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医療制度は国によってさまざまですが、世界第2位の国土を誇るカナダでは毎年、数万人が医療を求めて外国に行っています。シンクタンクの報告によると、2013年の一年間で医療を受けるために国外に出たカナダ人は約4万2,000人。
前年に比べてわずかに減ってはいるものの、それでも人口約3,500万人のうち0.1%以上の人々が医療のために母国を離れているのです。人口約1.3億人の日本で計算すると15万6,000人以上に相当します。
カナダは国民皆保険制度を採用しており、各州が発行するメディカルカードを保有していれば全員が同じレベルの医療を受けられるシステムで、医療費は自己負担がなく、すべて税財源で公的に負担されています。
つまり、メディカルカードを持っている人なら誰もが無料(タダ)で医療を受けられるのです。それならなぜ、わざわざ医療費を払う必要のある国外に出向くのか・・・?
その理由は病院や治療施設の数が少なかったり、適切な医療を受けられなかったり、早急に日常生活を取り戻す必要がある、良質な看護を求めている、などいろいろあるようです。ただ、中でも問題視されているのが専門医の診療を受けるまでの待機時間。
基本的にカナダで医療機関を利用する場合、まずはファミリードクターと呼ばれる家庭医に診てもらわなければなりません。ファミリードクターがいない場合はウォークインクリニックといって街中にある誰でも受診可能な簡易診療所を訪れます。
ファミリードクターあるいはウォークインクリニックの紹介がなければ専門医の受診はできません。整形外科や皮膚科、産婦人科などを受診したければ最初にファミリードクターを通し、紹介状をもらってから専門医にかかることになるため、実際に診療を受けるまで、2012年は平均で9.3週間、2013年は大半の人々が9.6週間も待たされているのです。
救急外来や手術も待機時間が長く、命に関わる症状の患者さんを優先し、緊急性がない患者さんは後回しになるので、緊急外来でも数時間から十数時間ほど待たされるのが普通。これに耐え切れない人たちが国外へと医療を求めて行くのです。
アメリカの保守党は自国と比較してカナダの医療制度を標準以下だと批判することがしばしばですが、アメリカ緑の党はカナダのシステムがオバマ大統領の医療保険改革法案よりも優れたシステムだと主張しました。実際に医療制度を利用する一般の人々はどう考えているのでしょうか。
主にアメリカの人々が自国の医療制度と比べてカナダのシステムは「さほどひどくない」と考えているようです。隣の芝生は青く見える、と言いますが、日本人で病気やケガをした際に、わざわざ外国で治療を受けようと考える人はほとんどいないでしょう。
地元に大きな病院がなくとも、最寄りの都市に行けば総合病院があり大学病院もあるはず。医療費が大きな負担になることもありますが、大病を患ったとしても専門医の診察を受けるのにカナダほど長く待つ必要はないはずです。
(参考)http://dailycaller.com/2014/01/16/report-tens-
of-thousands-fled-socialized-canadian-medicine-in-2013/
当サイトでも度々カナダの医療問題が記事になっているが、片目の視力を失った子が出るほど深刻だとは思わなかった。
医療費が無料なので、医者の人数が少ないのではないかと思う。無料はいいけど、そのせいで十分な医療が受けられないではやり方が間違っているのではないか。
へえ。
マイケル・ムーアの「シッコ」じゃアメリカからカナダへ国境を越えて医者へ行ってたから、全然マシだと思ってた。
結局、医療の健全運営の国ってどこよ?
0.1%だけじゃん。
>>結局、医療の健全運営の国ってどこよ?
