当サイトについて

日本の魅力を発掘するだけでなく、他国の環境・法律・文化などを見て、いかに日本が素敵な国かを見直すサイトになります。

日曜に洗濯したら通報!何もできないドイツの休日とは

このエントリーをはてなブックマークに追加
2014/05/28

german
ドイツのアパートに暮らすには、実は沢山の厳密なルールを守らなければなりません。

以下は、ドイツ語テキストに掲載されていたHausregel(アパート生活ルール)の1例です。テキストに載せるために作られたものかもしれませんが、実に典型的なものがリストアップされています。

1.窓際で鳥にエサを与えてもよい。ただしフンをたくさんするので鳩はダメ。

2.外壁や窓に政治的なものを吊るしてはいけません。

3.13時~15時と22時~7時に騒音をたてないこと。子供は静かに遊ぶこと。

4.部屋の中での楽器演奏は一日90分とする。ただし近所迷惑にならないようにすること。

5.友人(恋人)と同居する場合、そのことを家主に伝える必要はない。家主はこれを禁止できない。

6.許可なく部屋を事務所やお店にしてはいけません。

7.賃貸契約書にペット禁止と記載がなければ、ペットOK。ただし家主に確認すること。

8.ベランダでバーベキューをしてもよい。ただし近所迷惑にならないようにすること。

9.許可なく屋根や煙突にアンテナを取り付けてはいけません。事前に家主に確認すること。

10.夜、部屋や庭でパーティをしてもよい。ただし事前にご近所に伝えておくこと。

5、7でペットや恋人の扱いには甘いのもドイツらしいですが、注目は騒音に関する3、4、10番。

特にドイツに独特なのが、3番に記載されているRuhezeit(静にするべき時間帯)のルールです。

夜の22時から朝の7時まで騒音をたててはいけないのは、明文化されていなくても日本のアパート、マンションでも同様でしょう。

夜10時以降に入浴すると通報

ただし、ドイツではその騒音の中に「シャワー・入浴」まで含まれているのです。日本よりもぐっと冷え込むドイツの冬に、やっと家に帰り着いて雪で冷えた体を温めたくとも、22時を過ぎていたら泣く泣く諦めざるを得ません。

騒音のことでドイツの人は気軽に警察に電話をしますから、夜に入浴しただけで警察を呼ばれてしまうことになり兼ねません。

10番にあるように、パーティをする場合は、前もってご近所にお伺いを立てなければなりません。そしてたとえ住人の同意を取っていても、音をたてて良いのはやはり22時まで。それ以降は音楽などは御法度です。

そしてなによりも厄介なのが、昼間のRuhezeitです。なんと毎日!昼食後の1時から3時が、静にすべき時間に規定されているのです。これをMittagsuhe(日中の静寂時間帯)と言います。

ドイツのRuhezeitの時間帯には、シャワーや入浴だけでなく掃除機や洗濯機を動かすこと、家具を組み立てること、楽器を弾くこと、大きな音で音楽を聴くことなどが禁止されています。

法律で決まっていた時代もあったようですが、今は法律ではなく、地域ごとやアパートごとのルールとして受け止められていることが一般的です。

ドイツのアパートは、内部の改装を繰り返してモダンな様式になって入るものの、築100年を越えるものがざらにありますので、防音は日本のマンションに比べてあまり良くありません。そのせいで今も残っている風習なのかも知れません。

日曜・祝日は教会か森に行くしかない

また、このテキスト・ブックの例文には含まれていませんが、日曜、祝日は全日がRuhezeit扱いです。

そうなると、日曜日に溜まった家事を片付けようにも洗濯も掃除も出来ず、かといって楽器を弾くことも出来ず、またこちらは厳密に法律で決められているのですが、ドイツでは日曜日は全ての店が閉店ですから、もう出来ることと言えば、教会にでも行くか、ドイツ人の大好きな「森に散歩」にでも出かける以外に時間の過ごし様がありません。

