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」
【アメリカの銃による死者と交通事故死はどちらが多いか? 】
「銃保有が一般に許可されている国と言えばどこを思い浮かべますか?」
そう質問をすると真っ先にアメリカと答える方が少なくはないのではないでしょうか。アメリカでは銃保有が合法化されているということは周知の事実であり、また、情報技術が発達した今日ではアメリカの小学校や大学などで起こった銃乱射事件についても私たちの耳に多く入ってきます。
では、実際にアメリカで銃が原因の死亡者が年間どれ位の数にのぼっているのか、皆さんはご存知でしょうか。
米疾病対策予防センター(CDC)によると、2011年のアメリカでの銃による死亡者数は約31,000人。それに対し、交通事故による死者は年間約35,000人。この数字を見て皆さんはどのような印象を受けますか?思ったよりも少ないですか?多いですか?
ここでのポイントは「交通事故に匹敵するくらいの確率で銃による死者が発生している」ということです。1日単位にした場合、毎日約85人が銃で亡くなっており、そしてさらに付け加えるとそのうちの53人は自殺であり、さらにこの数字には14歳以下の子供も含まれています。
参考までに日本での2011年の交通事故による死亡者、そして銃器による死亡者数を見てみると交通事故死亡者4611人、銃器による死亡者8人(警察庁発表)となっております。
人口数が違うため単純比較はできませんが、それでも日本との数の差に愕然とさせられますし、さらに驚きなことに、過去データからの推移から推測すると、アメリカでは2015年には銃による死者数が交通事故による死亡者数を上回る予想だということです。
それほど身近な死亡原因となってしまっている銃器。アメリカでは今どのように考えられているのでしょうか。
そもそも、アメリカでの銃規制に関する法律はどうなっているのかというと、全米50州の約半分では、人目に触れる状態で銃を携帯することが許されており、またほぼ同数の州では、脅威にさらされた時には場合によっては武器を使って反撃し殺害することが認められているというのが現状です。
そして銃規制を強化しようとしても、アメリカ合衆国憲法修正第2条にある「民兵は、自由な国家の安全にとって必要であるから、人民が武器を保有しまた携帯する権利は、これを侵してはならない。」との規定を根拠に、全米ライフル協会(NRA)や共和党から激しい反対を受け、銃規制の強化がなかなか進んでおりません。
銃規制強化の動きに関し私たちの記憶に新しいところでは、2012/12月にコネティカット州の小学校で児童ら26人が犠牲になった銃乱射事件を受け、オバマ大統領を筆頭に銃規制強化を求める動きが起こりました。
それでも2013年3月には銃購入時の身元確認の義務付け対象をインターネット上の売買などにも拡大する法案を米上院は否決しており、オバマ大統領は「ワシントンにとって非常に恥ずべき日」だと述べるとともに「上院は強力な企業系の銃規制反対ロビー団体の指導者たちの言いなりになった」と非難しています。
また、アメリカのリサーチ会社の調査によると、調査に協力してくれたアメリカ人のうちの48%は銃規制に賛成、しかし49%は銃保有の権利を守ることに賛成と五分五分の闘いを繰り広げており、なかなか銃規制を進められない現状が浮き彫りになっています。
それでは世界各国の人々は銃保有や乱射事件、銃規制についてどのように思っているのでしょうか。少し意見を見てみましょう。
でも、私がその友人たちを射撃に連れて行くとみんなすごく楽しんでくれましたし、私が銃を持つことに関して彼らは何も問題ないようです。だって銃を持つことがどういうことなのか私が理解しているってことをちゃんと知ってくれていますから。私の銃保有を怖がるのは私のことを知らない人たちなんです。
もし、警官以外の人が道端で銃を持っているのをみたらすぐさま私は逃げ出すでしょう。厳しく管理された状況のなかでスポーツとして狙撃を楽しむ人々もいますが、私はそういった人々についても疑問を覚えます。
アメリカの銃問題を解決するには、犯罪者ですら銃を入手できなくするようかなり厳しい銃規制を行うか、逆に規制を緩めて一般市民でも銃の入手を可能にすることで犯罪者との武力差をなくすか、そのどちらかしかないと思う。
身近に銃はないし、自己防衛法は役に立たないし、犯罪を行おうとするとほとんどリスクなしでできるよ。政府認可の訓練を受けた後に、前科のない人間だけに使用許可が降りるっていう制度にすればいいと思うな。
銃があった方がいい、ない方がいい、完全には禁止せずに一定の条件の下で合法化するのがいい、問題は銃ではなくそれを扱う人間だ、等々様々な意見がありますが、既に銃が一般に広く流通しているアメリカでは銃規制の問題は非常に解決が難しく、これからもずっと議論されていく問題でしょう。
皆さんも銃についてそれぞれ思うところはあるかと思いますが、いずれにせよ、誰もが被害にあう恐れのある交通事故と同じくらいの確率で銃による事件・事故が身近にある社会、そんな環境ではない日本で暮らせることは私たちにとって誇れることのできることの一つではないでしょうか。
(参考)http://www.bloomberg.com/news/2012-12-19/
american-gun-deaths-to-exceed-traffic-fatalities-by-2015.html
http://www.npa.go.jp/sosikihanzai/yakubutujyuki/
jyuki/jousei/H25_jyukijyosei.pdf
http://www.cnn.co.jp/usa/35030996.html
http://www.cnn.co.jp/usa/35025987-2.html
http://www.cnn.co.jp/usa/35030996.html
http://gun.laws.com/gun-control
http://www.pewresearch.org/data-trend/
domestic-issues/gun-control/
http://edition.cnn.com/2012/12/17/world/
connecticut-shooting-world-reaction/
http://www.reddit.com/r/AskReddit/comments/yl90j/
while_working_at_a_summer_camp_with_a_bunch_of/
http://www.reddit.com/r/guns/comments/1h8rjq/
what_are_your_experiences_talking_about_guns_and/
http://www.reddit.com/r/AskReddit/comments/1f8fes/
redditors_living_in_countries_with_strict_gun/
毎日約85人が銃で亡くなり、そのうちの53人は自殺だという事実に驚いた。規制するのも一つの手だが、自殺がなくなるようケアすれば、半分以上は助かるということになり、規制を反対する人が多くても、自殺を減らすケアに反対の人はいないと思うので、できるとこから変えてみてはどうだろうか。
少子高齢化しない秘訣が銃社会にあるかもね
管理人の一言は銃のない日本の自殺率がアメリカの2倍近くあることを知った上での発言なの?
私は銃を持っているが、銃で人を撃つなんて事は考えたくもない。
そう思える人にだけ銃所持が許されているのが、日本の現状の許可制度だよ。
まあアメリカは特殊な国だから好きなようにすればいいんじゃないかな
日本は現状維持にするべきだと思うけどね ちなみに自分はガンオタクです。
自殺とされる殺人がどれだけなのかは全く分からない。
年間3万人も銃で人が死ぬアメリカと自殺で亡くなる日本。どちらもおかしいけど、生存本能に反して自ら命を絶つ日本の方が闇が深い印象
銃で亡くなる2/3が自殺