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スペインのある村では、毎年「エル・コラーチョ」と呼ばれる赤ちゃんジャンピング祭りが開催されています。
マットレスに寝かされた赤ちゃんを悪魔の衣装を着た男性がジャンプをして飛び越えます。ジャンプすることによって、赤ちゃんの幸運と健康を確保できるものと信じられています。
生まれたばかりの赤ちゃん、両親に大切に育てられ最も危険を遠ざけなければならない存在ですよね。そんな赤ちゃんの上を大人の男性がジャンプをして飛び越えるという、見ているだけでヒヤヒヤする危険なお祭りが世界には存在するのです。
スペイン北部のブルゴス近郊のカスティージョ・デ・ムルシアという人口わずか500人程度の村で、その「エル・コラーチョ」と呼ばれる伝統的な儀式が行われています。
このお祭りは1620年代から続いており、毎年カトリックの聖体祭に合わせて開催されています。聖体祭は4日間に渡り、この赤ちゃんジャンプのイベントでお祭りは最高潮を迎えます。
出典:http://entermeus.com/23058/
対象になるのは生まれてから1歳までの赤ちゃんたち。村の中心にあるセントラルスクエアにマットあるいは厚めの布団が用意され、両親がその上に大人と同じような洋服を着せた赤ちゃんを並べて寝かせます。
参加人数が多いときは、複数のマットレスが用意され数メートル間隔で敷かれるとのこと。ジャンプをする男性は太鼓の音に合わせグルグルと回り、助走をつけて陸上のハードル選手のように勢いよく赤ちゃんの上を飛び越えます。
ジャンパーたちは悪魔役の「エル・コラーチョ」に扮し、悪魔を象徴する黄色をメインとしたカラフルな衣装を身につけ、ムチと大きなカスタネットを手に持っています。
悪魔は儀式を見に集まった観客を追いかけてムチで打つパフォーマンスをし、その場を盛り上げます。無事「悪魔」に飛び越えられると、赤ちゃんはバラの花びらを撒かれ両親の元に戻ることができます。
出典:https://news.vice.com/article/spain-held-its-annual-devil-baby-jumping-festival
この伝統行事の起源ははっきりとわかっていませんが、悪魔が赤ちゃんの上を飛び越えることで、将来病気や災難が赤ちゃんを飛び越えて降りかからないようにという意味が込められているそうです。
この儀式に参加することで、子供の健やかな成長や幸運を祈願するのです。特に昔は、赤ちゃんは病気で亡くなってしまうことも多かったので、健康に育って欲しいという強い思いが儀式を始めるきっかけとなったのでしょう。
この儀式の後は、街全体も災いから救われると考えられています。
まだ1歳にも満たない赤ちゃんの上を飛び越えるなんて、危険としか言えませんが、写真などを見ると「悪魔」はかなり神経を使ってジャンプをしているのが伝わります。
それでも赤ちゃんの両親や家族はもちろん、見ている観衆はハラハラもので心配してしまうのは仕方ないですよね。
この儀式が始まって何百年も経ちますが、悪魔払いのジャンプで赤ちゃんが怪我をしたという報告は一つもされていません。それでもこの行事は世界の中で最も危険な儀式の一つと考えられています。
前ローマ法王のベネディクト16世はスペインの聖職者たちに対して、この行事と距離を置くように申請したと言われています。
自分の子供を危険に晒したい親はいないはずで、この儀式のことを知った世界の人々からは、昔ながらの伝統ではあっても、このように赤ちゃんを危険に晒すような行事はやめるべきとの声もたくさんあがってきているそうです。
以下のような世界の人からの否定的な反響がありながらも、この危険な行事は毎年開催し続けられています。
スペインにはトマト祭りや牛追い祭りなど、他にも変わったお祭りが行われていますが、この「エル・コラーチョ」は珍しいだけでなく、非常に危険なお祭りです。
世界の人の反応にある通り、万が一赤ちゃんの上に大人が転倒してしまったら・・・と考えると冷や汗ものです。
これまで事故は一度も起きていないそうですが、生まれたての赤ちゃんを危険なリスクに晒すことは世界のどの国の人からも理解されるのは難しいですよね。
赤ちゃんの健やかな成長を願うための儀式なのに、もし赤ちゃんに怪我をさせてしまったら、元も子もありません。
日本では、赤ちゃんが生まれると「お宮参り」「お食い初め」「初節句」「七五三」のように月齢や年齢によって様々な儀式が行われます。
海外の人から見ると、どれも珍しい文化だと思いますが、赤ちゃんを危険な目にあわせるものはもちろんありません。スペイン人と結婚をする場合は、危険な風習がないか事前に要チェックが必要ですね!
(参考)http://news.bbc.co.uk/2/hi/europe/7419655.stm
http://www.spanish-fiestas.com/festivals/baby-jumping/
http://www.all-nationz.com/archives/1014378160.html
http://evenear.com/event/detail/7490/
https://golden-zipangu.jp/wp/spain-baby/
https://en.wikipedia.org/wiki/Baby_jumping
http://www.atlasobscura.com/places/the-baby-jumping-festival
https://news.vice.com/article/spain-held-its-annual-devil-baby-jumping-festival
写真見ると赤ちゃんが2段になっていて結構幅がある。事故はないっていってもやっぱり恐いなぁ。1620年代から続いているなんて、よくこんな儀式が続いたなぁと思う。
日本にもクソみたいな儀式が多いから他人事じゃないな
我々は未開な風習は改めて規律ある文明社会を構築する義務がある
未来を見据え管理統制された教育こそが人を豊かにしていくのだ
他国の文化を否定したくないけどこれは恐いなぁ。後ろのお母さん方の心配そうな姿も見てて辛い。相当慎重に跳んでるのはよく分かるけれど、せめて1列ずつにしたらどうかな…
彼等の決める事
文化を残すって事は大事だと思うけど何も本物の赤ちゃんを使う必要はないよな
祭事なんて見立てでやってること多いんだしこれも赤ちゃんの代わりに人形でもなんでもおいたらいいのに
泣き相撲海外では虐待にみえる。
他国の文化は自国しか分からない見解もあるので一概に反論してはいけないかと。
一度も事故が起きてないなら別にいいだろ。
安全そうに見えて事故が起きてる祭や儀式なんてたくさんある。
これから起こるかもーなんてどうでもいい。やりたいって言ってんのを、もしかしてでなくす方がイミフ
タイトルで泣き相撲かと思った(笑)
伝統を否定するのは伝統を持つ人々だけの権利。
安全だからとバンジージャンプをレジャーにし、無理矢理させる方が問題
他国の文化を尊重しない欧米の悪い癖
いつも自分達が正しいとして、強制的にも異文化を排除しようとする
強制参加じゃないんでしょ?
だったら参加させる親も理解してるんだろうし、他国があーだこーだ言うことじゃない
※1みたいな在日に日本だってうんざりしてるんだから
米9
米1はネット上でしかそういうことほざけない情けないニートだから哀れんであげようぜ
あーかわいそうかわいそう^ ^
釣られてるあんたもなw
自分が親なら絶対ヤダっつって不参加だなー
コミュニティから外されても良い
写真見るだけで悪い想像しちゃうもん