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学生の頃、どの学校にも校則はあったと思います。私が通っていた学校にも、もちろんありました。生徒手帳にびっしりと校則が書かれていて、「校則は破るためにあるものだ!」など、言っていた人もいました。
時々、抜き打ち検査があって、校則に違反しているものを持ってきたり、違反していることをしている人たちは、先生から目をつけられていました。
また、校則だけでなく、各クラスでの規則みたいなものもありました。それは校則ほど厳しくはありませんでしたが、それでもやはり守るべきものだと認識はしていたと思います。
学生当時は、どうして、校則や決まりがあるのかと思い、よく友達と持ち物検査なんかしてくだらないねなど、ぼやいていました。
しかし今思うと何百人もいる学生たちにある程度の守るべきルールを決めておかなければ、まとまることもできないし、それこそ、好き勝手なことをしていたら学校が機能しなくなるなという事が後に理解できるようになりました。
ワシントン州バンクーバーの小学校にはちょっと変わった校則までとはいきませんが、お金の大切さ有難さを教えようとする教育の一環だったのでしょうか、その中で生徒たちが守らなければいけない規則があったようです。
それは、ミルプレイン小学校の3年生の生徒が、どうやってお金を使うか、子供たちに理解させる授業の一環として、おもちゃのお金を使って学ばせるという面白い試みでありました。
しかしそれが、度を行き過ぎたのでしょうか。とんでもない事件を引き起こしてしまったようです。
そのおもちゃのお金はポップコーンやボールなどのおもちゃを買ったりすることができたのですが、もし生徒がトイレに行きたいときも、おもちゃのお金50ドルを払ってトイレ通行証を買って行くことになっていました。
事件は、生徒のジャスミン・アリヤリがトイレ休憩の代わりに、おもちゃやお菓子にそのお金を使ってしまい、トイレ通行証を買うお金が無くなってしまった結果、トイレに行けず、漏らしてしまったということです。
娘が学校から帰宅して服装が変わっていたことに、不思議に思った母親のリームが学校で何があったか尋ねてわかったようです。
母親はこの件に関して、「お金の有難さを学ぶということは、大切だけれども、こと生徒がお金を払わないとトイレに行けないということは、間違っている。これは非人道的だし、健康問題にも関わってくる」と憤りを感じているようです。
テレビ局のKATUがこの報道をした後に、調査が始まったようですが、エバグリーン学校地区の広報担当ゲール・スポラーはテレビ局に対して「お金を払ってトイレへ」というのは校則ではない。
子供たちにトイレ休憩でどのようにお金を使わせるのかは、各教師の責任をゆだねていると語っています。現在、担任の教師はこの調査が続いているあいだ、代行の教師がクラスを受け持っているそうですが、担任の教師の名前は伝えられていません。
以下はこの記事に対する反応です。
そのお金はすべてのことに使えて、教師が管理してたけど、もし僕らに問題があったら、罰金を払ったんだ。もしお金が全部なくなっても、トイレに行けたよ、お金が支払えなかった分、その後、白板を綺麗にしたり、掃除したりしてね。先生からは僕らの好きな鉛筆とかフォルダーをもらったよ。
今回の事件は、この学校だけでなく他の学校でも同じようなケースがあったそうで、たとえお金の有難さを学ぶという教育の一環として決められた規則だったとしても、やはり少し行き過ぎていたのではないでしょうか。
(参考)http://www.syracuse.com/news/index.ssf/2014/05/pay-to-
potty_teachers_bathroom_policy_outrages_parents.html
面白い試みだけど、トイレにもお金が必要なのはやり過ぎだと思う。そこにテレビ局の報道まで来たのはさすがアメリカだ。自分の子供がこんな理由で学校でおもらしして、みんなから変な目で見られたら、あなたはどう思いますか?
海外では公共のトイレでチップを払うことがあるって聞いたことがある、担任はチップの使い方を指導する必要があると思ったんだろうね。
悪くない指導内容だと思うよ、相手が小学生でなければね。
出演者馬鹿って所か?トイレでの運用は小学生のレベル考えて
やるべきじゃなかったなw
小学生の頃、授業でやったなぁ
でもトイレに行くのにお金はさすがにないし、 まだ視野の狭い子供にこれはトラウマ..