日本
ドナルド キーンもアメリカの医療体制にうんざりして
日本帰化を決めたんだよねえ
エボラの診断に10週間
死んでしまいます><
しかもカナダは、中韓国系の移民が大量に入り込んでるからな。
1割負担でも年寄りの集会所化するんだから無料ならね・・
>ただ、美容整形手術とか性転換手術とか、そういうのを除いたら、
>だいぶ少なくなるけどね。
という意見もある様なので、アメリカやカナダの実態はよくは判らないが、
ネット時代を迎える以前、スウェーデンその他を、どこかの在日工作新聞社
の様に ”地上の楽園”として散々持ち上げてきた感情的な反日左翼フェミ
ニストのたまうことは当てにならない。まず初めに 「日本叩き」 「日本否定」
から入る為、判断がおかしくなり、怪しい情報(~最悪デマ)をタレ流してしまう。
「安物買いの銭失い」に成らぬ様、
医療に限らず、服、カメラ、自動車、住宅、結婚相手・・・等等、全ての物事
は 「総合的な性能・評価は?」・・・ここが最も重要な点だろう。
医療で言えば、
・一台 数十億円する高性能検査システム
・自宅からの距離(=病院数)
・医者の腕&接客態度
・看護婦の接客態度
・待機時間
・診察室での待ち時間
・医療費用
・・・等、総合(トータル)的に考えると、?
■「具合が悪くても…」 通院をためらってしまう理由 2011.07.05 up
山本グィスラソン由佳 居住都市:ヨーテボリ(スウェーデン)
>スウェーデンで急患として通院した場合、どうしても気になるのが
>待ち時間、受付後に看護師と話をし、所定の部屋で医師の到来を
>待つことになりますが、それまでに2時間以上も待たされることが
>多くあります。
>具合が悪いのだから(病名の判定までは時間がかかっても良いと
>しても)、一刻も早く苦痛を取り除いて欲しい!と叫びたくもなる
>ところです。
>これには、医師や看護師の数というより、何を優先させるかという、
>医療従事者の手際が一番重要であるように思います。
(画像 ― 病院の待合室 午前1:10)
>午後19時30分に病院に行き、診察、処置が終了するのは深夜の
>この時間、ということもありましたが、決して稀なケースではありま
>せん
>これなら、薬を飲んで家で寝ていたほうが、具合悪いのに外に
>出なくて済むし楽、と思うことが現実よくあるのですね…
>スウェーデンの病院のほとんどが公営、大部分が税金でまかな
>われているので自己負担額も安いのですが、具合悪くて病院に
>行くと、何時間も待たされることなどなく診察を受けられる日本の
>医療は、やっぱり優れているように思います。
>自己紹介:2011年にストックホルムに引っ越してきた三十路女です。
■また職安にいって来ました 2013-02-02
>スウェーデンでは教育も医療も無料という神話が日本では信じら
>れていますが、医療は無料ではないし、医療も教育も安かろう
>悪かろうとはこちらの学校に子供を通わせている友人の弁。
■請求書を見るのがコワい!スイスの医療費事情 2013.01.22
>15分ぐらい診察を受けて、血液検査を受けただけだったのに、後日
>来た請求書には「400スイスフラン」、約38,400円の数字が誇らしげ(?)
>に記されてあり、その場で卒倒しそうだったとか、似た恐怖体験談も
>たくさん聞いていたのでドキドキしていたのです。
>私が実際受けたのは、20分ほどの診察が2回のみ(どちらも薬の処方
>あり)だったのですが、実際届いた請求書は80スイスフラン(≒7,700円)
>の請求のみだったので、心からほっとしました――。
>それにしても日本だと国民保険で負担は3割で済むのですが、スイス
>では民間保険に加入するのが義務となっているものの、ほとんど負担
>してもらえません。星の数ほどの民間保険会社と商品がこの国に存在
>するため、一概に毎月の保険料がいくらとは言えないのですが、
>だいたい一人あたり毎月200~300スイスフランほど(≒19,000~29,000
>円)払っている家庭が多いのではないでしょうか。
>ところがこの程度の月額保険料ですと、医療にかかった時負担してもら
>えるのは年間2500スイスフラン (約24万円)を超過する分のみ。もっと
>負担してもらえるプランももちろんありますが、その代わり当然ながら
>月々の保険料がぐーんとアップします……。
>救急車も基本的には有料のため、私の知人で救急車を呼んで数万円
>請求されたという人も何人かいて、気軽に急病にすらなれない!とその
>話を聞いた時はショックでした。
>スイスの人々が常に健康に気を使い、長生きする国民なのはこういった
>医療費事情によるところも大きいのかもしれませんね。