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日本では江戸時代に多かったと言われる“口減らし”は家計の負担を軽くするため、子供を奉公や養子に出して養う家族の人数を減らすことを意味します。とりわけ、年頃の娘を持つ家庭では身売りをさせてそのお金を生活費に当てていたそうです。
すでに“口減らし”の言葉さえ一般的ではなくなりつつある現代の日本では考えられない風習ですが、ナイジェリアでは今でも少女の身売りが行われています。
法律では結婚可能な年齢が18歳以上と定められているにもかかわらず、女の子は教育を受けるより結婚するべきとの考えが強く、世界でも初婚年齢が低いことで知られているナイジェリア。
国連によれば、ナイジェリアでは5人に1人の少女が15歳までに初婚を迎えるとのことですが、イスラム教の影響が強い地域では2人に1人と急増します。中には9歳で花嫁になる少女もいたとのこと。
とある14歳の少女は13歳のときに年齢が倍以上離れた男性との結婚を強制されました。しかしながら、夫は少女が多少なりと教育を受けていたこと、その影響で反抗的だったことに腹を立て、暴力で妻を支配しようとしたそうです。
夫の暴力から逃れるため、少女は家を出たものの、実家に戻ることさえ恐怖だったと言います。というのも、両親が娘を嫁に出す代わりに夫となる男性から2万円の現金を受け取っていたのです。
日本人の感覚では“たった2万円”かもしれませんが、彼らにとってはそれまでの生涯収入よりも多い金額。少女は「実家に帰るのも怖いの。きっと家族は夫の元に帰れと言うだろうから」と悲痛に語っています。
ただ、この少女の父親(45歳)も若くして幼妻と結婚しており、すでに30年連れ添う妻の正確な年齢は不明なのだそうです。
彼らの文化では女の子は12歳から結婚が可能とされ、母親は「これが私たちの生き方。私の時代は妻が逃げるなど決して許されるものではなかったわ」と明かしています。
父親は娘を嫁に出して得たお金で妹たちを学校に行かせられたと主張しており、他に5人いる娘に身売りさせるかどうかは「分からない」と話しました。
結局、少女はそれが原因で夫から離婚をつきつけられたため、結婚生活に終止符を打つことはできましたが、離婚歴を持ってしまったことがまだ幼い彼女の将来に大きな影響を与えることは間違いありません。
一方で少女と離婚した男性は新たに12歳の少女を妻に迎えるそうで、「今回は12歳だからそれほど教養はないだろうし僕の言うことをきちんと聞いてくれると思う」と語っています。
幼くして結婚させられた少女たちは教育の道を断たれ、重労働を強要されたり、非人間的な扱いを受けたりと、幸せとは程遠い結婚生活を強いられます。
少女たちの何人が離婚に至ったのか、あるいは夫の元を去ったのか、統計は出されていませんが、行き場を失った少女たちが身を寄せ合い、トラック運転手に身体を売って生活している場所があり、そこでは1,000人を超える少女が暮らしているそうです。
そういった少女たちを保護し、教育を受けさせ、将来に希望を持たせようと学校を運営する団体も存在しますが、根本的な考え方や風習を変えない限り、この問題が解決されることはないと言えるでしょう。
世界の人々もナイジェリアの少女たちの未来を守るにはその地域の住民すべてに近代的な教育が必要であり、経済的に発展する必要があると考えているようです。
ここの女性たちは教養もあるし権利だって主張する。つまり、どれだけ宗教の教えが阻んでいるかってこと。彼らの社会は女性を蔑視しすぎる。
経済的に豊かになるためには教育が大事だし、子供に教育を受けさせればいつかそれが自分に返ってくるとは考えないのかしら?10歳の幼妻が毎日奴隷のように働かされて、毎晩タダでセックスを強要される。なんてこと。悪夢だわ。考えたくもないほどに。
女の子が早くに結婚すれば、それを幼い子供たちの食費や学費、新しい妻のための持参金に使える。そうやって循環しているんだろう。バースコントロールを導入するか、妻の数を制限するか、それ以外に変える方法があるのかな。
宗教に従わなきゃいけないのはしょうがない。そういうルールなんだから。でも、そう考えると余計に不可能に思えてくる。
女性だからといって人間として扱われないのは間違っている。彼女たちが強く、力を合わせて生き抜いてくれることを願う。
でも、コーランに基づいて許容された風習ではある。宗教的な風習であって、それ以上でもそれ以下でもない。ナイジェリア政府は宗教から切り離されている。北部はイスラム教の法を採っていて、イスラム教徒ではない地域では娘をそんな年齢で嫁に出すなんてことはないんだ。ものすごく貧乏だと多少あるけど。
大金を生み出す石油を持った国なんだから、ナイジェリアは貧乏じゃないはずだ。パキスタン出身の自分が言うんだから間違いない。
日本は結婚できる年齢を男性18歳、女性16歳と法律で定めており、厚生労働省によると2012年で日本人女性の平均初婚年齢は29.2歳。何より、いくら経済的に苦しいからといって12歳や13歳の幼い少女を結婚させることは考えられません。
加えて、満6歳以降の9年間は男女ともに小学校、中学校と教育を受けることが義務付けられており、結婚することが教育以上に重要だと言われることもありません。
学びたくても学べない、結婚したくなくてもしなければならないナイジェリアの少女から見れば日本はなんと恵まれた国なのでしょうか。
(参考)http://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/13/
http://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/13/dl/1-02-2.pdf
http://www.dailymail.co.uk/news/article-2673817/Divorced-14-
How-thousands-Nigerian-girls-forced-marriage-thrown-end-
no-education-no-hope.html
https://news.yahoo.com/nigeria-girl-among-thousands-divorced-
children-155410912.html
こんな国が今でもあるなんて信じられない。実家にも帰れないなんて、親として失格だと思うが、生涯年収より多いお金が渡されるほうにビックリした。親はみんな子供が大事とはいうけど、貧しいと考え方もここまで変わってしまうのかな。
きちんと市場が働いてないのだな
2万で人ひとりは不当すぎるだろ
臓器だけでももっと価値がある
労働能力や性的な能力に出産能力があるんだからさらにもっと価値がある
市場原理が作用するようになれば本来の価値で扱われるようになる
価値があるなら当然相応の待遇になる
光通信の御曹司がタイで利用した代理母たちのように
ナイジェリア人も国際市場で自分を高く売ることを考えるべき
国内相手じゃ一生奴隷待遇だ
かわいそう
戦争がいけないんだよ
イスラムで良い事聞いたことがない。
どうにか出来ないものか
あまりにも残酷すぎる
ロマンがある
…と言ったら怒られそうだな。
幸せの価値観って人それぞれだろ