日本の魅力を発掘するだけでなく、他国の環境・法律・文化などを見て、いかに日本が素敵な国かを見直すサイトになります。
2020年に東京オリンピックが開催されることになり、開催に向けてますます外国人のお客様が東京を訪れることになると予想されます。
もともとたくさんの国の方が訪れていた東京ですが、これを機にもっと多くのお客様に来てもらえればいいなというお店の方々も多いでしょうね。
1964年にアジアで初めてのオリンピックが開催された当時も、景観を良くするため該当する地域では洗濯物を外に干さないようになど、地元ならではの思い出を持っている方もいるようです。
新幹線の開通など、関連して発達した交通網や技術などもたくさんありましたが、同時に民間レベルでたくさんの異文化間交流が持たれたに違いありません。
そんな中、すでに外国からのお客様で溢れている場所があります。そこは大企業が手がける商業施設でもなく、大手のホテルチェーンでもなく、ご家族で経営されている小さな旅館。
もちろん旅には様々のスタイルがあり、ツアーで観光される方もたくさんいますが、この旅館には個人旅行者がたくさん訪れています。
特に若い世代の旅行者が持っている、ツアーでは味わえないようなより日本の生の文化に触れたいという希望と、この「澤の屋」さんの姿勢が合致したようです。
何がこれほどまでに旅行者を魅了するのか、実際に宿泊した方々のお話を聞いてみましょう。
もし東京に旅行に来て、日本の伝統的な「旅館スタイル」の滞在を経験したいなら、ここはマスト!そして、私たちのハネムーンを素晴らしいものにしてくれて、どうもありがとう!
経営されている家族の方は皆フレンドリーだし、地元のひとたちの生活が垣間見えたのもとてもクールな経験だった。部屋はとても小さかったけれど、とても清潔で装飾も素晴らしかったし、何と言ってもお風呂が良かったなぁ。事前に予約する必要もなかったし。
廊下とトイレはとても寒かったけど、それもまあ問題なかったね。朝食もベーシックで美味しいものだったよ。雰囲気がよくて、フレンドリーな雰囲気でリラックスできたよ。
9割以上が外国人の宿泊客であるにもかかわらず、とても日本的な経験ができたわ。とても清潔ですべてが整理整頓されていた。お風呂が素晴らしくて、毎晩楽しめたし。ここは閑静なエリアにあって、観光客にあふれて騒々しいということもなかったし、加えて中心部への交通アクセスも申し分の無い好立地だった。
オーナーさんは英語が話せるのでコミュニケーションも楽だし、門限に10分遅れた時にフロントデスクに鍵が置いてあったのは、自分の家に帰ってきたような気分にさせてくれたわ。
日本滞在中、他の高級なホテルにも泊まったけれど、印象的だったのは断然「澤の屋」さんだし、まるで家族が迎えてくれているようで…また是非戻ってきたいわ。
東京のド真ん中より少し離れたところに宿をとりたい、その上で交通アクセスが良好なところを考えているなら、ここはベストじゃないかしら。家族経営のこの旅館は畳張りで、布団が敷かれ、朝食も、和食と洋食から選べる素敵なところよ。
もし浴衣を着てみたい、お風呂に入り畳の上の布団で寝てみたい、和朝食を食べてみたい…というのであれば、東京での滞在先はここに決まりだね。ご近所さんは昔ながらの小さなお家が立ち並ぶエリアで、路地裏散策も楽しめるね。
地元にとても愛着を持たれていて、根津周辺でお勧めのスポットを記した地図も用意して説明してくれた。「居酒屋すみれ」はいいね!部屋はとても清潔で居心地が良かったし、冬の長い一日を終えた後の入浴は何とも言えず素晴らしかった!
というのも、成田空港から上野に来るのは簡単だし、スカイライン・エクスプレスを使えば楽に移動できるからね(大きなスーツケースを引っ張る旅行客と鉢合わせせずに済むしね!)
周辺には多くのレストランや居酒屋があるから夕食も問題ないし、他の地域に行くにもアクセスは良好な立地。共同のお風呂を使うときは、「使用中」のサインをかけて、中から鍵をかけるシステムだよ。ご主人の息子さんは流暢な英語を話されるから、必要な情報はすべて得られるよ。
メトロの駅と「やなか珈琲店」も近くにあるしね(東京で飲んだベストコーヒーだわ)決して派手ではないけれど、リーズナブルな料金で私たちの希望を満たす素敵な旅館だった。
近くにはスーパーマーケットや薬局、それにお金を引き出せるATMのあるコンビニもあるし、コインランドリーもある。身軽に旅するにはとても便利な環境が整っているの。
1949年からこの旅館を経営されているのだけれど、景気が悪かった70,80年代に外国人向けにも間口を広げたそうだよ、当時はほとんど英語が話せなかったにも関わらず。今日では、いつも予約がいっぱいで、彼らがどれだけゲストに素晴らしい滞在を経験して欲しいかという情熱がとてもよく伝わる。
ここは第二次世界大戦中、爆撃を免れた地域でもある。避難訓練をしてる場面に遭遇したり、日曜日には子ども達が路上で遊んでいるのを見かけたり。地元の人の生活というのがよく感じられる場所なんだ。
ここ「澤の屋」さんでは、季節ごとに日本の行事を催して、より日本を感じてもらえるようにしているそうです。例えば節分には息子さんが鬼役になって豆を撒いたり、3月のひな祭りにはお雛様を飾ったり、春にはお花見をしたり…
昔から息づいていた季節ごとの節目を彩るイベントを通して、訪れた方々は通り過ぎるだけでは見えてこない生の日本の思いに触れられたのかもしれません。
今年も良い年になりますように、こどもたちが健やかに成長してくれますように…など良きことを願う行事をするとともに、ご主人はゲストの方々に地元のお食事処や商店を紹介されています。地域皆で盛り上げていこうという姿勢が伺えますね。
お仕着せではないおもてなしと、リズムのある生活。私たちも、当然に行われていた折々の行事を見返して実行してみると、より楽しい生活が送れるかもしれません。
(参考)http://ignition.co/69
http://www.tripadvisor.jp/Hotel_Review-g1066461-d310298-Reviews-or20-
Ryokan_Sawanoya-Taito_Tokyo_Tokyo_Prefecture_Kanto.html#REVIEWS
http://www.clover4.co.jp/yanaka.nezu/yanakaginza/yanakaginza.html
http://www.sukinano.biz/ojipan/
澤の屋さんは聞いたことがなかったけど、現地では有名な旅館なのかな?海外コメントを見ているとオーナーが英語を話せることを評価している人も何人かいて、日本的な旅館でありながら国際的なオーナーと対照が面白い。