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アジアには中国共産党や朝鮮労働党という前時代的な一党独裁政権が存在します。
彼らは周辺国にも大きな迷惑をかけていて、アメリカを中心とした各国が連携して暴走を押さえ込む努力を続けています。そのアメリカ軍の主力兵器の1つが戦略爆撃機B-1です。
日本人が最もよく知るアメリカ軍の戦略爆撃機といえばB-29でしょう。第二次世界大戦中にアメリカのボーイング社が開発した機体で、日本中の都市を灰にしました。
特に東京大空襲では10万人以上の人々を殺戮した恐ろしい兵器です。上空1万mもの高高度を飛行しているので、当時の日本の戦闘機は迎撃できませんでした。
ソビエトはアメリカ軍から接収したB-29を分解して構造を徹底的に調べ、ソビエト製のTu-4を製造しました。ソビエトで大量生産されたTu-4は中国や北朝鮮にも供与されたのです。
アメリカはB-29をB-36、B-47、そしてB-52と発展させていきます。B-52は1955年からの運用ですが、今でも現役の爆撃機として活躍しています。全長48.5mで幅が56.4mもあるB-52は巨大な死の鳥のようです。
軍事的な緊張が高まる南シナ海や朝鮮半島にアメリカ軍は戦略爆撃機を派遣されて、中国人民解放軍と朝鮮人民軍を牽制しています。2016年にはB-1も朝鮮半島に派遣されました。
B-1はB-29系統の戦略爆撃機と違い、可変翼を採用しています。可変翼とは飛行状態に合わせて翼が動くタイプです。アメリカ海軍のF-14戦闘機が可変翼の傑作機として知られています。
B-1の配備は1986年から始まっているので、すでに30年以上も運用され続けていることになります。B-52よりも小ぶりですが、B-52よりも遥かに早いマッハ1.25で飛行できるのです。
B-1はグアムのアメリカ軍アンダーセン空軍基地を拠点としていますが、わずか2時間で北朝鮮まで到着するとか。中国や北朝鮮が枕を高くして眠れない理由はここにあります。
本来は核装備ができるB-1ですが、現在は通常兵器に限定されています。それはアメリカとロシアが核軍縮を進める中で、お互いの爆撃機に搭載できる核兵器の数を制限したためです。
ただし、B-1は数々の種類の爆弾やミサイルを搭載していて、その中には地中貫通爆弾(バンカーバスター)も含まれています。北朝鮮の地下の核実験施設や基地を破壊することもできるのです。
アメリカ軍の戦闘機には正式名称とは別に公式愛称があります。B-1の公式愛称は「ランサー」(英語で槍という意味)。確かに翼を細くして飛行する様子は槍が飛んでいるように見えます。
ただし、現場のスタッフからはボーン(骨)と呼ばれることが多いようです。B-oneつまりBone(英語で骨という意味)。完全なオヤジギャクですね(笑)
朝鮮半島有事に備えて韓国派遣されたB-1のニュースには世界中が強い関心を持っています。
現在、世界的に戦略爆撃機の開発はあまり進んでいません。B-1の後継機としてステルス性能を向上させたB-2が1997年から配備されていますが、1機2000億円もするので費用対効果が低いと言われています。
開発や製造のコストもそうですが、その高度な精密機械のメンテナンスするコストも非常に高いのです。このような理由からB-1はアメリカ空軍の主力爆撃機として今後も活躍を続けるでしょう。
ロシア(旧ソビエト)にはB-1に瓜二つの戦略爆撃機があります。可変翼という構造もそうですが、スペックもそっくりです。冷戦対立の中、ソビエトは徹底的にアメリカの機密情報を収集していたのです。
現在では中国がアメリカから軍事情報を露骨にスパイしていることが深刻な問題になっています。盗んだ技術を自分で開発した堂々と主張するお国柄です。軍事機密の管理は徹底して欲しいですね。
(参考)https://en.wikipedia.org/wiki/Strategic_bomber
https://www.thesun.co.uk/news/1773725/nuclear-capable-us-b-1b-
https://sputniknews.com/asia/20160912/1045238204/b-1b-bombers-korea-
flyover.html
B-29は日本の戦闘機では襲撃できなかったのか。技術的な面ではアメリカとそれほど大差ないと勝手に思ってたけど、やっぱり敗戦するだけの理由があったんだな。