日本の魅力を発掘するだけでなく、他国の環境・法律・文化などを見て、いかに日本が素敵な国かを見直すサイトになります。
日本とトルコの絆を深めるきっかけとなった2つの事件がありました。遠く離れた両国は95年の時を超えて、命がけで窮地に陥った相手国の人々を救出したのです。この強い友情は今も生きています。
1889年、オスマン帝国(現:トルコ及び周辺地域)は日本へ親善使節団を軍艦エルトゥールル号で派遣して明治天皇に謁見します。
翌1890年にオスマン帝国への帰国の途中、エルトゥールル号は嵐のために和歌山県沖で座礁してしまいます。乗員618人の内、500人ほどが亡くなるという大惨事でしたが、地元、串本の人々は危険を顧みずに救命活動を行なったのです。
また明治天皇の指示の下、政府と国民が一丸となって救援・義援金活動を行ないました。そして生存者は日本の軍艦、比叡と金剛でイスタンブールに送り届けられたのです。
当時のオスマン帝国と日本は国家存亡の大問題に直面していました。極寒の地の帝政ロシアは不凍港を求めて虎視眈々とフィンランドやトルコ、東アジアへの侵略の機会を伺っていたのです。
そして遂に日本とロシアは支那と朝鮮を戦場にして激突。旅順攻防戦や日本海海戦などを経て日本は辛勝します。この勝利をトルコの自分たちのことのように喜んだのです。
それから永い月日が経った1985年、イラン・イラク戦争中のイラクのサダム・フセイン大統領は突然、イラン上空の航空機の無差別攻撃を宣言したのです。その猶予は僅か48時間。各国は緊急に自国民救出のために航空機をイラクに派遣します。
日本政府は日本航空に救援便を依頼しますが、JAL労働組合が危険との理由で拒絶(救出を志願した自衛隊出身のJAL機長もいました)。一方、自衛隊機による邦人救出は法整備ができていなかったのです。
この窮地にトルコは国営航空機を派遣して日本人215名をタイムリミットぎりぎりで救出。代わりに残された500名のトルコ人を陸路で脱出させたのです。日本人を優先的に救出した背景には95年前のエルトゥールル号遭難事件がありました。
エルトゥールル号遭難事件やテヘラン在留救出についてはトルコのみならず、旧オスマン帝国のトルコ系の人々からたくさんのコメントが寄せられています。
2015年、エルトゥールル号遭難事件から125年を記念して、日本とトルコの合作映画『海難1890』が製作されました。内容はエルトゥールル号遭難事件とテヘラン邦人救出劇を2部構成で仕上がっています。
製作にあたっては日本とトルコの両国政府の強力なバックアップを受けて、完成した映画は安倍首相やトルコのエルドアン首相も揃って鑑賞し、両国の関係の発展に寄与しました。
日本とトルコは深い関係があるのはまぎれもない事実ですが、近年では中国や韓国のトルコへの経済進出が著しく進んでいます。
日本の製品が素晴らしいことは知られていますが、良い物やサービスは高くても売れるとは限りません。トルコの国情にマッチした提案を柔軟に進めて行くことが、両国の互恵関係の発展につながるはずです。
(参考)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%83%
88%E3%82%A5%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%AB%E5%8F%B7%
E9%81%AD%E9%9B%A3%E4%BA%8B%E4%BB%B6
http://asianwiki.com/125_Years_Memory
2つの事件がうまくストーリーでからみ合っていて面白そう。トルコと日本を月と太陽と表現するところがかっこいい。
当時のトルコ政府および陸路で脱出したトルコ人には感謝
本当は自国民優先にしたいだろうにっつーかそれが当たり前なのにね
当時は、イランイラク戦争は、
イイ(良い)戦争とかダジャレみたいに言って批判していた
左翼の先生がいて、そういう左翼思想に影響されていた。
トルコが助けてくれた意味は知らなかった。
>トルコも隣国から不当な圧力を受けていますが、日本も中国と韓国、そしてアメリカから不当な圧力を受けています。プロパガンダ戦に負けるな!応援しているぞ!!トルコも日本も情報を正しく理解する能力を持っています。
ガチじゃん。
トルコ風呂なんて言って御免なさいね。
申し訳ないけど今の日本にいるトルコ人にいいイメージ無いわ。なんつーか、調子ばっかこいてチャラチャラしてる。日本の女チョロいっつってナンパばっかしてるやつ知ってるし。エヴァの作詞家の例もあるし、日本人なめてるやつ多い。真面目なのもいるんだろうけどあったことないからなぁ。
コメ欄汚しの意見ですみません(メールフォーム見あたらなくて・・)
管理人さん解説文もうちょっと頑張って・・
言いたい事や訴えたい事は(知ってる俺らには)判るけどさ
嘘や勘違いは無いけど「気持ち」が強すぎなところがちらほら・・
もうちょい淡々と構成した方が、より強く伝わるんじゃないかと思うよ
上から目線で失礼しました
この話は後世に伝えたい史実だから忘れない様にこうして記事にして下さる姿勢には感謝しています
映画観たけど、感動作ってより教材っぽくて逆に良かったな。