芝刈り機を動かしたり、道路工事をするなら話はべつだけど、今時の掃除機なんてそんなにうるさくないのにね。でも、このルールを守らないと、最後には罰金を払うはめになるのさ。
ここベルリンじゃあ、みんなそれほど神経質にはなってないよ。けど、この1時から3時の時間帯に、ガラスのボトル類を捨てるのは止めた方がいいね。あれは、さすがにみんな気にしてるみたいだよ。
ベルリンだけは、やっぱり特別なんだよ。僕のところはこのルールがあるよ。ああ、ルールを無視して、日曜日に芝を刈りたいもんだよ。
だいたい、1日の決まった時間帯にやっちゃいけないことがあるなん、て馬鹿げてるし悲劇的だよ。
ベルギーに住んでるんだけど、ドイツから引っ越して来たカップルが、「昼間の時間は静にしろ!」って文句を言って来てさ。なんなんだあれ?
ドイツ人として、謝るよ。スマン!
ドイツの日曜日は、(法律で店を開けてはいけないため)買い物もできないもんなあ。何してろって言うんだ?
近くにロシア系のディスコがあるんだが、いつもこのルールを破ってて、最後には罰金を払うはめになったって聞いたよ。
俺の住んでるところも、このルールがあるよ。自治体レベルでだぜ。俺の感じだと、だいたいこのルールのあるところがドイツ全体の5割なんじゃないのかな。特に保守的な地域に多いよ。
私の夫がドイツ人。私達今はドイツに住んでないんだけど、「そろそろドイツに引っ越す?」って話が出るたびに、夫自体が「あのルールがあるから嫌だ!」って言うわ。

あんなルールを喜んで守ってるのは、まあ年配のドイツ人だけね。

ドイツで日曜日に洗濯物なんか干してみな。近所中からひどい顔をされるぜ。
Mittagruheなんてルールは、都市伝説さ。もう何年も前に無くなったよ。今でもこのルールを残してるのは、ほんの一部の湯治場とか療養所とかだけさ。そんなの例外だよ。
なんだか宗教関係の「昼寝のための時間」とか言うんだろ?60年代のものなんじゃないの?
ドイツ人だけど、日曜日に一日中静にしてなきゃならないなんて、初めて聞いたよ。一部のお年寄りと、一部の都市だけなんじゃないの?
ああ、もう隣人が日曜日にドリルの音を響かせてくれてホッとしたよ。やっと、普通の人に囲まれて暮らしてる気分になれたよ。
楽器の演奏も、1日当たり2時間まではOKとか、場所によっては1時間までだとか45分までだとか、いろいろ細かいらしいよ。
日曜日に、すっごい低音のオナラはOKかい?
昼間のその時間帯は、年寄りが昼寝をするための時間だよ。法律ではもはや有効じゃないと聞いたけど、近所ともめ事を起こしたくないなら、気をつけるべきだね。

夜も22時まで音出し大丈夫なところと、20時までのところがあるから注意して!

うちの地方じゃ、その時間帯に通りで洗車するのもダメだよ!
普通は「引っ越して来たばかりなので」と言えば見逃してくれるのが人情だよ。でも、ここはドイツだ。一人くらいは絶対に許さないのがいるんだよな…。

「ルールはルールだ。」とか「全員がルールに従うべきなんだ。」とか言ってね…。

「郷にはいれば郷に従え」でしょうか。周囲のドイツ人の、その時間帯の過ごし方を観察して、そこではどの程度の音出しまでが許されているのか徐々に見極めながら生活して行くのが安全ですね。

(参考)http://www.toytowngermany.com/lofi/index.php/t262243.html
http://www.toytowngermany.com/lofi/index.php/t241544.html

生活ルールを見たときは特に違和感はなかったけど、静かにする時間に関する説明を読んで驚いた。

シャワーまで騒音扱いになるなんてちょっと厳しすぎて、生活しづらい。

今日の人気記事

このエントリーをはてなブックマークに追加
コメント一覧

コメントをする



Copyright © 2014 黄金の国ジパング All Rights Reserved.