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スラリは水性ジェルと油性インクを混合した新たな種類のボールペンだ。水性インクと油性インクを混合することで、油性の「しっかり書ける」という長所、水性の「書き味が軽い」という長所を合わせ持つインクの開発を目指して作られたインクである。
水と油は通常溶け合わず、コップに両方入れた場合、油が水の上に浮いて二層に分かれて混合できない。しかし、水と油に分離したコップに石けん水など溶け合わないものをいれると牛乳のように白く濁った液体(エマルジョン)ができあがる。
このエマルジョンは、牛乳、マヨネーズ、化粧品乳液のように水の中に油が存在するタイプ(水中湯滴型またはO/W型と呼ばれる)と、マーガリン、化粧品ファンデーションのように油の中に水が存在するタイプ(油中水滴型またはW/O型と呼ばれる)の二種類に分かれる。
エマルジョンインクはエマルジョンの原理を利用した油中水滴型のインクである。油と水(水性ジェル)が7:3の割合で混合した状態で安定・維持することで、今までにないなめらかな書き味と鮮やかな濃さを持つインクが生まれた。
このインクを搭載したのが「スラリ」。日本では2010年に発売を開始した。現在、単色、多色ペン、組み合わせ型多機能ペンを販売している。
では、このインクの実力はどうなのかと、様々なボールペンで書いた文字を水、エタノール、イソプロピルアルコールにつけてテストをしたレビューアー(おそらくアメリカ人)がいる。
日本製のペンを中心にwebで文房具を発売しているJetPens(所在地カリフォルニア州サンホセ)の顧客レビューを 見てみよう。5点中4.2点と高評価をあげている。
とはいえほんのちょっとのちがいでジェットストリームも好きだ。ジェットストリームに似ているので、ジェットストリームが好きなら試す価値あり。
0.7mmでは蛍光色も提供している。バイオレットを試したレビューアーは、
次に多色ペンについてのコメントをあげる。
全体的にこのペンは細い線を常に書くことができ、別の色を選ぶことが可能で、インクがなくなるまで、長持ちしそうである。
アメリカ以外の国でも販売されているのだが、レビューを見つけることができなかった。販売本数は今のところあまり多くないのかもしれない。だがアメリカユーザーに好評なところをみると、今後、マイナーチェンジをしながらユーザー数を増やしていくのかもしれない。
(参考)http://www.amazon.com/review/R10GJ6DKMD9ADX/ref=
cm_cr_dp_title?ie=UTF8&ASIN=B007TFO04Q&channel=detail-
glance&nodeID=1064954&store=office-products
http://www.amazon.com/review/R2OT9LWZMDM50Y/ref=
cm_cr_dp_title?ie=UTF8&ASIN=B005VLMBDM&channel=
detail-glance&nodeID=1064954&store=office-products
http://www.gourmetpens.com/2012/09/review-zebra-surari-
emulsion-ink-07mm.html#.U4JfQCiJR2k
http://www.jetpens.com/Zebra-Surari-Emulsion-Ink-Pen-0.5-
mm-Dark-Black-Body-Black-Ink/reviews/5719
http://www.penaddict.com/blog/2010/10/1/review-zebra-
surari-emulsion-ink-pen-05-black.html
http://bizmakoto.jp/bizid/articles/1004/13/news065.html
http://www.zebra.co.jp/pro/surari/
スラリは使ったことないけど、他のエマルジョンインクのボールペンは何度か試してみた。たしかに普通のボールペンと違うけど、それほど良さは感じられなかった。でもこの記事を読んでみて水と油を混ぜるのにそんなに奥が深かったなんて初めて知った。みなさんはスラリを使って違いがわかりますか?
エマルジョンタイプは、エナージェルを使っている。
スラリは愛用してるわ。
昔たまたまコンビニに売ってたのを買って、これだけ異常に書き心地が良かった。
今はリフィルも含めて4本ぐらい持ってる。