日本の魅力を発掘するだけでなく、他国の環境・法律・文化などを見て、いかに日本が素敵な国かを見直すサイトになります。
ある日、何気なく、ビデオを見ていたら、気になるコマーシャルが出てきました。
TV画面にも、検索ワードが出てきて、「よし、このワードを後で検索してみよう」と思ってはみたものの、ビデオを最後まで見ているうちに忘れてしまって、実際には、調べてみようとはしないものです。
私の場合、興味があったとしても、その何分の1も、検索していません。何故って、忙しくて忘れてしまうし、パソコンの起動が面倒だからです。
私と同様に、こうした作業が面倒という人が、ほとんどじゃないでしょうか?よほど、強い興味を持っていないと、パソコンを開いて、関連のあることを調べようとは、しないものです。
もっと、時間や手間をかけずに、ホームページを閲覧できるようにならないのかしら?と皆さんは、考えたことありませんか?
あの、パソコンを起動するまでの、じれったい時間をカットして、すぐサイトにアクセスできる方法があったらなと思っていたら・・・その悩みを解消してくれるテクノロジーを富士通が開発しました。
簡単に言うと、タイトルの通り、「TVの前でスマホのカメラをかざすだけ、サイトの情報を即入手できる」ということです。えー、本当に!
そうなんです。たったそれだけで、コマーシャルに関連する情報が載っているサイトへアクセスが可能になっているんです。
なんだか、全て自動で手軽だなと思ってしまいました。こうしたことが手っ取り早くできるって本当にスゴイことだと思います。QRコードがビデオの画像に埋まっているわけではないですし、本当に不思議です。
肉眼では見えていませんが、TVのスクリーンは明るくなったり、暗くなったりと点滅を繰り返しています。スマホのカメラは、この点滅を捉え情報として受信します。
このデモンストレーションでは、毎秒16ビットの情報が埋め込まれており、同じコマーシャルが流れている間は同じ情報が繰り返し流されます。
富士通のスタッフは、これをコンテンツ保護のためのセキュリティ技術として開発してきました。ですから、データの圧縮や、サイズの拡大や縮小といった場合にも強いそうです。
この技術は、全てソフトウエアで処理することができるように作られています。
スマートフォンには、この技術専用のアプリを用意すること、そして情報を埋め込む側には、富士通のプラットホームを提供できるように、検討していると富士通のスタッフは、語っていました。
*ウォーターマーク:別名、デジタル・ウォーターマークとも言う。主に著作権保護の目的から、画像や映像などのデジタルコンテンツに他のコンテンツと区別できるような内容を付け加えること、またはそのようにして付け加えられた情報のこと。
肉眼で見ることができるものと、そうでないものに分けられる。ここでは、肉眼で見ることができない方を取り上げている。
ユーザーは、ビデオの前でスマホのカメラをかざすだけで、その隠れた情報を得ることができます。つまり、スマホとTVの間の情報のやり取りが、たやすくできるということです。このビデオをチェックしてみてください。
*IEE:アメリカ合衆国に本部を持つ電気工学、電子工学技術の学会のこと。
いかがでしたか。
こんな簡単に、ネットの情報を閲覧することができるこのテクノロジーに、驚きに声があげられています。常に便利で役立つものを開発し続ける富士通のスタッフの探究心には、頭が下がります。
テクノロジーって、本当に素晴らしいですね。エンジニアに憧れてしまいます。そのうち、「いちいちパソコンを起動しているの?」「検索ワードを入れて、アクセスしているの?だるっ!」なんてつぶやく時代になるかもしれませんね。
(参考)http://www.diginfo.tv/v/12-0183-r-en.php
スマホの技術は進歩が早く、どんどん進んでいくので便利な世の中になっていく。日本はスマホの開発で世界より遅れている部分が多いので撤退よりも参入の数が多くなるようもっと活気づいてもらいたい。このアイデアは日常でよく使う、本当にいいものだと思う。