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法を犯した外国人は、強制送還すべきか?ドイツの掲示板で問題提起

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2014/11/15

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2011年統計調査(Zensus 2011)によれば、ドイツではその人口の約19%が「移民の背景をもつ人々」だといいます。「移民の背景をもつ人々」とは、1949年以降にドイツに移住してきた外国人とその子・孫のこと。その内訳は、次のようになっています。

移民第1世代 – 36%
移民第2、3世代 – 11%
在外ドイツ人で92年以降ドイツに戻った者 – 12%
既に帰化してドイツ人になった元移民 – 20%
片親がドイツ人、片親が移民の子ども – 21%

もともとのドイツ人の人口が減少している一方で、こうした移民の背景を持つ人々がドイツの総人口に占める割合は、年を追うごとに増えています(2005年18.3%、2007年18.7%、2011年18.9%)。

移民に頼らざるを得なかった時代

そもそもは1950年代の戦後好景気にともなう労働者不足から、主にトルコから外国人出稼ぎ労働者を招き入れたのがきっかけでした。この出稼ぎ労働者の募集は、73年のオイルショックの時代まで続きます。

当初は一時的な「ゲストワーカー」として迎えられた彼らでしたが、ドイツに留まり、多くは国外から家族を呼び寄せ、出生数も多かったため、その数はどんどん増えていきました。

くわえて、同時期に勃発したユーゴスラビア紛争の影響で大量の難民がドイツに移住するようになり、さらに2007年にはブルガリアやルーマニアが欧州連合(EU)の加盟国となり、EU内での「移動の自由」を得た結果、貧しいブルガリア人やルーマニア人が職を求めてドイツに移り住むようになりました。

その後の世界的な経済危機でヨーロッパ全体が不況に陥ると、比較的景気のよかったドイツを目指し、スペイン、ギリシア、ポーランドといった欧州内の隣国からさらに多くの貧しい人々が押し寄せるようになりました。

そして現在のドイツでは、清掃業、レストラン業、介護や看護、工事現場などの肉体労働は、こうした外国人労働者たちの仕事と見なされ、彼らなしにそれらの産業は回っていかない程になっています。

移民受け入れの弊害

こうした一部の産業では外国人の労働力にすっかり依存しているドイツですが、その一方で、移民の中にはドイツ社会に順応できるだけの教育を受けていない人々も多いことも事実です。

そして彼らの犯罪率は高く、さらにこうした人々への生活保護、失業手当、児童手当などで国や自治体の負担が増大したこともあり(2008年、移民を背景に持つ人々の学校中退率はドイツ人に比べて約8倍、失業率は約2倍というショッキングな調査結果が発表されました)、ドイツは今、非常にアンビバレントな状態に陥っているといえます。

そんなドイツの有名掲示板で、次のような質問があがりました。

「法を犯した外国人は、強制送還すべきか?」

寄せられたコメントは…

イエス。重い犯罪をした場合は、当事者だけでなく家族全員強制送還すべき。そこまでやれば、平然と法を犯すようなやつも減るだろう。
ドイツの常識からはずれた特殊な犯罪については、ぜひそうしてほしい。たとえば婚前交渉した女性を親や兄弟が殺す「名誉殺人」のような特殊な外国文化がまかり通るのは、男女平等の国ドイツにふさわしくない。

また、特殊な宗教的背景でのみ正当化されるような犯罪行為も、ドイツでは断じて許すべきではない。ドイツの法と常識に適応しようとせずその種の犯罪をするような人間は、ドイツの税金で刑務所においてやるべきではない。

