日本の魅力を発掘するだけでなく、他国の環境・法律・文化などを見て、いかに日本が素敵な国かを見直すサイトになります。
日本でも薬物問題がよく報道されているが、大麻をはじめとしたドラッグはアンダーグラウンドな物として存在して、外国だと印象がちょっと違う。
というのも、どこの国でも意外と日常にとけ込んでいて日本の環境とはまるで違う。特に昔から合法的に薬物が販売されているオランダの様子をみると、びっくりするような頃が沢山ある。
現在オランダは大麻規制が行われ始めているが、それでもなお驚いてしまうオランダの大麻を取り巻く環境を、隣国ドイツのニュースサイトからオランダの大麻規制に関する記事をもとに紹介したいと思う。
大麻が合法的に販売されている事で知られているオランダ。国の事は知らなくてもこの話を知っている方は少なくないと思う。
首都アムステルダムでは、大麻販売店(オランダではカフェーショップと呼ばれている)が町に並び、多くの人が日中にひなたぼっこをしながら大麻を吸ったり、店の中で一服する光景で溢れている。
オランダでは覚せい剤等の依存性が高い薬物を指すハードドラッグが、国内に蔓延した過去があり、政府の取り組みで大麻等の依存性が低いソフトドラッグの販売を合法化し、ハードドラッグ常用者数を減らそうとした背景がある。
しかしこの数年でオランダでは公衆衛生や教育の観点から、合法であったソフトドラッグ販売への規制が強くなった。
例えば学校の近くに販売店が普通に営業していたり、海外から大麻を求めて集団で観光ツアーしにきたりと、教育に悪影響な事がいっぱいだ。
アムステルダムの中心には70を超える大麻販売店が学校の近くで普通に営業していた。学生への影響を懸念し、規制後は半数が閉店を余儀なくされた。
学校から半径250m以内にある店舗が対象で、中には18時以降から営業する事が認められたお店もあるが、2016年までにはそういったお店も閉店していくそうだ。
その反動で、これから非合法な路上販売が流行るだろうと考えているディーラーも多く、狭い路地で大麻以外にもコカインやエクスタシーなどの取引をする姿を見かけるようになった。
町の風紀にダイレクトに規制の反動が現れ始めてきているのだ。
さらには学校にも直接的にその余波が及んでおり、特に私立学校ではドラッグ販売で力をもった関係者が大金をちらつかせ、学校に移転をそそのかすといった事例もある。
オランダのドラッグ規制の政策が行われてもなお大麻はいまだ一番の名物として販売され、アムステルダムの中心地では年間およそ100万ユーロ(日本円でなんと約1億4000万円!)の売り上げを誇っているのだ。
こうして規制後の様子を見て、日本とは比べ物にならない程、オランダでは日常に大麻が深く浸透している事が分かり驚いた。
生活の中に深くとけ込んでいる分、オランダ国内で日本の様なドラッグが身の回りに無い状態にするには、気の遠くなるような長い長い時間が必要だ。
特にアムステルダム内の大麻の年間売上げの規模が大きい分、経済的な依存から、なかなか抜け出す事は簡単じゃないだろうし、治安悪化をはじめとした解決が難しい課題が多いために、日本のような大麻の完全禁止をオランダに望むのは現実的に無理では?とすら思った。
ちなみに日本で言う2ちゃんねるやまとめサイトみたいな、記事を投稿し合うサイトで、オランダで大麻の規制について検索してみると、感覚の違いの大きさを知る事が出来る。
と言った、「ビールやタバコはOKなのに大麻は何故ダメなの?」という書き込みが多いのに驚いた。
普通日本ではこんな考え出て来ないし、この辺りの感覚が大麻への認識の大きな違いなんだろう。
まぁ日本でも毎年、薬物犯罪の少なからず報道されているけど、オランダでは大麻販売店を規制するついこの間まで、子供の通う学校のそばまで店が平然とあった話を聞くと、子供を育てたりする事を考えて、いかに日本が安全かしみじみ実感した。
言い換えればスタバやマックの頻度で街に販売店が並んでるようなものだろうから(ちょっと言過ぎかも?)、子供の手の届かないところに大麻があるのが一番!
日本の日常は偉大です。
余談ですが、オランダに限らず、ヨーロッパでは大麻合法化への風潮が高まってるそう。次回お話できたらレポートしたいと思います。
(参考)http://www.spiegel.de/karriere/ausland/coffeeshops-in-amsterdam-droht-die-schliessung-wegen-anti-drogen-gesetz-a-958182.html
日本でも最近は脱法ドラッグを使用して死んでしまったり、自動車事故を起こす事件が増えてきた。
オランダでは大麻絡みの事件がどれだけ発生しているのか知りたいが、必需品ではないのでできれば全部なくなったほうがいい!
脱法ハーブなどでいっぱい人は死んでるが、大麻が原因で死んだ人はいない。この長い歴史でいったい何人の人間が吸ってるか、数えきれないが、大麻で死ぬ事はほとんど99.9%不可能なのです。そして、なくなった方がいいと思うならタバコや酒の方を先に無くすべきです。
大麻で死ぬ為には一吸いで680キロ以上の大麻を吸わなければなりません。
それは当然一吸いで人間の肺に入る量ではないですし、10グラムも一気に吸えば気絶するからです。金額的にも数百万円はかかる量ですし、そもそもそれだけの量を一気に火をつける装置など存在しません。
酒やタバコにはアルコール中毒やニコチン中毒といった中毒性があり、タバコをやめたくてもやめれない人を知り合いにも沢山います。そしてアルコールには急性アルコールで亡くなる大学生の一気飲みも数多くりますね。
大麻にはそれがありません。健康面で考えても大麻の方がいいのです。
では、なぜ日本で違法なのでしょう。それは第二次大戦後にアメリカの憲法を押し付けられたからです。つまりそれまでは大麻も合法だったという事です。
ではアメリカはなぜ違法なのかと言うと、大麻からは麻が取れます。
麻は成長も早く、服にすれば生地もしっかりしていてとても経済性のいいものなので、違法にし国が管理する事で国益にしたわけです。
だからアメリカもハイになるからとかドラッグとかいった考えで違法にしたわけではないのです。
そして近年、大麻が人体の健康面に対してとても有効でありという事が研究でわかり、アメリカはだんだん合法の州が増えてきてますよね。
しかし日本が違法の原因になったアメリカぎ合法の動きになっているのに、日本では体に悪い、ハードドラッグといった間違った情報だけが残り合法に向けて動く事自体、頭おかしい奴と思われてしまいます。管理人もなくなればいいという事は間違った情報に踊らされてる一人かもしれませんね。