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【画像あり】毒々しい!?絶対に食べたくない青や赤のハチミツ

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2016/01/24

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あなたはM&M’Sチョコレートがお好きですか?赤、黄、青、緑などポップな色彩でみんなに人気のこのチョコレートですが、このチョコレートが好きなのはどうやら私たち人間だけではないようです。

2012年にフランスのある地方で採れたミステリアスな色のハチミツと色とりどりのM&M’Sチョコレートの間には実は密接な関係があったのです。

ミステリアスな色のハチミツ

2012年の秋、ドイツと国境を接するフランス最東部の地方、アルザス地方のリボヴィレという町でその事件は起こりました。

その年、いつものようにハチミツを収穫しようとした養蜂家はハチたちの巣箱の様子がいつもと違うことに気がつきました。なんと、開けてみた巣箱がどれもとてもカラフルな状態だったのです。

しかも驚いたことに、このような状態になっていたのはこの養蜂家の巣箱だけではなく、周辺の20あまりの養蜂場でも同様の現象が起こっていたのです。

ハチミツといえば通常黄色っぽいもの。このミステリアスな色のハチミツは不思議な現象として世間を賑わせました。どうしてこんなことになってしまったのでしょうか?

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ミツバチはM&M’Sがお好き?

2013年のはじめ、いよいよこのミステリーの謎を解くための調査がはじまりました。その結果、M&M’Sチョコレートで有名なMars社が排出した産業廃棄物がこのハチミツの色の原因であることが分かりました。

中小企業のAgrivalor社がMars社の産業廃棄物を引き取り、バイオ燃料の一種であるバイオガスを生産していたのですが、その過程でMars社の産業廃棄物は野外に貯蔵されていました。

このハチミツの採れた2012年のフランスは天候不順が続き、ミツバチたちに必要な花が十分に育たなかった年でした。

通常は花蜜を集めてまわるミツバチですが、干ばつや花の不足などで花蜜が十分に集められない場合、いつもの決まりを変えて、入手可能な糖分で代用するという習性があります。

こうしてミツバチたちはいつもの花畑から4kmほど離れたAgrivalor社の工場で保管されていたMars社の甘い匂いの産業廃棄物に誘われて飛んできて、花蜜の代わりにその糖分を採取しはじめてしまったのです。

このような結果からM&M’Sのような色合いのハチミツができあがったというわけなのです。

せっかく採れた蜂蜜だけど

事態を知ったAgrivalor社はミツバチが侵入できなくするために、すぐに該当する産業廃棄物を室内の施設へと移しました。こうしてお気に入りのデザートを取り上げられたミツバチは仕方なくいつもの花畑へと戻っていきました。

しかしながら、いつもと違うものを食べた嬢王蜂の産卵が正常に行われるか、また着色料の色が着いてしまった蜂の巣は大丈夫なのかなど、今後のハチたちの健康状態と巣の状態が心配されています。

そして、採取してみたものの、売り物にならないハチミツに養蜂家たちはみな頭を抱えました。その量は1000トンにもなったそうで、養蜂家たちにとっては死活問題でした。

このM&M’Sの産業廃棄物が起因となった色付きハチミツの問題について、Le Monde誌がM&M’Sの製造元のMars社にコメントを求めたのですがMars側からの回答はありませんでした。

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それではここで、不思議な色合いで注目を集めたこの色付きハチミツの事件についてフランス人の意見を聞いてみましょう。

ミツバチはとんだ被害者だね。
なかなかきれいな色じゃないか。もしかしたら売れるかもしれないよ?
今回は着色料のおかげで目に見えるかたちでハチミツに化学物質が混入したことを確認できたけど、そうでない場合もありうるわよね。私たちが食べている食物を通じて知らないうちに望まない化学物質が私たちの体の中に入っているかもしれないと思うとゾッとするわ。
知らなかったよ。この問題を批判するのは簡単だけど、解決するのは難しそうだね。
面白がっている人もいるけど、面白がっている場合じゃないと思うわ。これは大事件よ。これまで人間が地球にしてきたことが及ぼす結果を知るべき時が来たのよ。
驚くべき事件だ。そして悲しい事件だ。
このような事件はリボヴィレ以外でも起こりうるだろうね。
どんな味なのか、興味があるな。僕はこのM&M’Sのハチミツを食べてみたいよ!
やだ、私はあんな色のハチミツ絶対に食べたくないわ!
あら、きれいな色の蜂の巣ね。ミツバチは芸術家ね!
Mars社がノーコメントなのは、おそらく自社の商品に公害のイメージが付くのを恐れているからだろうね。
色が着いているだけで、体に害があるってわけでもないんだし、別にいいんじゃないかな?
なんだと?まったくけしからん話だ!
Mars社はこの売れなくなったハチミツをすべて買い取るべきだと思うわ。
もし今後、ミツバチの生態系が壊れてしまったりしたら、この着色料のせいだよね。今後ミツバチを注意深く見守らないとね。
うえー、何これ!おいしくなさそう‼
もし無料だったとしても食べたくないわ。
シャンパンの作り方の発想が生まれた時みたいに偶然のできごとから何かすごいものが発見される場合だったあるんだし、こういうのも結構ありなんじゃない?M&M’Sの新商品として売り出してみれば?
ジョークじゃすまされない話だよ、まったく!
ミツバチたちがかわいそうよ。
企業のイメージなんてどうでもいいからMars社は養蜂家たちにちゃんと謝罪するべきだと思うわ。
めっちゃいいね!ハリボーやスマーティーズのハチミツも出てこないかな?
産業廃棄物の再利用でエコロジーになるバイオガスのはずなのに、逆に自然を壊しちゃうなんて皮肉な話だね。

思いがけない形で実現したM&M’Sとハチミツのコラボレーションに一部の人は興味を示しているようですが、大多数の人は批判的な意見のようです。私たち日本人としてもこんなハチミツはちょっと口にしたくないというのが本音ではないでしょうか。

すべてのミツバチにセンサーを付けてコントロールするわけにもいきませんし、これからもおいしいハチミツを作ってもらうためにもやはり人間がしっかりとミツバチにとって最適な自然環境を整えるしかなさそうですね。

日本ではいつまでもナチュラルな色のおいしいハチミツは食卓にのぼるように祈るばかりです。

(参考)http://www.nationalgeographic.fr/7449-faute-de-fleurs-a-butiner-les-
abeilles-sinteressent-au-sucre-des-poubelles-alsaciennes/
http://www.lemonde.fr/planete/article/2012/10/03/en-alsace-une-colonie-d-
abeilles-produit-un-mysterieux-miel-bleu_1769281_3244.html
http://www.lexpress.fr/styles/saveurs/le-miel-bleu-m-m-s-des-abeilles-de-
ribeauville_1170237.html
http://www.lepoint.fr/societe/le-mysterieux-miel-bleu-de-ribeauville-08-10-
2012-1514628_23.php

気持ち悪い!ほんのりレベルじゃなくて、こんなに濃い色が出るなんてびっくりした。M&Msはおいしいけど、このハチミツは食べたくない。

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コメント一覧
  1. 日本の名無しさん
    2016年1月24日 10:40 PM

    ラ・アーグでは1京ベクレル以上の汚染水垂れ流しだし?
    フランス人は全員がベクレ脳でフクシマガー!だし?www
    いいんじゃない?輸出しなかったら。

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