日本の魅力を発掘するだけでなく、他国の環境・法律・文化などを見て、いかに日本が素敵な国かを見直すサイトになります。
料理がおいしくて魅力的なリゾート地が多い常夏の国タイは日本にとても人気です。実はタイは日本とは最も関係の深い国の1つです。
ほとんど知られていませんが、タイはアジアの中で日本と共に枢軸国として戦った唯一の同盟国だったのです。歴史を知ればもっとタイが好きになるはずです。
私たちは日独の枢軸国と英米ソを中心とした連合国と戦ったのが第二次世界大戦だと思っています。枢軸国には軍事同盟を結んでいたイタリアの他にハンガリー、ルーマニア、フィンランド、ブルガリア、そしてタイも含まれているのです。
どちらの陣営に立つかはそれぞれ国の複雑な事情がありました。ドイツとソ連の大国に挟まれた東欧・北欧諸国は、共産党の一党独裁のソ連に対抗するために枢軸国側で参戦。
一方、アジア諸国は西欧列強の植民地になっていましたが、日本とタイだけが独立を保っていました。
両国は日泰攻守同盟条約を結び、タイは大東亜共栄圏の枢軸国として日本軍のアジアへの侵攻を後方で支援したのです。そして当時のお金で10億ドル以上の戦費を日本に貸し出したのです。
日本とドイツは連合国に敗れて報復的な厳しい制裁を受けましたが、タイはしたたかな外交で他のアジア諸国同様に中立が認められたのです。
日本のような強大な兵力がなかった事や日泰攻守同盟条約が日本軍のタイ進駐後に締結された事、また国内外に抗日勢力があったことが降伏・占領を免れた理由と言われています。
そして日タイ特別円協定で日本との戦後処理を速やかに終わらせ、日本の国際復帰を積極的にサポートしたのです。
タイの人々の約9割は日本を友好国と認識していると言われています。また第二次世界大戦中の日本や日本軍に対しても印象が良く、ドラマや映画でも好意的に描かれています。
国体維持や劣等コンプレックスから反日を国是としている国々とは大きな違いですね。
その中でも高い人気を誇る作品が『クーカム』(タイ語で“運命の人”)でしょう。これは1937年生まれのタイ女流作家トムヤンティが発表した恋愛小説。戦時中にタイに駐在した大日本帝国の若い海軍大尉とタイの女性との恋愛を描いています。
タイでは1970年からドラマで6回、映画で4回もリメイクされている不朽の名作なのです。日本でも『メナムの残照』のタイトルで翻訳本が出版されています。
なお、日本人がドラマや映画を観ると突っ込みどころが沢山あります。例えば、主人公は海軍陸戦隊の将校なのに、なぜか陸軍歩兵科のような軍服を着ています(笑)
この『クーカム』の動画にはたくさんのコメントが寄せられています。特に日本兵の主人公コボリ(小堀?)の人気は絶大です。
一般の人々と同じようにタイの王室も日本の皇室との関係が親密です。特に日本の江戸時代に始まったチャクリー王朝とは深い関係があり、現国王のラーマ9世は来日して昭和天皇とも会見しています。
一方、天皇皇后両陛下も就任初の外国訪問にタイを選ぶほど、タイ王室を重視しているのです。非公式な交流も積極的に行われています。
日本とタイとの正式な国交が始まったのは1887年(明治20年)で、もう130年ほど経ちます。アジア諸国は第二次世界大戦後に建国しているので、日本とタイは近代史を共有している稀有なパートナーです。
中国との国交がまだ50年にも満たない事と比較すると、その重みが判ります。今後も更に両国の関係が発展することを期待したいです。
(参考)https://en.wikipedia.org/wiki/Khu_Kam
https://en.wikipedia.org/wiki/Sunset_at_Chaophraya_(2013_film)
https://en.wikipedia.org/wiki/Thailand_in_World_War_II
https://biesukritintlfc.com/2015/07/14/situation-with-khu-kam-clips-with-
english-subtitle-on-youtube/comment-page-1/
そんなにリメイクしてるなんてスパイダーマンみたいだな。原作者はかなり儲かっただろうけど、日本もそれに乗っかって日本版を作ればさらに面白いことになるんじゃないかな?