外国人とひとくくりにするのは危険だ。この国では少なくとも700万人の外国人が、ちゃんと法に従って普通に生きていることを忘れちゃいけない。とはいえ、本当に犯罪をした外国人の強制送還には賛成だ。ただし法治国家としてふさわしい形で送還してほしい。
ノー。まずは、法にのっとった「戒告」を出して様子を見るべきだ。
ノー。強制送還という名目で、奴らにドイツの税金をつかって快適な空の旅をプレゼントしてやるのか?冗談じゃない!すぐに重しをつけて海にでも沈めてやればいいんだ。外国人だけじゃなくてドイツ人にもそうすれば、この国からやがて犯罪が消えるだろう。え、海が汚れるって?そうなったらまた解決法を探せばいいさ。
私自身外国人だけど、それでも、外国人犯罪者の強制送還には賛成です。
正しく行動できないよそ者は、やっぱり出て行ってほしい。自業自得。
更正の余地があるならチャンスを与えてもいいと思うが、殺人や強姦、それから生活保護をだまし取っているような外国人には、やはり強制送還が妥当だろう。
ノー。反対の理由をいくつか挙げると…
1) スピード違反とか駐車違反とかそんな小さな違反で、外国人を本当に強制送還まで追い込んでいいのか?

2) たとえばドイツで、パレスチナ人がイスラエル人を殺したとする。このパレスチナ人を彼の国に強制送還したところで、彼はそこで裁かれるどころか祖国のヒーローとして祭り上げられる。それでも正義にもとづくといえるか?

3) 逆に、ドイツではそこまで大きな犯罪と見なされていなくても、祖国の法では即死刑になる場合もある。この場合、強制送還なんてしたら、ドイツが間接的に「死刑執行」するのと同じじゃないか(ドイツでは人権保護の観点から死刑禁止)。

イエス。躊躇せず即そうするべきだ!
強制送還されるとなれば、ほとんどの外国人が法を犯すことに対してもっと慎重になり、警察につかまるようなことや、喧嘩沙汰を起こすようなことを避けるだろうね。
ノー。犯罪者にはドイツで刑を下すべきだ。だって国家によっては、法も人権もなく、送還された人間を問答無用で射殺してしまうようなところもあるんだ。
可笑しいね。考えてみろよ、フランスの犯罪者をフランスに強制送還したところで、5分後には、いとも簡単にまた国境を越えてドイツに入ってくるさ。
強制送還と言ったって、ドイツで刑を下した後か前かでまったく意味が違ってくるだろう。刑を下す前に送還するのは間違ってる。だって、たとえば名誉殺人とか信仰に基づく大量虐殺のように、国によっては「犯罪」とは見なされず裁かれないで済んでしまう重大犯罪もあるじゃないか。
外国人犯罪者とドイツ人犯罪者、どちらも国外追放してほしい。
ドイツ人犯罪者だって追放してほしいくらいだ。アメリカに送ろうぜ。ドイツで禁固1年にしかならない犯罪でも、あそこじゃ30年だしな。
法を犯した回数によって、そうすればいいんじゃないかしら、更正の余地があるかないかを見て。
ちょっとみんな、自分が外国に滞在しているとき、ほんの小さな違反くらいで強制送還されたら、って想像してみてよ!
すぐに強制送還なんて反対。まずはドイツで教育を与えて更正させるべき。彼らの教育のために、ドイツはもっとお金をだすべきだわ。教育を受けてこなかったことが、彼らの違反のそもそもの原因なんだから。

政府が「年間20万人の外国人労働者の受け入れ」を検討をし始めている日本にとっても、真面目に考えなければならない、切実な問題といえそうです。

(参考)https://de.answers.yahoo.com/
question/index?qid=20140508031316AAGogq3

日本の将来を見ているような内容だった。ドイツは国続きなので、移民を受け入れやすく、早い時期からこのような現象が起こったが、グローバル化して少子化が進む日本も今回のドイツの国事情が他人ごとに思えなくなる。

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コメント一覧
  1. 日本の名無しさん
    2014年11月30日 11:05 PM

    犯罪者の強制送還に反対する人がいるのに驚いた。
    費用負担は犯罪者の私的財産の没収で、そこそこ賄えるのでは。
    他国への滞在は許可された上のものであって権利ではないので、好ましからざる外国人にはお引き取り頂くのは当然。

  2. 日本の名無しさん
    2014年12月1日 1:58 AM

    強制送還しても自国民を受け入れない韓国政府w

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