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ブルドーザーは比較的お馴染みの機械で、工事現場などでよく見かける事があります。殆ど知られていませんが、世界最大のブルドーザーは日本のメーカー、コマツが作っているのです。このコマツD575Aの大きさは半端じゃありません。
インターネット上で人気の辞書の「ウィキペディア日本語版」にはこのD575Aは紹介されていません。
しかしコマツD575Aは英語を始めとして10カ国語のウィキペディアで紹介されているのです。その理由はD575Aの活躍の場が基本的に海外だからです。
D575Aを生産しているコマツは正式名称を「株式会社小松製作所」といい、日本を代表する建設機械や重機メーカーです。国内シェアは1位で世界シェアは2位。
世界の約3割のシェアを1位のキャタピラー、約2割を2位のコマツが占めています。世界市場は実質的にこの2社の寡占状態と言って良いでしょう。
コマツは石川県小松市で1917年に自家用機械メーカー「小松鉄工所」として創業した歴史のある会社です。
コマツとブルドーザーの接点は太平洋戦争中に始まります。日本海軍はウェーク島のアメリカ軍からブルドーザーを接収したのです。
そして日本海軍は1942年12月にコマツに開発を指示し、コマツは翌月1943年1月には初国産ブルドーザー「G40」(制式名称「小松一型均土機」 を完成させているのです。トラクターの実績があったとはいえ、恐ろしい商品開発力ですね。
戦後も日本の高度成長を支え続けます。1950年には早くも海外展開を開始し、輸出や工場移転を積極的に行なっています。現在では世界各地に50ほどの拠点を持っています。
D575Aのプロトタイプ「D555A」は1981年にアメリカの展示会で発表され、当時のハイテクを駆使したデモ機に世界中が度肝を抜かれました。
D575Aの生産は1991年から始まり、アメリカやカナダ、オーストラリアなどの大きな鉱山でその実力を遺憾なく発揮しています。
少しずつバージョンアップを繰り返していて、現行モデルは2001年に導入されたD575A-3 SDスーパードーザです。
長さは約12m、幅は6m、高さは5m、そして重量はなんと130トンもあるのです。怪物のような大きさなので、作業現場を移動する時は分解して運ばれます。
D575Aの能力をデモンストレーションした動画には多くのコメントが寄せられています。
コマツが世界で認められているのはその品質だけでなくサービス体制です。 建築機械や重機は特に売りっぱなしという訳には行きません。メンテナンスや部品交換をスムーズに行なえないと役に立たないのです。
きめ細かい日本流のサービスが高い評価を得ているとも言えます。ただ日本にD575Aが活躍できるような現場がないのが残念な気がします・・
あまり知られていませんが、業界トップのキャタピラーも主要部品のほとんどは日本で生産され、世界中に供給されています。キャタピラーにとっても日本は開発と生産の世界的中核拠点なのです。
キャタピラーは過去に三菱重工との業務提携をしていた経緯から、日本の技術力を信頼しています。つまりキャタピラーでもコマツでも日本の主要部品が世界中で活躍をしているのです。
重機メーカーはトヨタやホンダのように目立ちませんが、これからも世界の繁栄を支える会社であって欲しいですね。
(参考)http://www.avtorinok.ru/photo/komatsu-mk280/d575a_3sd-
md3824/pic-19666.html
海外コメントがウケるw週末これに乗って暴れたいって、なんて贅沢なんだ。
コマツがマツコを作ったのか
これを運転するパパは子供のスーパーヒーローだろうなあ
正面から対戦車ミサイルを受けると、どうなるのだろう?
排土板で耐えられるのかな?
コマツが戦車造ってもいいかも
確かKOMTRAXとか言うシステムがついてて
不具合が出る前にコマツに知らせる機能があったような
あと重機の盗難防止
意外に盗まれるんだよね
でもうっかり赤字を出しちゃったんだよな→小松
catの部品は、ほとんどアメリカ生産では? てか、ものづくりの技術力としては、cat>>>コマツだと思うが…
ウクライナに送って欲しい!地雷原も竜の歯も蹴散らして、ロシアの塹壕埋めてくれ〜。