日本の魅力を発掘するだけでなく、他国の環境・法律・文化などを見て、いかに日本が素敵な国かを見直すサイトになります。
結婚式はおめでたい式です。だから精一杯「めでたいづくし」で豪華にするのが中国流。西洋文化がどんどん流れ込んでいる中国ですが、うまく西洋文化を取り入れつつも自分達のこだわりはとことん残すのが、中国人のスタイルです。
一部の外国かぶれ以外まだまだ、赤いウェディングドレスを着ます。もっとも、日本と少々違うスタイルなのは、結婚式だけではありません。
中国では結婚式の花嫁衣装はもちろん赤です。中華服でもドレスでも同じです。赤はおめでたい色なので、お年玉の袋も赤、祝儀袋も赤、お正月の飾りつけも赤、年男のパンツも赤!とにかくなんでも赤なのです。
結婚式の時は、新郎新婦そろって赤を着ます。日本の結婚式ですっかりおなじみの白は、中国ではお葬式の色です。お岩さんのイメージでしょうか。死人の色なので、まさか結婚式で着るなんてありえません。
最近中国では白いウェディングドレスを着る人は徐々に増えていますが、そういう人達はアメリカに憧れる一部の人達だけです。憧れはあっても自分達のプライドだって伝統だって守りたい。
と言うより元々持つ「色の概念や感覚」はそう簡単には変えられません。赤はおめでたい色、白は死人の色。理屈ではありません。そのため結局赤を着る人達は今でもまだまだ主流です。
ちなみに中国の黄色は、皇帝の色でもあり、それと同時に俗語では日本で言う「ピンク」です。かわいらしいイメージのピンクではなく、18禁のピンクです。
中国語にも、黄色い本、黄色い映画がありますが、それらはまさに日本の「ピンク」のイメージです。
ところで、華々しいのが大好きな中国の人達、結婚式会場や写真撮影場所などを移動する時に使う車は、たくさんの花で飾ります。
この花の数々、実は全て透明のセロテープで貼りつけられています。遠目にはわかりませんが、いかに安くいかに豪華に見せるか、は中国人の得意とするところです。
実は結婚式当日だけでなく、結婚相手を見つけるところからすでに、中国流は日本流とはちょっと違います。日本でもおなじみの「お見合い」は中国にもあるのですが、見つけ方はかなり合理的、直接的です。
上海の中心部、オフィス街の憩いの場でもある人民公園では、週末に結婚相手を見つけるためのイベントが開かれます(他の都市にも同様のイベントはあります)。
誰が始めたのか、公式なのか非公式なのか、それはさておき、とにかくかなりの規模であることは確かです。
公園の一部を占拠し開かれるそのイベントでは、地面に座り込む人、立ち止まりながらウロウロする人など、中年以上の年代の人達が大勢訪れ、にぎわいます。
何を見ているかと言うと、花嫁候補、花婿候補の「募集広告」です。「広告」の元にその広告主がいる場合もあれば「広告」だけがつり下げてある場合もあります。
そこに必ず書いてあるのは、結婚したい本人たちの生まれ年、性別、身長、仕事、給料、などの情報です。
上部に自分の情報、下部に相手に求める情報が書かれています。そして座り込んだりのぞきこんだり、懸命にアピールしたりしている人達は、その親たちです。
例えば女性が男性の結婚相手を探している場合。「江蘇省、女性。78年生まれ、163cm、医師、月収8000元。求む70年代以降生まれ、173cm以上、持ち家所有、責任感のある上海人(上海戸籍所有者)」
例えば男性が女性の結婚相手を探している場合。「江西省、男性。76年生まれ、172cm、自営業、上海に持ち家有り、年収20万元、離婚経験有り(子供は引き取らず)。求む160cm以上、2,3歳年下、善良、戸籍不問(どこ出身の人でも可)」
このように自分の条件と相手の条件を単刀直入にはっきり書いて相手を募集します。気に入った条件が見つかれば、書いてある携帯電話番号に連絡を入れます。
このイベントでは、時々若い人も見かけますが、99%は親が参加しています。中には子供に内緒で勝手にここに張り紙をしている人さえいます。
日本同様、今は好きな人と結婚できる中国ですが、実際はなかなかいい人が見つかりません。そこで、それを心配した 年老いた両親たちがこのようなマッチングイベントに積極的に繰り出すことになります。
一人っ子政策のおかげでただでさえ女性が少ない中国ですが、特に上海の女性はプライドが高く、その辺の男とは結婚しません。多くは「白人と結婚する」と言い切ります。
相手がいなくて結婚できない情けない男性たち、プライドが高すぎて結婚できない女王様気分の女性たち。中国の結婚事情は今非常に厳しくなってきています。
歴史や文化には日本と共通点が多いはずの中国。中国文化はたくさん日本に入ってきています。ただ、今も残る共通点は建築方法や宗教くらいで、文化はお互いの国で随分違う形で発展したようです。
色の概念も違うし、結婚概念だって、愛のとらえ方だって違います。同じアジア人ですが、この違い、十分に他の国の人達にもわかっておいていただきたい。これが日本人の共通認識ではないでしょうか。
(参考)http://www.dresses8.com/image/chinese_wedding_dress/9
http://www.chinatownconnection.com/chinese_marriage.htm
http://www.chinadaily.com.cn/china/2007-01/08/content_776849_3.htm
結婚相手探しのイベントに参加者の99%が親だなんて。中国のプライド高い女性と結婚するのは大変そうだな。日本人で良かった!
なんだ日本だけじゃないじゃん。
>歴史や文化には日本と共通点が多いはずの中国。
中国人は意地でもそう思い込もうとするよね。日本独自の建築技術でも「昔の中国を発見した!」とか言っちゃうくらいやれやれですよ。
女叩きしとけば一定のコメント数が稼げるとでも思ったのかゲス管理人
日中韓って似たような理由で似たように少子化で似たように消えていくんだろうなww
アジアに生まれた以上運命か?ww
白人はアジアの女が好きだからねぇ。チョロいから。
日本人も昔は葬式に白い喪服を着てた
歴史的にみれば日本人が黒い喪服を着るようになったのは最近の事だよ
乃木希典の葬儀に西洋人達が黒い喪服で参列したのを日本人が真似し始めて今に至る
>>4
恋愛文化を取り入れた時点でこうなることは決まっていた。
※5
つーかあんだけ崇拝してるんだからなw
アジア女は生まれながらの奴隷。
花嫁誘拐が問題になる命の易い人権もない中国にしてはまともな部類だな
親が代理婚カツとは日本人と同じじゃないか!