タイは好きだよ
来日するタイ人観光客も可愛らしい素朴な人が多い感じで悪い印象がない
ただなあ・・・軍事政権になってから中共の影響力が大きくなってきたとかでさ
民主化運動の中国人がタイで現地の警察に捕まって強制送還されたりしてるとか
こういうのがあるとタイ人に、ではなくタイの現在の政権には不安があるな
ククリッド・プラモード(首相)
日本のおかげで、アジア諸国はすべて独立した。日本というお母さんは、難産して母体をそこなったが、生まれた子供はすくすくと育っている。今日、東南アジア諸国民が、アメリカやイギリスと対等に話ができるのは、一体誰のおかげであるのか。それは『身を殺して仁をなした』日本というお母さんがあったためである。
十二月八日は、我々にこの重大な思想を示してくれたお母さんが、一身を賭して重大な決意をされた日である。さらに、八月十五日は、われわれの大切なお母さんが、病の床に伏した日である。われわれは、この二つの日を忘れてはならない。
タナット・コーマン(副首相・外務大臣)
あの戦争によって世界のいたるところで植民地支配が打破されました。そして、これは、日本が勇戦してくれたお蔭です。新しい独立国が、多くの火の中から不死鳥のように姿を現わしました。誰に感謝を捧げるべきかは、あまりにも明白です。
.プラ・サラス(外務大臣)
日本は決して滅びはしない。日本は必ず盛り返して、東南アジアにおける有力な地位を再び占めることになろう。わしは日本人の優秀さをしっているからいうが、日本人はいつまでも占領されている国民でないよ。それに東南アジアの西欧植民地を一挙に解放したこの厳然たる事実は、かりに日本が敗れても抹殺することは最早不可能なんだ。タイはあくまでも日本との仁義を重んじて、固く同盟条約を守り、戦がどう悪化し、どう終結しようとも、日本との友好は維持して行かねばならないのだ。
ソムアン・サラサス(タイ王国政府顧問)
日本は、ヨーロッパにより植民地化されていた多くの国々が目覚める機会を与えました。東南アジアの国々は日本の闘いと東南アジアの独立を助けようとした日本の決意により勇気を鼓舞されました。日本の姿勢と勇敢さにより、植民地化されていたアジア諸国はプライドを持ち、そのために将来のための心構えができたのです。
B・アンボン(元タイ国軍最高司令部日タイ連絡所勤務・通訳官)
大東亜共栄圏や八紘一宇など私は当時の日本の理想は正しいと思います。日本は白人を追い払った後、戦前にイギリス、フランスから奪われていた領土をタイに返してくれました。大々的にお祝いしましたよ。日本は占領して自分の国にしようという考えはなかったと思います。解放してみんなが独立して立派にやっていくようにという信念を持ってきたのでしょう、日本が犠牲になってね。
それを日本が侵略したとか、虐殺したとか言われていますが、私のみたところではそんなことはありませんでした。みんな正しくやってくれましたよ。タイの人は日本の兵隊さんは悪かったとは言っておりません。仏領インドシナの人たちもそうですね。ただ、日本軍は厳しすぎたということばありますが。……とにかく、東洋人が白人を倒したのは日本人だけですからね。何百年も前からそんなことはなかった。それを私たちの前でやってのけたのですから大変な驚きでした。
マハティール・ビン・モハマド マレーシア第4代首相
「古きよき心と習慣を捨ててしまうのか。一体、いつまで謝罪外交を続けるのか。
日本人には、先人の勤勉な血が流れている。自信を取り戻し、アジアのため世界のためにリーダーシップを発揮してほしい」
「もし、日本なかりせば、世界はまったく違う様相を呈していたであろう。富める国はますます富み、貧しい南側はますます貧しくなっていたと言っても過言ではない。北側のヨーロッパは、永遠に世界を支配したことだろう。」
インドネシアの独立宣言の日付は「05年8月17日」となっている。05年とは、日本の皇紀2605年(西暦1945年)を意味している。
サンバス=インドネシア・元復員軍人省長官)
インドネシアでは、終戦後も「われわれはインドネシア独立のために来たのだ」との使命感から、約二千もの日本兵が軍を離れ、あえて帰国することなくインドネシアに残った。そしてインドネシア独立のため、現地の人々と力を合わせ、植民地回復のため戻ってきたオランダ軍と戦った。。
今、インドネシアも、その他の国も、大東亜戦争で、日本軍の憲兵隊が弾圧したとか、多数の労務者を酷使したとか、そんなことばかり言っているけれども、そういうことは小さい問題だ。いかなる戦場でも、そういうことは起こり得る。何千年前もそうだったし、今後もそうだ。日本がやった基本的なことは、すなわち最も大きな貢献は、われわれに独立心をかき立ててくれたことだ。
独立とは何か〟〝どういう苦労をして勝ち取るものか〟を教えてくれた。これは、いかに感謝しても感謝しすぎることはない。
※2~6さん
涙でる……。こーゆーコト学校は教えないしマスコミも報道しないよね…最低だ……。
先人達の血と汗の涙ぐましい努力の賜物なのに。
就任ではなく即位
当時、日本とタイ以外は欧米の植民地。
難癖つけてくる外国人にはこの一言。
危機に際し助けてくれるのは結局のところ友好国です。戦後の日本は全ての国々と友好的でなければならないとの幻想を抱いてきたように思います、世界中あまり気が合わない国、体制が違う国、対立している国はどの国でも存在するものです。ODAなど予算をバラまくように使えた時代は終わったのです、限られた予算を友好国に投資し関係をさらに強化することがよほど日本の国益となります。それは国レベルだけではなく民間レベルでもそうです。中国と韓国が仲良くしたいならばそれでいいでしょう、朝鮮を南北に分断したのは中国ですが韓国人はそれを忘れたようですね。