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日本の伝統的な技法であり一筆龍ですが、その工房の1つである晄秋家の絵師とその作品は日本のみならず世界中の人々を魅了しています。
この一筆龍の技術は栃木県の日光東照宮の門前町で受け継がれています。動画で有名になったのは晄秋家の当主は4代目の阿部哲也さんです。日光には晄秋家以外にも一筆龍の工房が立ち並び、その技を競っています。
これらの工房やショップは新たな観光スポットとして注目されていて、また多くの外国人もここを訪れています。日光東照宮にお出かけの際はぜひ工房にもお立ち寄り下さい。
直に絵師の技や作品を楽しむだけでもいいですが、縁起物や贈呈品として購入されることもおすすめします。価格は驚くほどリーズナブルです。
さて、一筆龍と呼ばれる画法ですが、実際には胴体部分だけが太筆で一筆で大胆に描かれ、頭部や玉などの細部は細筆で詳細に描かれます。下絵もなく、僅か10分以内でこの絵は完成するのです。
製作過程だけを見れば簡単そうも見えますが、才能と熟練が求められる高度な職人技なんです。
龍は最初に頭部から描かれます。この時点だけを見ると何の絵かよく分かりません。そして大筆の一筆描きで胴体が一気に書き上がります。
細かい筆の動きで龍のしなやかで力強い動きを表現します。また鱗の様子まで見事に描かれています。最後に仕上げとして龍の鋭い目が描き入れられます。
この絵の特徴の1つはカラフルな色合いです。伝統的な墨絵は黒の墨液の濃淡で表現されますが、この絵にはメタリックカラーを含め鮮やかな色を取り入れています。描かれる龍は白や黒の背景に鮮やかに浮かび上がります。
観る人に強いインパクトを与えます。また描かれる龍はまるで動き出しそうな躍動感があり、その構図や色には意味が込められています。作品の仕上げには願いを表す素晴らしい筆字が書き加えられます。
この絵と文字の組み合わせは圧巻です。外国人にとって漢字は芸術の1つと受け止める人も多いのですが、この筆字の達筆さには日本人すら思わず息を飲みます。
龍は日本人にとって特別な存在です。昔から神の化身と言われ、招福や家内安全、厄祓いなど縁起物として知られています。
特に一筆龍は一筆で描かれていることから、商売や人間関係が「途切れない」または「切れない」とされています。そして一筆龍で描かれる龍の動きは昇進や健康などの願いを表しているんです。
では晄秋家さんの一筆龍作製の様子をユーチューブで観た外国人の反応を紹介しましょう。視聴回数やコメント数も多く、ここで紹介するのはほんの1部です。
一筆龍は江戸時代から続く日本の伝統的な技であり、これらの作品とその絵師は世界中から絶賛されています。このような技が育まれ伝承されてきた背景には日本人の高い美意識と文化があったからです。
(参考)http://www.boredpanda.com/japanese-dragon-painting-one-
brushstroke-hitofude-ryuu-kousyuuya/
こんなに簡単に龍が描けるなんてビックリした。今まで何回描いたんだろう。龍を一筆で描くことで人間関係が途切れないなんてうまく考えたなぁと思う。龍を描くにはユーモアのセンスも大事だってことか。
トップの龍は指が4本あるから日本のじゃないよね?日本は三本だったはず
龍は爪の数が身分を現してるんですよね。
3本が庶民、4本が貴族、5本が王族とか。
才能か修行の賜物かはわからんが、白紙の状態で完成図が紙面に見えているレベルの人たちだなあ……
この人、4代目でもなんでもないです。
ニセモノですよ。
本家の高瀬龍正さんも自身のホームページできちんと証拠写真とともに説明しています。
なぜ偽物がここまで支持されているのか全く理解できない
本家の高瀬家から技術を盗み成り上がったペテン師に鉄槌を下すべき
描ける技術さえ持っていれば本家か偽物など関係ないと思います。しかし皆さんの見方も違うので綺麗物は綺麗、ただそれだけです。独学している手嶋さんにとても感心する、三年間苦労して頑張ったから凄いしか言うことなし(*^^*)
手島は独学じゃ無いですよ。元、晄秋屋の弟子。
高瀬さんがホームページ開設して真相を明かしてから
急に独学と言い出したという事です。
高瀬の龍と他の龍(と言うより毒蛇)の決定的差異は、
尻尾の先まで気を入れて描かれているかどうか。
高瀬以外のものは書道のはらいみたいにして伸ばして
ハッタリかましてるし、全体的に893っぽい印象。