当サイトについて

日本の魅力を発掘するだけでなく、他国の環境・法律・文化などを見て、いかに日本が素敵な国かを見直すサイトになります。

PR

【海外の反応から読み解く】歩道橋がなかったらどう日本はどう変わる?

このエントリーをはてなブックマークに追加

j71

これら歩道橋は日本のいたる所で見られるもので、とても素晴らしいよ。大勢の人々や自転車の通行を可能にし、道を渡るために待ったり、車との事故を心配することなく安全に街の往来が出来る。

どうして欧米の主要都市に無いのだろう?交差点で多くの人たちが不満を漏らすのを聞くほど私をイラつかせるものは無い。そこでは交通事故も多発しており、彼らは車の制限速度を下げるべきだと言うだけだ。そんなことよりも歩道橋を建てたらどうだい!

j051

ここモントリオールでは地下道をくぐるんだ。
チリにもたくさんあるが誰も使おうとしないんだ。皆怠け者で階段が苦手で、ハイウェイを横断して死んだとしても、そっちのリスクを好むんだ。
歩道橋が無くて車や人の交通がスムーズに行かないと、生産性の低下という形でその地域経済のコストに跳ね返ってくるはずだね。
一般的にそれほど多くの歩行者がいないのも理由だし、これほどのインフラ投資なんて通常の市場原理から見てとても実現不可能だね。
車椅子の人への対応が大きな問題だね。
どうして欧米の主要都市に無いかって?それはデブは階段を登りたがらないからだよ。
交通渋滞になればなるほど、仕事で何かを生み出す機会が減り、買い物や外食など遊びでお金を使う時間も減っちゃうね。
結局、出掛けるのに時間がかかるようになると都会に住む人は出不精になるね。
動き回りやすい都市の方が街のいろんな所に生活圏が広がり不動産価値も上がるんじゃないかな。
シアトルにもあったね。問題は夜になると麻薬常習者たちが雨宿りで階段下に身を潜めたりして危険な場所に様変わりする点だね。連続交通事故死なんかも起こったことがあったね(6レーンもあるハイウェイをまたぐ歩道橋の場所で途中に大きな排水口もあるところだった)。いずれにしても歩道橋自体があったとしてもそれぞれ場所がかなり離れているね。
シェルターとしては適当な照明も必要になるけど今の照明よりも費用がかかるね。
皆も言っていたように、身の危険を考える人は6レーンもある道路を渡る際には使うはずだよ。でも米国では道を横切るのは生来の習慣みたいなもんだよ。信号無視で道を横切る(Jaywalk)のは別に法律違反ではないし気にしないさ。過去3年カナダに住んでいるけど、Jaywalkはしたことがないよ。だって数百メートル毎に横断歩道があるからさ。
60年代の英国でも持ち上がった巨大プロジェクトだったが、それ以前は近代化の動きの中で車の往来が下で歩行者が上でという構想が理想だという都市計画が思い描かれていたようだ。実際に幾つか素晴らしい設計図も出来上がったようだね(近未来都市とも呼ばれたアーバニズム)。
手短に言えば、人は歩かないし怠惰で橋を使う気にもならない。また街の往来を特定のコースに制限されるのを嫌うし、だからそんな巨大開発を支持しなかったのさ。言うまでもなく、歩行者と道を使う弱者(自転車等)のニーズが最初に担保されるならば街にはもっとより良い生活水準がもたらされると信じていたからね。

つまり、道というのは皆でシェアされるべき公共スペースであって、より低速で汚染も少ないのが本来なのだ。それが歩行者優先のヨーロッパの歴史的街並みが美しいと感じる理由なのさ。そこでは公共スペースは人々が街をブラブラ歩きながら楽しむプラザになっていて、往来の激しい道路やきれいに区画された歩道という感じではない。

私はUKのタイン川に面したニューキャッスルに住んでいるが、ここではそれが当たり前になっている。60年代の当局はダン・スミスの提唱した歩道を高架にする計画の下になんでもかんでも近代化しようと試みたが、上手くは行かなかったし費用も高すぎた。
私の街でも交通量の多い3レーンの道路で横断トンネルの話が持ち上がったが、話は進まなかった。トンネルが出来れば浮浪者や飲んだくれの類が集まり犯罪の温床になる可能性があったからね。
アクセスに関する法律でここ香港では全てのコーナーにはエレベーターの設置義務があるの。建設コストがバカ高くなるけど、香港には結構ある。
日本の横断歩道のもう一つの良い点は、信号がタイマーになっていてセンサーは使わないことね。交差点に信号があれば必ず歩行者用の信号もあるからね。だから慌てて渡る必要もない。そんなのは米国にはありゃしない。車GOの信号ばっかりで横断OKのサインなんて出やしない。ボタンがあっても役に立たない。
日本の交差点には、目の不自由な方向けのさえずるような音のサービスや、凹凸のある舗装面で進む方角が分かるようになっていたり道の反対側の到達地点が示されたりしている。

文化・風習から生まれる安全社会

j052

歩道橋は日本人に支えられたMade in Japanだということを念頭におきたい。通勤で駅の階段を使うことに慣れおり、電車も時刻通りに運行されている。そして駅前には歩道橋があり会社までまっしぐらに向かう生真面目なビジネスマン気質。

反対に海外ではベルギーやスペインでもいつ出発するか分からない列車も多く、数十分遅れなんてザラにある。日本では出発間際には音楽まで流してくれる。NYでは車道を縫うように渡るのは何も刑事ドラマに限ったことではないし、上海ではついこないだまで自転車と車が道路で競い合っていた。

そこに住む人々の文化・風習まで変えないと歩道橋やスクランブル交差点は絵に描いた餅になるかもしれない。

海外の反応を見ると日本以外にも歩道橋がある国があるようだ。ちょっと遠回りしているみたいで面倒だが、信号待ちや自分が車を運転していて歩行者待ちのことを考えると歩道橋があって良かったと思う。歩道橋は本当に交通量が多く、信号待ちではなかなか渡れない状況の場合には便利だと思うが、そうなると歩道橋が好まれるのは都心部に限られると思う。交通量が少ない交差点にある歩道橋はちゃんと使用されているのだろうか?

PR【黄金の国ジパング】では、アフィリエイトプログラムを利用し、アコム社から委託を受け広告収益を得て運営しています。

今日の人気記事

このエントリーをはてなブックマークに追加
コメント一覧
  1. 日本の名無しさん
    2015年1月17日 8:58 AM

    インフラはそれぞれの国の事情や経済状態にもよるから一様にはならない。
    日本は過剰すぎる場合もあるし。だれも使わないようなもの、採算に見合わないもの。

コメントをする



Copyright © 2014 黄金の国ジパング All Rights Reserved.