に夢中になっていくのです。そして古代ローマに戻ったルシウスは現代日本での体験を基に浴場設計技師の名声を高めていきます。
因みにタイトルの「テルマエ・ロマエ」とはラテン語でローマの浴場という意味です。
じわじわ人気が広がった原作漫画
この映画「テルマエ・ロマエ」には原作の漫画があるのです。2008年から2013年まで月刊漫画誌「コミックビーム」に連載されています。この月刊誌は大手の週刊漫画誌ほど知られていませんが、個性的な秀作が連載されています。
「テルマエ・ロマエ」は当初はコアなファンや書店員の間で話題になり、徐々にその魅力が知れ渡り大ブレイクにつながったのです。
映画は原作をベースに作られていますが、全く同じ設定やストーリーではありません。例えば、映画では漫画家のアシスタント山越真実がヒロインとして登場します。
一方、原作のヒロイン小達さつきは東大大学院卒の古代ローマ史研究家でかつ名取の後継者の藝妓さん。古代ローマと日本の伝統文化に造詣がある才女という設定です。
この違いは映画の撮影時には、原作に小達さつきが登場していなかったという事情があります。ヒロインのキャラは違いますが、それぞれの良さがあって面白いですよ。
この「テルマエ・ロマエ」は海外でも大変人気となり、映画の紹介動画には数多くのコメントが寄せられています。
- この作品は2012年トロント国際映画祭で特別試写された中の1本です。残念ながら試写会のチケットが手に入らず、阿部寛さんにお会いできなかったです。
- 香港に行く飛行機の中でこの作品を上映していました。飛行機の小さなスクリーンで観たので残念ながら迫力不足でした。次は大スクリーンでみたいですね。
- この作品は私のお気に入りのコメディ作品の1つです。私は笑いが止まりませんでした。
- 日本人が作った映画なのにローマ様式のセットはリアルでしっかりしたもの。
- 2時間を笑って過ごしたい方にはこの作品は絶対おすすめです。
- 作中でオペラが流れますが、それぞれのシーンにピッタリです。
- 阿部寛さんはローマ式浴場作りに知恵を絞っています。ローマの浴場から未来の日本の風呂に移動してしまうなんて凄い発想！
- 当時世界最先端の建築技術で作られたローマ浴場の起源は現在の日本にあったなんて(^_^)
- 日本の風呂やトイレなどの水関連の文化・技術は世界最高！
- 映画館で観たけど、DVDも欲しくなった作品です。
- 阿部さんの演技は凄いけど、彼のボディはもっと凄い。ローマ彫刻のモデルのようね。
- 古代ローマの浴場で黒人と日本人が一緒に入浴しているなんて不思議な光景。
- 古代ローマに黒人がいるのは史実に基づいています。アクティウム海戦（紀元前31年）以降のローマでは黒人の市民は珍しくありませんでした。
- 日本人が演じるローマ人。とても面白かったですよ。
- この漫画も映画も絶対に笑えます。
- 漫画の原作を先に読んだけど、映画は少しストーリーが違います。
- 私が今までに観た映画に登場する古代ローマ人や神々までもが英語を話していました。彼らが日本語を話していると不思議な感じがします。
- 史実では英語でもなく日本語でもなくラテン語を話していたはずだけど^_^
- 平たい顔族・・・まさに日本人だな（笑）
- 日本人は平たい顔族って設定になっているけど濃い顔の人もいる。
- 映画では主人公の建築家を日本人が演じているけど、漫画では白人だよ。
- 日本人の作品は発想が自由なところがいい。
- 個人的にはフランス映画と日本映画のユーモアのセンスが好きです。
- 私は近年の日本映画では「テルマエ・ロマエ」と「のぼうの城」が気に入っています。
- この映画は笑いすぎて涙が出てきます。
- おお！上戸彩ちゃんが出ているじゃん！
- ハハハ～阿部寛がこんなコメディを演じられるなんて知らなかったよ！
- 最近の面白い日本映画のほとんどは漫画が原作になっているような気がする。
- 阿部寛は私のお気に入りの日本人俳優です。彼の出演している作品はほとんど観ています。
- 何の先入観も情報もなく偶然この作品を観ましたが、日本人がローマ人を演じていることに違和感はなかったです。
- 主役の日系ローマ人の演技は良かったと思います。
- ↑彼は100％日本人ですよ。
映画だけでなくまんがも読んでみて
「テルマエ・ロマエ」の原作者はヤマザキ・マリです。個人的には原作のヒロイン小達さつきをイメージしていたのですが、実際は芸術肌の方のようです。
音楽家の家庭に育ち、若い頃からイタリアなのでの海外生活が長く、イタリアの国立フィレンツェアカデミー美術学院で美術史と油絵を学んでいます。
旦那さんはイタリア人の比較文学研究者で古代ローマ史にも造詣が深い方です。彼女と旦那さんとの実体験がこの作品のベースにあるのですね。
原作は第3回漫画大賞や第14回手塚治虫文化賞短編などを受賞し、世界8ヶ国語に翻訳されるほどの人気を博しています。また映画は本場のイタリアでも大好評で、台湾では年間興行成績1位を記録しています。
爆笑しながら日本の入浴文化の素晴らしさを認識できる秀作。特に身長189cmの恵まれた体と彫りの深い顔を持つ阿部寛の三枚目キャラは絶対にハマります！
（参考）http://yamazakimari.com/
http://www.imdb.com/title/tt1867101/
https://en.wikipedia.org/wiki/Thermae_Romae
この映画は評判が良かったので見てしまった。原作者が女性だったなんて、しかも夫婦でイタリアに関係があるなんてリアリティがあるのにも納得がいく。
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日系ローマ人は笑うわ
原作が好きで、映画は大丈夫かなぁ、と思って観ましたが良かったですね。続編も面白かったです。
＞台湾では年間興行成績1位を記録しています。
わろたw
原作だとヒロインは古代ローマ好きの才女で
ラテン語も当然習っていて喋れる事も違和感がなかったが、映画のヒロインは無茶苦茶な設定だったな
なんか生っ粋の日本人なのに、めちゃくちゃ顔が濃い人いるよね。
自分の弟も顔が濃くて(体毛もww)トルコへ旅行行った時に、全然日本人に見えないとさんざん言われたらしい。
ちなみに大学時代友人には『ビンラディン』と呼ばれていたらしい・・・。
たしかに面白かったけど、原作者に支払われたギャラがたしか100～200万円位だったとか…
興業収入二桁億円位のヒット作なのに、出版社が勝手に契約したせいでギャラが低く見積もられたとかなんとか…漫画、小説原作がやたらと実写映画化されるのもそういった面も有るけど、本も売れるというメリットもあるから一概に言えないけど､原作者の方にもうちょっと上げても良いんじゃないかな？
知っていると思うけど、日本人の男性のY染色体は、
ハプロタイプというグループで分けた時に、
D系統に分類される人が一番多数派で４割いる。
これは、東アジア地域だと、他にはチベットにしか存在しない。
ハプロタイプD系統は地中海周辺に多いので、
日本人に濃い顔と体毛の人がいるのもむべなるかな、というところ。
日系ローマ人 アヴェ・ヒロシ
y染色体dタイプは地中海なんかには居ませんよ。それはeタイプw